クラファン11日目。
本日は、昨日の投稿でRié さんからご紹介いただいた『二十四孝』についてです。
香取神社の見どころを語るときに、『二十四孝』から入ることは普通はないとは思いますが…。
『二十四孝』は中国古来の孝行に優れた24人をとりあげた教訓書で、香取神社には、社殿正面の下部に3つのお話の彫刻があります。
それをお話しするとき、お客さんたちの表情が一瞬凍りつくような反応が面白くて、時間のないときでも、必ず一つは…「楊香」の話はするようにしています。
楊香ちゃんは、山の中で虎に出会ったとき、自分の命よりもお父さんの命を助けてほしいと神に祈ります。
最初この話を知ったとき、子どもが立派すぎ!親はだらしない!と思いましたが、最近はそうでもないのかなと思ったりします。
この話は、あくまでも楊香ちゃんの視点から書かれています。
ひょっとしたら、こんな立派な楊香ちゃんのお父さんだから、お父さんも「自分の命よりも楊香ちゃんの命を助けてほしい」と祈ったかもしれない…。
そんなことを想像したりして楽しんでいます。
(写真撮影:小川兄弟、手はガイドしている石井の左手)