フランス遠征3日目、4日目は天候が悪くて飛ぶことができませんでした。
飛ばなくてもやることはあります。
地上でパラグライダーコントロールの練習、座学、そしてシミュレータによるパラグライダーの挙動の説明など。
日本では聞いたことのないような話で本当に勉強になります。
パラグライダーの世界は思った以上に奥が深い。
特に印象に残ったのは、パラグライダーの技術自体は単純操作でそれほど難しいことではなく、大事なのはメンタルを鍛えるという話。
操作自体は2本のブレークコード(パラグライダーの動きをコントロールするライン)を上下に引っ張る強弱で様々な動きをコントロールする単純操作です。
そのプレークコードを引きすぎると翼が潰れてしまうので、基本的に飛行中にプレークコードを引きすぎてはいけないと教わります。
でも今回のトレーニングではそのプレークコードを思いっきり引きこんだりしないといけないのですが、今までやってはだめと教わってきている日本人はそれがなかなかできません。
そこで重要になるのはメンタルで、技術的な問題ではなく思い切って引けるかどうかという気持ちの問題になります。
そういう部分から鍛え直されるので本当に貴重な経験をさせてもらってます。
七大陸最高峰空撮プロジェクトでもメンタル面はとても重要になってくるので、しっかりと鍛えていきたいと思います!