2017年10月22日、台風が近づく中、岩間町防災緑地での"植樹祭"が開催されました。 前回の活動報告でご紹介した「どんぐり・苗木 採取&ウォーク」のイベントで、3年かけて集めて育て続けたどんぐりの木を、いよいよ防災緑地へ植える日でした。 地元の皆さんの想いが注がれ元気に育った1350本の苗木が、200人の参加者の手により一本一本植えられていきました。 地域の方々が、地域を巡り、地域のどんぐりを拾い、育て、 どんぐりは地域の方々の手によって植えられ、育ち、地域を守っていく。 なこその防災緑地はとても素晴らしい取り組みだなあと、潮風に揺られさわさわと踊る小さなどんぐりの木々を前に、感慨深くなりました。 私たちTsukuba for 3.11も微力ながらこの取り組みに関わらせていただいてきたことを光栄に思います。 植樹された木々は翌日の台風にも負けず、今も元気に大きく育ち続けています。 地域の方々を守れるように、どうかこれからも立派に育っていきますように・・・! 防災緑地の完成まで、残すは今年度予定されているタイムカプセルの埋設とモニュメントの建設のみとなりました。 皆様どうぞ、タイムカプセルとモニュメントの製作資金にご支援をよろしくお願いいたします!
震災後、国の施策として挙がった"防災緑地"。沿岸部に樹を植えることで津波から街を守る役割があり、東北の沿岸部の各地で設置されることになりました。 福島県いわき市勿来地区の岩間町でも防災緑地が作られることになり、津波被害の減災に役立つだけではなく、日常から人々の憩いの場となり地域の再生に貢献するものになるように、計画が進められてきました。 今回のプロジェクトで製作資金のご支援を呼びかけているタイムカプセルやモニュメントも、この岩間町の防災緑地に設置されます。 勿来まちづくりサポートセンターでは3年に渡って、防災緑地に植えるどんぐりを地元で拾い集めるイベント「どんぐり・苗木 採取&ウォーク」を開催してきました。 私たちTsukuba for 3.11も毎年参加し、地元の方々と一緒にどんぐりやその苗木を拾い集め、また集まったどんぐりをポットに移し替える作業を行ってきました。 歩きながらなこその街並みや復興状況を目で見たり、地元の方々や子ども達とお話ししたりして集めたどんぐりの多くは、植樹までの間勿来まちづくりサポートセンターの事務所で育てられていました。 なこそに訪れる度にどんぐりがすくすくと成長していく様子を見て、「どんぐり・苗木 採取&ウォーク」の記憶が思い出されました。
こんにちは!筑波大学の東日本大震災復興支援団体 Tsukuba for 3.11です! この度、私たちが普段一緒に活動をしてくださっている「なこそ復興プロジェクト」の皆さんとともに作り上げている”タイムカプセル”についてのプロジェクトを開始しました! それに伴い、この活動報告では、これまで私たちTsukuba for 3.11が参加・協力させてもらってきたなこそのイベントや行事についてご紹介していこうと思います!お楽しみに! どうかよろしくお願いいたします!