自己紹介
私はこれまで、長きにわたってウイグルの文化と現状を日本社会に伝えてまいりました。最初に実名で顔を出し、日本の皆さんに訴え始めたのは2008年のことです。それまでウイグル人で訴える人はほとんどいなかったので、これは私なりの使命だと思って頑張ってきました。それから16年間、ウイグルの文化、歴史、現状を日本社会に伝えるために活動を続けています。
このプロジェクトで実現したいこと
ウイグル料理をみなさんに提供することによって、今、中国国内では消されようとしているウイグルの文化や伝統を、食を通じて日本の皆さんに伝えることが私の願いです。料理だけではなく、お店で様々な講演会、シンポジウム、ウイグル音楽のライブ演奏、ウイグル料理教室などのイベントも開催してまいります。私たちウイグル人は数千年の文化と歴史を持っています。それをここ日本で伝え、広めていくことが私の願いです。
商品・お店が作られた背景、実績
商品・お店が作られた背景、実績
2017年7月から東京山手線巣鴨駅近くでウイグル料理店をオープンしました。とても好評で、初めてウイグル料理を食べた日本の方々から、日本人の口に合うとてもおいしい料理ですと言うお褒めの言葉をたくさんいただきました。しかし、店を始めてから約2年半後、コロナウイルスが発生、残念ながらお店の経営が難しくなりました。それでもその後半年ほど頑張って経営してきましたが、やはり時間制限と、外食をするお客さんが少なくなったことから、残念ながら2020年7月閉店することになりました。
今、世の中も落ち着いてきましたし、もう一度、皆様においしいウイグル料理を食べていただきたい、そして料理店を単なる食事処だけではなく、文化交流の拠点にもして、ウイグル文化と日本文化の交流に役立てるために、再びお店を開きたいと決意しました
私たちの商品・お店のこだわり
ウイグル料理は、新疆ウイグル自治区(東トルキスタン)を中心に生活するウイグル人の民族料理である。
ウイグルの食文化は、オアシスの農耕と牧畜、およびテュルク(トルコ)系民族の歴史が基盤になっている。特に、地理的にも隣接するウズベク人やカザフ人と共通した料理が多い。また、食材、調味料、調理法などに、ウイグル料理は清真料理(ムスリムの料理)であり、必ずハラールの食材を用いる。
ウイグル人の喫食は、一度にまとまった量を食べる「食事」のタマクと、紅茶を中心にナンや果物、ナッツなどを軽く食べる「喫茶」のチャイ に大別される。主食は小麦と米で、トウモロコシなども補助的に食べる。肉類は羊肉が主に食され、牛肉や鶏肉もよく用いられる。地方によって鹿肉も食用にされる。野菜も豊富に用いる。 トマト、ニンジン、タマネギ、大根、ナス、カッコウアザミなどがよく使われる。香辛料としては、トウガラシ、クミンが多用され、ショウガ、花椒フェンネル、カルダモンなども用いる。同じテュルク系民族であるトルコのトルコ料理と比べると、味付けや調理法に類似点はあるが、トルコ料理のように魚介類を多用せず、トルコよりも限られた種類の野菜や果物を工夫して用いるなどの相違点もある。
ウイグル人は、独自の経験的知識の積み重ねなどから得たウイグル医学という体系を持っており、これに基づいて、健康維持のための一種の薬膳料理の体系を持っている。生薬を茶に加えて飲む、イチジクなどのジャムや各種のナッツを炒って作る粉状の食品を積極的に摂取して、栄養の偏りがないようにし、ヨーグルトや季節の果物をよく食べることで、長寿を得ている。
なお、テュルク系のムスリムであるウイグルには酒の文化もあり、ザクロなどの果物を原材料とした酒類も醸造する。しかし、イスラム教のコーランで飲酒を禁じているため、禁酒するウイグル人も少なくない、飲酒にも節度が求められる。
メニュー
主な料理
小麦料理
ラグマン - まぜ麺。塩を加えた生地を両手でひき伸ばして作ったうどんの様な麺を釜ゆでし、トマト、タマネギなどの野菜と肉を炒めた具を作り、食べる時にあえる料理。食後に麺のゆで汁を飲む習慣がある。
コルマチョップ- 焼きうどんの一種。手打ち麺を好みの長さにして調理する。
スイカシ- 肉野菜のスープに、太い麺状に伸ばした生地を指で小片状にちぎって入れるすいとん。宴会の後の夜食などにも調理される。
チョチュレ- 肉とタマネギやアルファルファなどの野菜で作った具を生地で小さく包んだものを、スープに入れたワンタンのような料理。手間のかかる料理であり、客人のおもてなし用にも調理される。
マンタ- 肉・野菜などで作った具を生地で包み、蒸し上げた料理。生地を発酵させたものをボラク・マンタ、無発酵の生地を用いたものをペティル・マンタと呼ぶ。肉まんのゴシ・マンタ、ポロを包んだアシ・マンタ、カボチャを用いたカワ・マンタなどの種類がある。
サムサ - 煉瓦の釜で焼く羊肉の饅頭。インドのサモサより、むしろ台湾の「胡椒餅」に似る。
ゴシナン- フライパンで焼く、羊ミンチ肉を挟み込んだ平たい円盤状のミートパイ。
ナン - 焼いて作るパンの総称であるが、生地を円盤状にのばし、ゲズネと呼ばれる板を使ってトヌルと呼ばれるかまどの内側に貼り付けて焼くものが主流。大きなものはカクチャ、小さなものはトカチと呼ばれる。模様を押し入れたものはアク・ナンと呼ばれる。家庭の食卓の上に常時保管され、基本的に茶やスープと共に食べる。硬くなりやすいため、割ってからこれらに漬けて食べることも多い。
米料理
ポロ- ピラフの一種 鍋で羊肉の塊と羊の脂肪、千切りのニンジン、タマネギを炒め、米と水を加えて煮たあと、鍋を布巾で包んで蒸らして作る。肉は途中で取り出し、米が煮えて蒸らす前に、干し葡萄と共に飯の上に乗せておく。食べる時にプレーンヨーグルトをかけることもある。日常食される他に、どんな儀式、イベントでも必ず調理される。
肉料理
カワープ- ウイグル式焼肉の総称。代表的なジク・カワープの略称としても使われる。
ジク・カワープ- 串焼肉。主に羊肉を使うが、各種の鳥肉の例もある。肉はタマネギや香辛料、時には卵黄も入れた汁に漬け込んでから焼く。また、串焼きの間にも直接塩、クミン、トウガラシなどの香辛料をふりかけ、調味する。串としてギョリュウ属の植物タマリクス・ラモシッシマの枝を使ったものが珍重されるが、多くは金属に置き換わっている。クチャ県にはメートルサイズの大串のものもある。
トヌル・カワープ- かまど焼肉。肉の塊に卵黄入りのたれを塗り、ナン焼きかまどを使って焼く。中でも2歳の子羊の丸焼きは、祭事や観光客向けの料理として珍重されている。
ショルパ - 羊肉のスープ。
レゲンコルマ(ダーパンジー)- 鶏肉とジャガイモ、ピーマン、トマトなどの野菜を炒めた後、トウガラシなどの香辛料で煮た料理。残り汁はゆでた平打ち麺にあえて食べることもある。
各種類のサラダ
スケジュール
11月 クラウドファンディング終了
12月 物件の契約完了
令和7年1月 新しい店の営業許可を取得する
令和7年2月 新店舗オープン
令和7年3月 リターン発送
資金の使い道
・事業継続の固定費(従業員の賃金と店舗家賃)及び運転資金
・CAMPFIREクラウドファンディングの決済手数料の支払い及びリターン品の送料
最後に
皆様のお力を借りて日本でウイグル料理の魅力を広めてウイグル の文化を守りたい気持ちで一心です、
どうか宜しくお願い致します。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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