2018/07/03 22:35

みなさんこんにちは!

「福島発!地域の食と職に出逢うローカルスナック『SHOKU SHOKU』をつくる!」の活動報告をご覧いただきありがとうございます!
インターン生の吉川です。プレオープンイベントのご報告です。

 

6月30日(土)はローカルスナックSHOKU SHOKU FUKUSHIMA初となる
公式プレオープンイベントを開催しました。
お越しいただいた皆様、ありがとうございました。

 

今回のゲストshoku-nin長谷川純一さんは、余蒔(よまき)きゅうりという、
福島県会津で愛される伝統野菜を栽培している方です。
▲ゲストshoku-nin長谷川さん


「余蒔」の名は、6月以降霜が降るまで収穫する、
露地栽培で作られてきた在来種であることを表しています。
江戸時代から当たり前に栽培され食べられてきましたが、
昭和時代に収穫量の多い新種のきゅうりの影響で姿を消しました。
その後平成20年福島県で試験栽培をし、再び栽培が始まりました。


長谷川さんは、栽培が途絶えていた会津余蒔きゅうりの種と出会い、
「自分の世代で伝統野菜を途絶えさせることは絶対にしたくない」
と強く思ったことをきっかけに、会津の伝統野菜の栽培に取り組んでいます。
先人達から守り継がれてきた伝統野菜を後世に伝えていくため、
先頭に立ちその役目を果たしています。

ニッポンタベルタイムズ長谷川純一さんの記事はこちら↓
http://taberutimes.com/posts/producer/hasegawajunichi

 

そんな長谷川さんにshoku-ninとしてお越しいただき、
会津の伝統や農業に関して、ディープで興味深い話をたくさん聞くことができました。

お話し上手で気配り上手な長谷川さんのおかげで、会場はとっても盛り上がりました!
▲乾杯する代表小笠原とお客さまと長谷川さん

 

余蒔きゅうりの特徴としては、
・えぐみがなく香りがしっかりとしている。
・歯ざわりがなめらかで柔らかく、種の周りが甘い。
・油と相性が良く、素揚げやソテーとして食べると美味しい。
などが挙げられます。

 

今回は、郡山で地産地消を推進し、食育や料理教室など幅広く活躍する
フレンチシェフの中田智之さんにも助っ人でカウンターに入っていただき、
長谷川さんが丹精込めて育てた余蒔きゅうりを
見た目も味も素敵に料理していただきました。   


▲料理してくださった中田シェフと、スタッフ


▲中田シェフ特製 生ハム余蒔きゅうり~生ハムメロン風~


▲無肥料・無農薬の自然栽培米「会津春泥」を使用したスペシャルな日本酒「春泥」
 長谷川さんの育てたお米も使われている。

 

最大15名程度のスナック的空間で、地域の魅力的な人の話を聞きながら、
地域の美味しいものを食べ呑みするという、
目指した世界観は間違ってなかったと確信しました。次回が楽しみ。

 

本格オープンに向けて、これから色々とイベント企画練っていきますので、
一緒にイベントやりたい方・参加したい方、ぜひご連絡ください!