おばんです!
今回は展示のレポートをお届けします。
大蛇堂の故郷・宮城県白石市で開催した『宮城の妖怪展2024in壽丸屋敷』無事終了しました!
四日間のみの開催だったにもかかわらず、のべ620人ものお客様にご来場いただきました。
ありがとうございました!!
↑会場・壽丸屋敷の廊下にて
壽丸屋敷は明治時代中期ごろにつくられたとされ、登録有形文化財にも指定されているたいへん趣のある施設です。
文化遺産でもある壽丸屋敷の雰囲気は妖怪の展示にはぴったりでした。
玄関入ってすぐの大広間をお借りしての展示、壁面いっぱいに宮城妖怪の掛け軸を展開しました。
金曜からの展示でしたが、木曜に前日入りして設置を行い、夕方にはNHK仙台「てれまさ」に生中継出演。14日には河北新報朝刊にもとりあげていただきました。
↑取材の様子。5分ほどの中継でしたがうまくまとめていただきました。生放送出演は久しぶりでした。
金曜日からはいよいよ開幕。
先着順の入場特典もあるためか開場前からたくさん並んでいただき、平日にもかかわらず常にお客様にお越しいただいていました。
入場特典の「白けつミニフィギア」は連日すぐになくってしまう好評ぶり。
会場に設置した「大手の白けつAR体験」もたくさんのお客様に楽しんでいただけたようです。
↑白けつが立体映像に!
※大手の白けつ立体造形及びARは妖怪造形作家・餅雪さんに作成していただきました。
白石市非公式きゃらくたーの白石小温梅ちゃんも今回の展示限定イラストで参加!
会場入ってすぐの場所に掛け軸になってお客様をお出迎え。
最終日にはアクリルスタンドの先行販売も間に合いました。
土曜日はますますたくさんのお客様に来場いただき、いよいよ日曜日14時からはトークショー!
ブログ宮城妖怪事典(仮)管理人で「日本怪異妖怪事典 東北」著者の佐藤卓さんをお招きして宮城妖怪の魅力をこれでもかと語りました。
↑会場にはあふれんばかりのおきゃくさま!
↑佐藤卓さんにはお手製のフリップも作成していただき、妖怪フィールドワークのたのしさもお伝えいただきました。
↑トークショーの前後には急遽、白石民話の会の櫻田和子さんに白石民話を語っていただきました。現地の方言で語られる温かみのある民話を直接耳にすることができて、大変貴重な時間になりました。(写真提供:ハローさんより)
連日、お子様からご年配の方まで、老若男女問わず、ほんとうにたくさんのお客様にご来場いただきました。
みなさま、宮城のマイナー妖怪を存分にたのしんでいただけたようで、作家冥利につきます。
生まれ故郷での初の展示で感慨深いものも始まるまでは少しはありましたが、開催中は足を運んでいただき楽しんでいるお客様を嬉しく思う毎日でした。
同時開催のクラウドファンディングは初の目標達成、どころか達成率235%!
遠方やご都合つかなかった方からもたくさんご支援いただき感謝感激です!
2年ぶりの宮城での展示、たくさんのご支援・ご協力のもと大成功でした。
地域妖怪の発展・普及のため、大蛇堂はこれからも継続的に活動してまいります。
これからも応援よろしくお願いいたします!
【今後の予定】
10/6(日) made in Yamanashi ハロウィンマルシェ(甲府FM FUJI本社スタジオ前)
10/12,13,14 たちかわ妖怪盆踊り2024 妖怪屋台村(東京・立川 GREEN SPRINGS 2F 中央広場(東京都立川市緑町3-1))
10/26,27(土日) 富士川クラフトフェア@富士川クラフトパーク (山梨県身延町)
11/8,9(金土) EXPAT EXPO TOKYO
12/1 文学フリマ東京39(会場 東京ビッグサイト 西3・4ホール)
12/7,8(土日) 沙界妖怪芸術祭(大阪・堺)
12/10~15 ?????(札幌)
12/20~23(金〜日) 宮城の妖怪展2024in山梨(甲府防災新館1階・東)
2025
2/2(日) 妖怪万博2025(小豆島)