「福島発!地域の食と職に出逢うローカルスナック『SHOKU SHOKU』をつくる!」
プロジェクトページをご覧いただきありがとうございます。
プロジェクトリーダーの小笠原です。好きな野菜はナスです。
▲玉ねぎも大好きです
私たちは今回、福島県郡山市に新しく
地域の『食』と『職』が集まるローカルスナック
『SHOKU SHOKU FUKUSHIMA(しょくしょくふくしま)』
をオープンすることにしました。
なぜ、このプロジェクトをやろうと思ったか?
それは、
地域にはめっちゃおいしいものと、めっちゃ面白い人が山ほど溢れているのに、出逢えるチャンスがものすごく限られている。(その結果、地域から人が離れていく)
だったら、いつでもおいしいものと面白い人に出逢える場所を自分たちでつくってしまおう!
と思ったからです。
ローカルスナック『SHOKU SHOKU』は、
地域の人が地域をもっと好きになる場所をつくります。
▲プレオープンイベントの様子
そして、『SHOKU SHOKU』は、私たちが住む福島県郡山市で
10席程度の小さなスナックとしてスタートしますが、地域の可能性を掘り起こし、日本全国の地域を楽しくする可能性を秘めたプロジェクトです。
福島を愛する方はもちろん、自分の住んでいる地域、生まれた地域を愛する方に、
ぜひ、このプロジェクトを実行する仲間になってもらいたいと思い、
今回、クラウドファンディングを立ち上げました。
まずは、私たちの思い描くお店の形を、漫画にまとめてみましたのでぜひご覧ください。
==========================
目次
1.漫画「『SHOKU SHOKU FUKUSHIMA』のある一日」
2.『SHOKU SHOKU FUKUSHIMA』の目指す世界
●地域の食に出逢う
●地域の職に出逢う
3.私たちについて
4.私たちが挑戦する理由
==========================
…から、なのです!
私たちがこのプロジェクトで実現したいのは、
地域の人が地域をもっと好きになる場をみなさんと共につくりあげることです。
みなさんの周りにも、漫画の中にでてくるミユキのように
地元は好きだが何も変わらない普通の毎日。
どこか退屈で、何か物足りないけど、どうしたらいいかわからない。
そんな人もいるのではないでしょうか。
しかし、地域には本当に何もないのでしょうか。
私たちはこれまでの活動で地域のおいしいものや面白い人にたくさん出会ってきました。
そして同時に、そうした魅力に出会える場が少ないことも感じてきました。
せっかくこれだけすばらしいものがあるのに、出会えていない人がたくさんいる。それで地域に魅力がないと感じている。
それではなんだかもったいない気がします。
私たちが出会ってきた地域の素敵な人やものをもっと多くの人に知ってほしい。
そして、自分の地域に自信を持ってほしい。自分の地域を好きになってほしい。
だから、このお店で地域の人が地域の魅力に出会えるキッカケを作りたいのです。
そこで私たちは新しいコンセプトのお店を考えました。
それがローカルスナック『SHOKU SHOKU』です。
みなさんはスナックといえば、どんなものをイメージするでしょうか。
狭い空間、いつものママ、お酒があって話も弾む。
はじめましてでも自然と会話が生まれる。
スナックは狭いがゆえにお客さん同士が交わらざるを得ない、自然とコミュニケーションをとってしまう場です。
はじめまして、また会ったね。そうした出会いの場なのです。
私たちはそんな空間で、地域のおいしいものを食べ、魅力的な人と交流し、
地域の『食』と『職』に出会ってほしい、感じてほしい。
地域の、地域による、地域のためのスナック
それがローカルスナック『SHOKU SHOKU』です。
ここでは、皆さまに2つの体験をしていただきます。
福島の魅力といえば、やっぱりおいしい食べものです。
海や山に囲まれた福島県には、魅力ある食べものがたくさんあります。
おいしい米や野菜に果物。家畜ものびのびと育ち、魚も豊富にとれます。
さらに酒造りも盛んで、多くの酒蔵がひしめき合っています。
そんな福島で私たちは2年前から日本酒にかかわるサービス「fukunomo」に取り組んでいます。
「fukunomo」は福島県内の60近くある酒蔵の中から毎月1か所を取材し、酒造りへの想いやこだわりなどをまとめた冊子と酒蔵が厳選した日本酒、それに合う福島県のおつまみによるマリアージュセットを全国各地へお届けするサービスです。
福島から毎月お届けする美酒と美肴のマリアージュfukunomo
これまで27の蔵を取材してきましたが、酒造りにかける想いに触れるたび、福島の酒は全国に誇れるものだと感じています。
▲これまで取材させていただいた県内27の酒蔵のみなさん
そんな福島県は全国新酒鑑評会(その年のおいしいお酒を決める日本酒の全国コンクール)において、まだどこも成し遂げたことがない金賞受賞数6年連続日本一の記録を達成しました。
▲前人未到の6年連続日本一の喜びをかみしめる立役者たちと内堀知事
他にも私たちは、福島の食にかかわるイベントを県内外で行ってきましたが、日本酒以外にも多くの魅力があることを実感しています。
イベントで福島の野菜を出すといつも
「どれも甘くてびっくりするほどおいしい!」
そんな声をいただきます。
そう言ってもらえると、自分が作った野菜ではなくてもとてもうれしい気持ちになります。
▲過去イベントで提供した、オール福島野菜&オリジナルドレッシングで素材の味を生かしたサラダ
▲過去におこなった地域の魅力ある食を地域の人で囲むイベント
ところがこれまでの活動をする中で、地域で暮らしていてもその食の魅力に気づいていない人が多くいることも感じています。
これだけおいしいものがあるのに、一番身近な人がそれを味わっていないのはもったいない。
私たちは地域の人に地域の食の魅力に気づいてほしい、好きになってほしい。
そのためにお店では、福島の食を楽しんでもらう工夫を考えました。
そのひとつが、県内各地の日本酒飲み放題です。
これまで取材させてもらった酒蔵さんの日本酒を中心に、常に20種類以上の福島のお酒が飲める飲み放題スタイルで、様々な地域の味を楽しんでいただこうと思っています。
さらに、これまでの「fukunomo」の経験を活かし、ご用意するお食事も県内の食材を揃え、福島の厳選したおつまみと日本酒のペアリングを楽しんでいただきたいと思います。
▲fukunomo 2018年5月号で紹介したマリアージュ。
また、漫画のように生産者の方に直接お店に来ていただき、自分の作った野菜のこだわりなどを話してもらうイベントも企画しています。
おいしいものを食べながら作ってくれた人の想いを直接聞くことで、来てくれた方に少しでも地域の食に興味をもってほしい。そう願っています。
▲生産者から想いを直接聞いてもらう。そんな機会もご用意します。(イメージ図)
地域の人がもっともっと地域のものを食べる。
地域の食に誇りをもって自慢したくなる。
私たちはこのお店からそんな世界を実現したいです。
私たちがこのお店を通して来てくれた方に感じてほしいのは地域の食だけではありません。
地域の魅力ある人にも出会ってもらいたいと思っています。
そこで考えたのが、毎回異なる『shoku-nin(しょくにん)』が登場するスナックです。
地域のことが大好きな、地域で暮らす人たちを、私たちのお店では『shoku-nin』と呼びます。
彼らは日替わりでお店に来て、地域の魅力や自身が夢中になっていることについて語ってくれる。
自分の『職』もふまえながら地域の魅力を伝えてくれるのです。
さらにその『shoku-nin』の仲間や、興味を持って集まる人。
それだけでなく、スナックですからたまたまフラっと来る人もいるでしょう。
そうすれば地域の魅力あるたくさんの『職』が集まります。
そして様々な人が出会う場所になります。
この場所での出会いを通して、
自分の地域にこんな人がいたなんて、こんなことができたなんて今まで知らなかった。
彼らに出会い、なんだか自分もワクワクしてきた。新しいことをやってみたい。
そんな気持ちが生まれるかもしれない。
もしかしたら、ここで出会った農家さんの畑に遊びに行くかもしれない。
出会った人たちの間で、仕事のコラボや新しいプロジェクトが生まれるかもしれない。
▲過去に開催した、地域で活動する人たちが夢を発表し、応援しあうイベント
ほら、いつもの普通が、ちょっと楽しく見えてきませんか。
私たちはこのお店で、地域の人にこんな小さな変化を起こしたいのです。
ここでの出会いを通して、地域の人たちが地域に新しく好きなものができるきっかけになるようなお店を目指します。
お店の住所は
郡山駅から徒歩15分程度です。
皆さまお待ちしております!
私たちエフライフは福島県郡山市を拠点に、大切なものを大切にするライフスタイルを提案するため日々活動しています。
エフライフの f は”family”、”friends”、”future”、そして”fukushima”の f です。
だからこそ、いつも仲間とともに仕事をしながら、共に食卓を囲み、笑顔になれる時間を過ごすことを大切にしています。
▲エフライフの日々のごはん・農作業体験
これまでもこれからも、あらゆる人が大切なものを大切にして生きていけるような世界を目指しています。
だからこそ、今回はこのチャレンジを通して、地域の人が新しいものに出会い、今より少しでも毎日が楽しくなるような世界を目指します!
そんなプロジェクトを行うメンバーを紹介します。
私は埼玉県の出身です。
2012年6月に旅をキッカケとして引っ越してくるまで、福島県は縁もゆかりもない場所でした。
でも、この6年間で私は何百・何千という素晴らしい福島の方々と出逢ってきました。
また、仕事上で、福島の食の魅力を発信する役割を与えてもらい、たくさんのおいしいものと生産者の想いを知ることができました。
一方で、そんな地域の魅力に、住んでいる人や出身者の多くが気づいていない、まだ出会えていないのだということも、様々な方と話す中で感じました。
「人」と「食」。この地域にとっての二大資産は、福島だけでなく、どこの地域にも必ず眠っているはずです。
このプロジェクトをキッカケに、自分たちだけでなく、県内各地・全国各地の想いに共感いただける仲間と繋がり、ローカルスナックの輪を拡げていきたいと思います。
応援のほど、よろしくお願いたします。
エフライフのデザイナーをしている佐久間香織です。
私は生まれも育ちも福島県ですが、この仕事をするまでは
福島県の生産者の方に直接お会いする機会はほとんどありませんでした。
県内の農家さんや酒蔵さんの商品デザインや取材をしていると、
お客さまにとって本当においしくて体に良いものをつくりたい、という思いがひしひしと伝わってきます。
お客さまの顔を見てものづくりをしている素敵な姿勢に、いつも感動しています。
それだけでなく、農業や酒造りを未来につなげたいという強い思いも感じます。
どれもこの仕事をしていなければ得られなかった、かけがえのない出逢いです。
普段生活していてもなかなかないこんな出逢いを、もっともっと多くの人に広めたい!
そんな思いで、このスナックをオープンします。
応援よろしくお願いします!
初めまして。現在エフライフでインターンをしている大野木諒(おおのぎりょう)です!
早稲田大学の4年生ですが、食べ物にかかわることがしたいと活動していた時に福島の野菜に出逢い、おいしさに感動し、今では休学して福島にいます!
私は食べることに非常に興味があって福島に来ましたが、生産者さんたちが消費者のために熱い想いで作る姿勢に感動しました。生産者の方に限らず、ここに来てから出逢う方は、みなさん素敵な方ばかりです!
もっと多くの人に福島の魅力を知っていただきたいと思っています。
だから、SHOKU SHOKU FUKUSHIMAは福島のおいしいもの&素敵な方々とみなさんを結ぶ場所になると信じています!応援よろしくお願いします!
こんにちは!インターン生の吉川みゆきです。
岐阜県のド田舎で生まれ、栃木県の大学でダンスばかりしていた私は、
福島のおいしすぎる食べものと魅力的な人に惹かれて、福島でのインターンを決意しました。
福島には自分の仕事、つくっているもの、そして福島に深い愛とプライドをもつ、
個性豊かで魅力たっぷりな人がいっぱいで、とっても刺激的な毎日です。
日本酒なんてほとんど飲んだことがなかった私が日本酒好きになったのも、福島のおいしいお酒のおかげ。
この出会いを私だけ独り占めするのはもったいない!ということで、
今回SHOKU SHOKU FUKUSHIMAオープンです!ご協力お願いします。
私たちはこれまでもイベントなどを通して、自分たちの暮らす福島の魅力を発信してきました。
そのために多くの方にも協力していただきました。
しかし、まだ私たちが伝えたいすべての人にまでその魅力が届けられていない。
また、地域で素晴らしい魅力に出会える場所が少ない。そう感じています。
地域の人が地域の魅力に出会う。そして自分の住む町にワクワクする。
そうすれば、もっと福島が盛り上がり、ますます魅力ある場所になると思います。
私たちは福島を盛り上げ、今よりもっと魅力ある場所にしたい。
そのために挑戦します。
しかし、この取り組みが必要なのは福島だけでしょうか。
もしかしたら、同じような課題を抱えている地域が全国にもたくさんあるのではないでしょうか。
私たちが一番目指しているものは、地域の人が地域のことをもっと好きになる世界。
福島だけでなく、日本中がこうなってほしいと願っています。
自分の暮らす地域のことが好きな人であふれている。そんな社会を目指したいです。
けれど、全国各地でアクションを起こすには、私たちだけではまだまだ力が足りません。
この取り組みを福島だけでなく、全国へも発信したい。
そして仲間を集めたい。だからクラウドファンディングに挑戦します。
私たちにできることは、お世話になっている福島でまずは私たちが成功させること。
このローカルスナックが地域の楽しいを増やす場所になると証明すること。
そのために私たちは努力します。
そして、私たちの活動に興味を持ってもらった方に自分たちもやってみたいと思ってほしい。
そして私たちの仲間になってほしい。一緒にこのお店を作ってほしい。そう願っています。
このクラウドファンディングを通して、ローカルスナックの環を日本中に広げたい。
私たちの目指す世界に応援をよろしくお願いいたします!!!
(2018年8月7日追記)
グランドオープンの日とオープン後のイベント予定が決まってきましたので、公開します。
まず、グランドオープンですが、8月18日(日)に決定しました!
8月10日にプロジェクトが終了しましたら、ただちに準備をしまして、チケットは8月15日までに発送させていただきます。オープニングイベントからご使用いただけますので、今からぜひ予定を組んでみてください。
そして、以下がオープニング後の『shoku-nin』たちのラインナップです!
それぞれの画像をクリックすると、詳細・予約ページに移動します。
ぜひ、気になるshoku-ninの画像をクリックして、逢いに来てください。
最新の活動報告
もっと見る100%達成の御礼と最後のお願い
2018/08/10 16:13福島発!地域の食と職に出逢うローカルスナ ック『SHOKU SHOKU』をつくる! プロジェクト代表の小笠原です。 クラウドファンディング、残り8時間程度を残して100%達成しました。皆様、本当にご協力ありがとうございます。 クラウドファンディングを終えても、そこからが本当のスタート。これからどんな毎日が始まるか、ワクワクドキドキします。。。 まだ、終了まで時間あるので、最後にもう一度だけ、協力のお願いをさせてください。 チルチルとミチルが主人公の『青い鳥』というフランス童話があります。 2人兄妹のチルチルとミチルが、夢の中で過去や未来の国に幸福の象徴である青い鳥を探しに行くが、結局のところそれは自分達に最も手近なところにある、鳥籠の中にあったという物語として有名です。(原作では最後に違う展開の結末があるのですが、それはここでは省略します) 幸せ、は遠いどこかではなく、自分の身の回りにこそ存在する。それを見ることができるかできないかが重要であることのメタファーとして良く用いられる話です。 幸せの種は、遠い地域だけはなく、意外と自分の住む地域に眠っている。それを見えやすくする、感じやすくするための装置が、ローカルスナック SHOKU SHOKUです。 プレオープンイベントを何回かやっている中で、遊びに来てくれた20代後半のお客様が、こんなことを言ってくれました。 「自分、本当は福島ってつまんないなって思ってて、もうこんな場所から出ちゃおうと思っていたんですけど。ここに来て、福島ってけっこう面白いじゃんって思って。自分が見ようとしてなかっただけなんだなって、もうちょっと良く見てみようって思いました」 この感想は最高に嬉しかったです。 私たちはワガママなので、安定している日々を求めるけど、それだけじゃつまらないから、違う世界の人と会いたいし、食べたことないものを食べたいし、旅もしたいし、刺激を受けて生きたいという気持ちを、誰もが持っていると思います。 その時に、遠くに目を向けるのも悪いことではないと思うし、東京からエイヤと旅をしてきたから、私も今、福島に住んでいるわけなのですが、それでも、やっぱり、どこにいても、幸せの種は日常や自分の身の回りに転がっているのだと思います。 あくまでも種だから、うまく育てないと、伸びないこともあるし、環境が合う合わないもあると思うんですけど。 ここではない遠いどこかではなく、今いる場所に幸せを感じることは、多くの人にとってたいせつだと思うから、それを感じやすくするために、これからSHOKU SHOKU FUKUSHIMAをがんばろうと思います。(f lifeという会社の事業すべて、それを根底で考えているのですが) まずは、最初の店舗でお客様に最大限、楽しんでいただくことしか今は具体的に考えられていないですが、本当にうまくいったら、各地にローカルスナックを増やしていけたらと思います。それは、すべてを自社でやるのではなく、理念に共感してくれた人にノウハウを提供する形で。 それでは皆様、残り8時間となりましたが、地域に暮らす人々の幸福度を上げるためのこのプロジェクト、共感いただけましたら、ぜひご参加を、既に参加いただいている皆様は、SNSのシェアなど、ご協力をお願いいたします。 もっと見る
Yahooニュース掲載! グランドオープン決定! サイト公開! shoku-ninラインナップ発表!
2018/08/08 08:23おはようございます! 代表の小笠原です。 活動報告を毎回アップしてくれたインターンシップ生の吉川さんが卒業をしたので、私から活動報告させていただきます! いよいよ、クラウドファンディングのプロジェクト終了まで残り3日となりました。 現在、65%を越えて、達成も見えてきました! 皆様、ぜひ最後にもう一度、シェアなどお力お借りいただけませんでしょうか。 昨晩は、YAHOO!ニュース様にも掲載をしていただきました\(^o^)/ 郡山にローカルスナック 福島の日本酒が飲み放題、クラウドファンディングも /福島 ニュースを見たと思われる方からも、ご支援いただいております。ありがとうございます。 クラウドファンディングも大詰めな一方、グランドオープンまで残り10日で、毎日、あれがない、これもやらねばと大騒ぎしております。 昨日は、店舗の公式サイトも公開いたしました! SHOKU SHOKU FUKUSHIMA 公式サイト そして! 気になるオープン日ですが、2018年8月18日(土)に決定です! 8月10日にプロジェクトが終了しましたら、ただちに準備をしまして、チケットをリターンとして選択いただいた皆様には8月15日までに発送させていただきます。オープニングイベントからご使用いただけますので、今からぜひ予定を組んでみてください。 そして、以下がオープニング後の『shoku-nin』たちのラインナップです!!! それぞれの画像をクリックすると、詳細・予約ページに移動しますので、気になるshoku-ninのイベントは、早めに予約をお願いします! もっと見る
【おいしくnightリターンズ~お世話になった福島へ精一杯のおもてなし~】を開催しました
2018/08/02 10:54みなさんこんにちは!インターン生の吉川です。「福島発!地域の食と職に出逢うローカルスナック『SHOKU SHOKU』をつくる!」の活動報告をご覧いただきありがとうございます。 7月28日、29日の二夜連続で、「おいしくnightリターンズ~お世話になった福島へ精一杯のおもてなし~」を、SHOKU SHOKU FUKUSHIMAにて開催いたしました。 ※第一回おいしくnightについてはこちらからご覧くださいhttps://team-fukushima-pride.com/report_miyukiandmizuki このイベントは、エフライフで半年間インターンをさせていただいた私たちインターン生二人が主催者となり、お世話になった方々をお呼びし、これまでに自分たちが食べて感動した食材をその生産者の方のお話やエピソードと共に、料理してお出しするというものです。 メニューはこちら・佐藤忠保さんのトマトを使ったカプレーゼ マリアージュ:会津娘・鈴木農場さんの朝採れ生とうみぎ丸 マリアージュ:斗南朱雀・fukunomoおすすめ 鶏肉の西京漬け マリアージュ:穏・そうまミルキーエッグと天のつぶで卵かけごはん・相馬ののりを使ったお味噌汁・古山果樹園さんの桃 両日10名ほどのみなさまにご参加いただき、福島の新鮮でおいしい食材を使った料理と、それに合うお酒を楽しみつつ、私たちのプレゼンに耳を傾けていただきました。 最初のお料理のマリアージュ会津娘で乾杯し、会はスタート。 まずは、会津若松で広大な土地を管理する佐藤忠保さんのトマトを使ったカプレーゼ。冬にはねぎ堀りのお手伝い、夏にはトマト収穫のお手伝いをさせていただき、農業への想いもたくさん聞かせていただきました。私が福島へ来て一番最初に仲良くさせてもらった農家さんです。イケメンで、訛ってて、稼いでる、という最強にクセが強くてかっこいい方です。忠保さんが育てたトマトは、真っ赤で味が濃くてすごくみずみずしかったです。 次は、鈴木農場さんの朝採れ生とうみぎ丸。とうみぎ丸とは福島ではとうもろこしのこと。今回は、郡山の農家が毎年ひとつずつ厳選し登録てきた郡山ブランド野菜の品種を使わせていただきました。その日の朝収穫された新鮮なものは生でかじってもおいしいとのことで、あえて生でお出ししました。生でとうもろこしを食べるのは初めての方ばかり。その甘さとおいしさに、みなさんびっくりされていました。鈴木農場さんは、郡山ブランド野菜協議会の中心となり、福島の地産地消を引っ張るスーパー農家。300品種もの野菜を育て、種や苗も販売しています。 メインのお肉は、fukunomo2018年4月号で扱った鶏肉の西京漬け。fukunomoでは、酒蔵への取材に同行させてもらったり、広告用の動画をつくったり、Webサイトの管理をしたりと、思い出がたくさんです。 そしてマリアージュのお酒「穏」をつくっている仁井田本家さんにも思い出がいっぱい。仁井田本家さんは100%自然米で酒づくりをする、日本に二つしかない酒蔵の一つです。蔵内を見学させていただいてお話を伺ったり、春のバーベキューや感謝祭などイベントのお手伝いをさせてもらったり。イベントの時は全国からファンが詰めかけ、酒蔵の人とファンが一体となってとても素敵な雰囲気です。私たち二人も大好きなお酒です。 そして締めは卵かけごはんとお味噌汁。卵かけごはんの卵は、相馬の大野村農園さんの「相馬ミルキーエッグ」。鶏にストレスがかからないよう広い鶏舎で平飼いし、えさも、米、魚、野菜、豆などすべて天然由来のもの。一般の養鶏場の鳥たちのように、太らせるための無理な食事を与えていないため、病気にもかかりにくいです。栄養満点の優しい味わいの卵は、卵かけごはんにぴったり!大野村農園さんでは農業体験の研修生も受け入れており、自然の中で命をいただくということについて丁寧に考え、それを都会で暮らす人たちや若者にも体感して欲しいという思いを強く持って活動されています。お米は、福島県が15年かけて開発した「天のつぶ」という品種。福島市最大規模の農地面積を誇るカトウファームさんからいただきました。旦那様と奥様が二人三脚で会社を運営し、カトウファーム、そして福島の農産物のおいしさを全国に発信してきました。たくましい農業のプロである旦那様と、いつも笑顔でとっても社交的な奥様が、農園へ行くと明るく出迎えてくれます。粒がしっかりとしていて、とってもおいしいお米でした。 お味噌汁には、相馬の海苔が入っています。じつはこの海苔、震災以来7年ぶりにようやく漁が解禁され、食べられるようになったもの。東北の農家、漁師、食にかかわる人々が集い、今後の東北の食について考えるファーマーズキャンプに参加したとき、相馬の漁師さんからお話を伺うことができました。まだ試験操業の段階で、震災前のように漁ができるようになる見通しは立っていない福島の海。しかし、甚大な被害を受けた漁師さんの口から出たのは、希望の言葉でした。震災前は個々の漁師さんがそれぞれ海に出て、交流する機会はあまりなかったそうです。しかし震災の被害を受けて、団結しこれからのことを考えていかざるを得なくなった漁師たち。震災を機にお互いの絆は段違いに深まったといいます。マイナスなイメージしかなかった私は、漁師さんたちの強さに圧倒されました。 デザートは、世界一甘い桃をつくる古山果樹園さんの桃。福島市で果樹園を営む古山浩司さんは、通常の糖度11~14度を大幅に上回る32度という驚異的な甘さの桃をつくる方。果実ひとつひとつに自分の手で触れ、あえて小規模経営をすることで、ていねいに愛情をこめて桃を育てています。以前私たちが訪問した時には、桃を育てる様々な工夫や知恵をお話してくださり、漁師が捨てるのに困るウニの殻を肥料に使うなど、循環型の肥料のお話など、興味深いことをたくさん聞かせていただきました。 こんなメニューで、私たちの話を交えながらお食事を楽しんでいただきつつ、自己紹介タイムも設けました。「食」「地産地消」といったテーマに関心をもって来てくださった方。福島の農業や食に深くかかわる活動をしている方。私たちインターン生の成果報告を楽しみに来てくださった方。福島のおいしい食と酒を味わいに来てくださった方。年齢も性別も職業も様々な方が、SHOKU SHOKU FUKUSHIMAに集いました。私たちの集大成となるイベントにこれほどの人にお集まりいただけたことは、感謝してもしきれないことです。 お料理をお出しした後は、私たちも席に交じって団らん。はじめましての方からいつもお世話になっている方まで、おいしい地酒を飲みながらお話を楽しみました。最後の感想タイムでは、今日一番おいしかったものと、一言コメントをいただきました。福島の食材に福島の方が感動している姿を見て、嬉しさでいっぱいになりました。「福島で育ったけど、こんなに地元が面白いなんて思っていませんでした。地元が好きになりました」「こんな風にいろんな職業の人と交流できる場所ってなかなかないので、また来たいです」「福島の食や生産者さんについてもっともっと知りたくなりました」「生のとうもろこしがすごくおいしかったので、東京の家族に送りたいです」などなど、本当にうれしい感想をたくさんいただきました。まさに私たちがSHOKU SHOKU FUKUSHIMAを通してやりたかったことが見えてきて、このビジョンは有意義なものだったのだなと再確認しました。ここでつながったご縁をたいせつに、これからも進んでいきたいです。 私たちの集大成となるイベントへのご参加、ありがとうございました。そして半年間お世話になった福島へ、本当にありがとうございました。 これからもSHOKU SHOKU FUKUSHIMAをよろしくお願いします!! ※イベントの記事が福島民友新聞2018年7月31日(火)に掲載されました。 もっと見る
コメント
もっと見る