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今日はシェルターの子として定着しつつある、ちーちゃんを保護した経緯についてお話しします♪
いつも通る道にある耳鼻科でみかけたこの子。
すぐ前は交通量の多い大通り。この子は草むらに身を縮め行き交う車をじっと見ていました。
まだ生後4ヶ月くらいで、地毛なのか汚れなのか頭から背中にかけて薄灰色っぽい色。
持っていたチュールだけ置いて離れてみているとすぐに食べ、よほどお腹が空いているようでした。
その日から毎日、道路から少し離れた人目につきにくい場所にごはんを置いてあげて様子を見ていました。
それから数週間が過ぎ、2日ほど見かけなかったので、もしかしたら事故に遭ったかも、、?!と心配していたら次の日にでてきてホッとしました。
しかし、いつもより元気がなく目の周りが真っ黒になり身体が全体的に汚れていて風邪もひいているようでした。
そしてスタッフで相談し、保護することに決めました。
本当はもう少し大きくなってTNRを、と考えていましたが、すぐに治療をしないと弱ってしまいそうで、次の日には保護して病院へ。
風邪に効く注射をしてもらい、しばらく看病の日々でした。
腫れぼったい目は腫れているのではなく生まれつきだそうで、手術して目を開きやすくする事はできるけど両目で10時間かかり負担が大きい、かつ状態がよくなるかは不明。という獣医さんの説明をうけ、目は個性としてこのままでも問題ないのではという事で手術はしないことに。
シャーシャーして強烈パンチを繰り出す強気なちーちゃんは、数ヶ月経ち、今ではシェルターの中でもトップ10に入る甘えん坊になりました!
目があまり見えないので、一生懸命頭全体を動かしてスタッフとアイコンタクトをとって、おやつがほしい、撫でてほしい、と控えめに主張してくるのが堪らない可愛さです。
目のことや慢性風邪症状により、今の所なかなかいいご縁がないですが、毎日シェルターでほのぼの生活しています。
ちーちゃんにいいご縁がありますように。
それまで毎日幸せに暮らせますように。