自己紹介
こんにちは、私たちは『瀬戸ビール』の松下最門と穂積優介です。今回のプロジェクトにかける情熱を、ぜひお伝えしたいと思います。松下は大手旅行会社出身で世界一周旅行の経験後、現在までにメーカーに勤務しながら音楽活動をしてきました。穂積は幼少期をNYで過ごし、大学時代はアメフト部に所属、その後大手旅行会社に就職し、現在はメーカーに勤務している熱血漢です。愛知県瀬戸市といえば、「せともの」の町として知られる、千年以上の歴史を誇る製陶業の街。ものづくりの土壌があるまちに、新たな切り口で風を吹き込みたい!と、私たちは「地元の産業に結び付いた世界一うまいクラフトビールを瀬戸で造る!」という挑戦に立ち上がりました。なぜ私たちが、この街でプロジェクトに挑むのか。それは、私たちが長年抱いてきた日本文化を世界に発信したいという強い想いが繋がったからです。まずは、なぜクラフトビールなのかをお伝えします。
私たちは共に旅行会社に勤務し、同僚であり、旅好きの仲間として、世界を旅しながら40か国以上の国々でその土地ならではのビールを味わってきました。それぞれの国のビールには、その地域特有の気候や文化、食事が反映されており、ビールを通じてその土地の空気を感じることができると実感してきました。ビールは単なる飲み物ではなく、その土地を体感するための「旅の一杯」なのです。
だからこそ、今回、やきものの産地として長く歴史が続いているこの街で、クラフトビールを軸に、様々な形でやきものに携わるみなさまとのコラボ、融合した時、特徴ある「旅の一杯」にできるのではないか? それは、世界の中でも歴史が長く、特異的である日本のやきものが注目を集める今、世界に届ける価値があるものになると確信しています。
そして、近年のクラフトビールブームは酒税法の改定が影響しています。簡単に言えば、この改定で、多くの人がビールの醸造をできる時代になったのです。そのおかげで私たちのような普通の会社員にも、その想いを伝えることのできるビールの製造ができるようになったのです。そして今、Made in Japanのクラフトビールの市場規模は近年成長を続けており、国内には約600以上のブルワリーが存在します。2022年度の調査によると、市場は引き続き拡大傾向で、前年比10%近くで毎年拡大をしています。さらに、どんどんと海外へ進出しており、JapaneseWhisky の人気とともにその存在感を増しているのです。
このプロジェクトで実現したいこと
【クラフトビールを軸にした瀬戸焼とのコラボ】
日本のやきものは、世界で知名度が高いため、クラフトビールを軸に、瀬戸焼のブランド価値を上げるような取り組みをします。瀬戸市の陶芸家や工房にご協力いただき、瀬戸焼のグラスやボトルを販売し、「ビールの味わいを引き立てる器」としてブランド化。瀬戸焼は、時代の需要に合わせてなんでもつくってきたという背景があり、その技術が存分に生かされる商品展開をめざします!また、陶芸品とのセット販売や特別エディションのビールなど、付加価値の高い商品を展開します。ビールを飲む体験そのものに、瀬戸焼の美しさや機能性を実感していただくことで、この街ならではのクラフトビールを楽しんでいただきたいです。
【地域の飲食店や観光施設とのコラボ】
瀬戸市の飲食店や観光施設との提携を大切に、地元のみなさんに愛されながら「瀬戸クラフトビール」を広げていきたいです。イベント開催も多数計画しており、例として 「瀬戸ビールフェスティバル」を定期開催し、地元の食材、陶器、そしてクラフトビールのコラボイベントを行うことで、ひとつの観光資源として確立することをめざします。ほかにも、ビールの醸造体験や陶器づくり体験を組み合わせたワークショップや観光ツアーも計画しています。観光で訪れたみなさんに、「ビールを飲むだけでなく、作る過程に触れる」イベントを開くことで、ものづくりの産地としての瀬戸を感じて頂けるようにしたいです。
【1年後には、海外クラフトビールフェスティバルや見本市への出展をめざします!!】
海外のクラフトビール市場に参入するためには、現地のビールフェスティバルや見本市への出展が必要だと考えています。日本のクラフトビールは、海外で人気です。独自のフレーバーや高品質、職人技に加え、日本料理との相性や地域性を生かした多様なビールが魅力だからです。また、国際的なクラフトビールブームや受賞歴、イノベーションもその人気を後押ししています。特にアメリカやヨーロッパでの需要が高まっており、やきものという伝統文化が加わることで、「Made in Japan」のプレミアム感がより強調されるはず。現地のバイヤーやインフルエンサーをターゲットに、試飲会やプロモーションイベントを積極的に開催します。
【持続可能なビール作りの推進】
環境に配慮した製造プロセスや、地元の農産物を使用した原料の調達を行うことで、持続可能なビジネスモデルを構築します。SNS発信とインフルエンサーによる拡散インスタグラムやYouTubeなど、ビジュアルに強いSNSを活用して、瀬戸ビールの魅力を発信します。国内外のインフルエンサーとのコラボレーションやビールを使ったレシピ、瀬戸の魅力を紹介するコンテンツを定期的に発信し、オンラインでの話題作りを進めます。
これらの戦略を総合的に展開することで、瀬戸市でのクラフトビールの定着と、世界市場への進出を形にします。瀬戸ビールが地域と世界を繋ぎ、新たな日本の文化を創り出す未来を描きながら、プロジェクトを進めています!
商品・お店が作られた背景、実績
先にも述べたように、私は旅先で飲んだクラフトビールに感動し、自分でもできないか探していたところ、日本で会社員をしながら、数百万の資金でマイクロブリュワリーを立ち上げた人物を知りました。たまたま同じ業界で働いていたこともあり、私は「これだ!!」と思いました。私はすぐにその方に連絡を取り、マイクロブリュワリーについての情報を聞きました。話を聞いてさらに「クラフトビールの醸造をやってみたい!と強く感じたのです。その後、国内数十か所の伝統的な醸造から新鋭の醸造所を周り、自分が一番うまい!と思った愛知県豊橋市「TOYS BREWERY」さんに無理を言って研修をして頂いたり、最小限の機材で工夫とアイデアで個性的なビールを造り続けるマイクロブリュワリー島根県江津市「石見麦酒」にてブリュワリーで研修をしました。ビールは水、麦芽、ホップ、イーストがあれば最低限作ることができます。しかし、製法や管理、使用する材料の種類によって風味が大きく変わることも体感しました。私たちは、瀬戸市のためにどんなビールが作れるのかを考えました。
私たちの商品・お店のこだわり
ビールの基本原料は、水と麦芽とホップです。瀬戸の陶器も使用し、濾過することにすることによって、世界一クリアで、ドライな飲み飽きしないクラフトビールを目指します。また、瀬戸市をはじめ、愛知県の特産品を使用したクラフトビールを開発します。地元の果物や野菜、ハーブなどを取り入れ、地元住民に愛されるビール作りにしたいと考えています。まずは以下の3種類のビールを造る予定です。
【瀬戸ペールエール】
飲みやすさを重視した、日本ブリュワリーのフラッグシップとなる製品だった。クラフトビールの代名詞であるアメリカンペールエールを瀬戸のセラミックを使い、濾過することで、「ザ・クラフトビール」を感じる風味を保ちつつ、とキレのある飲み口を表現。麦汁はスパージによって得られたものも使用し、適度な糖度を保ち、Alc.を5度前後のやや低めに設定し、炭酸ガスは自然発酵によるものとした。ホップは「モザイク」という品種のペレットを使用し、香り豊かに仕上げた。ラベルは和を意識した書体で、流通は地元地域や、近隣の飲食店を中心とした地域を想定しています。
【瀬戸ウナジー】
瀬戸の陶芸家が良い作品ができたときに、自分へのご褒美として食べるという、副原料に「うなぎ」等を使用した、元気の出るビール。島根県で研修した際に宍道湖産のしじみを使用したビールが人気で、品薄状態であることを聞き、ヒントにした製品。麦汁は一番搾りのみを使用し、Alc.を8度前後で高めに設定。麦汁の炭酸ガスは自然発酵によるものにする。モンスターエナジーやレッドブルなどのようにクラブや音楽シーンに浸透させていけるよう、インパクトのある若者向けのラベルを使用します。
【SET-Oh-HAZY】
アメリカンペールから派生した濁りがあり、オレンジ色や黄色の見た目が特徴のビール。Alc.度数も低く、風味や見た目のかわいらしさから女性に人気がある。女性をターゲットにした商品のため、ラベルは華や植物をあしらったかわいらしさを感じるものだった。副原料にキンモクセイや和漢を使用し、「和」テイストを演出。海外の流行も意識した製品。
【出店場所や商品について】
地元の方の温かなご支援により、『ヨリミチ瀬戸』という、倉庫を改装した複合施設の一角をお借りすることができました。 その並びには、古本屋、タイ雑貨店、アンティークショップ、コーヒー豆屋の入った建物があり、現在、開店に向けて改装中です。ビールの醸造免許は申請に4ケ月以上必要となるため、必死に調べながら、申請を進行させています。ビールのラベルに関しては、日本らしい、松下と穂積の家紋をあしらい、漢字を使った『和』を強調したものをデザイン中です。さらに、瀬戸市の歴史と文化を伝えるストーリーを盛り込み、「伝統と革新」をコンセプトに、国内外の消費者に向けてアピールします。
リターンについて
・シンプル応援コース メッセージ、ビール引換券1枚 ¥5000
・シンプル応援コースプレミアム メッセージ+ビール引換券 ¥10000
・瀬戸ビール3本+陶器グラス 瀬戸ビール専用に作ったグラスとセットで ¥20,000
・ブルワリーツアー 醸造所見学+ビール3本 ¥20000
・オープンパーティ券 醸造所オープン記念パーティ参加権+ビール3本 ¥30000
・瀬戸ビール記念陶器ボトル 瀬戸ものでできたボトルに入った贈答品にも相応しい一品 ¥30,000
・オリジナルラベルビール作成 オリジナルラベルのビール24本セット ¥50000
・船上パーティ(DJつき)券 松下船長が運転する小型クルーザーでのパーティ参加 ¥200,000
スケジュール
令和6年6月 物件契約の完了
10月 醸造免許申請
11月 クラウドファンディング終了
令和7年2月 醸造開始
7年3月 リターン発送
資金の使い道
設備費:約200万円
人件費:約0万円
広報費:約44万円
手数料(17%+税):約56万円
最後に
◉最後に
このプロジェクトは単純に「クラフトビールを造って売る」ということがゴールではありません。クラフトビールを通じた地域の活性化や世界進出。一緒にご協力してくださる先を探す中で、瀬戸市内の製陶所を経営する方に、工業的な製陶業を守りたいというお話を聞き、瀬戸の製陶業や伝統、雇用を守るためのお力添えできたらと考えております。僕たちは、実は会社員をしながらこの活動を行い、副業として始められるクラフトビール醸造のロールモデルとなりたいとも考えています。いち会社員が、大きな夢を描き、実現できるということを証明したい。日本の今後について、不安に思っている労働者の希望になるためにも、我々は活動致します。皆様の応援を何卒よろしくお願い致します!!
店舗住所:愛知県瀬戸市陶原町4-65 瀬戸ヨリミチ内
アクセス:名鉄瀬戸市役所前駅より徒歩8分
営業時間:土日 9:00~18:00
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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