ついにこのプロジェクトのクラウドファンディング期間も残すところ8日となりました。
長かったようであっという間のような45日間が終わりを迎えようとしています。
今日はこのプロジェクトを始めるまでの振り返りをしてみようと思います。
《当初は乗り気ではなかったクラウドファンディング》
ひっそりと、だれにも知られたくない・・とずっと思っていました。
でも、頭の中のどこかでは障がい者雇用は離れずに考えていました。
そうして始めたコンフィチュールの製造販売。
しかし、このままでは埒があかない、進まない。ただの妄想だ。
今のままでは口だけの人間になってしまう・・。そんな焦りが募るばかりでした。
このままではだめ!でもひっそりやりたい・・脳内ではその攻防が繰り広げられていました。
その様子を浦安商工会議所の担当者の方がみていて「小笠原さん!クラウドファンディングをぜひやりましょうよ!!」と声をかけて下さいました。
しかし、私の答えは「NO!」
その後も何度か声をかけられましたが、私は頑なに拒否していました。
ある朝、目覚めた時ふと考えました。
「私は何をしているんだ?今のままだとコンフィチュールを趣味で作っているただの女ではないか・・口だけで大きなことを言っている理想だけ立派なただの女ではないか・・」
《2024年8月、真夏の決心》
そんな中別の用事で商工会議所へ足を運んだ時、担当者の方があの話をされました。
その話はまたしても、クラウドファンディングについてでした。
「是非やりましょう!いや、小笠原さんにやってほしいんです。この活動をもっと認知してもらいましょう!」「自分がやりたいんです!」
「浦安商工会議所の初めての挑戦者になってほしいんです」
その言葉に、心が動きました。 「初めての挑戦者」。
ハジメテコンフィチュールという名前とぴったりだ!
今のままでは進まない、私は趣味でやっているわけではない、障がい者雇用を実現させたい、そして目の前には熱心に説得してくれる人がいる。
「よし!!やる!!hajimete confitureと商工会議所の初めてのクラウドファンディング!!」
2024年8月の真夏にプロジェクトの決心をしました。
そこからは、プロジェクトを練り、考え、整理し、2ヶ月をかけて準備を進めました。
《10月19日10時、このプロジェクトがついにスタート》
ありがたいことに3日間で目標金額を達成することができ、その後も支援は途切れることなく、皆様の温かい応援を感じ続けています。
季節は秋になり冬に差し掛かっています。
今の私には、当初の「ひっそり生きたい、誰にも知られたくない」という気持ちはゼロ!
もっとこのプロジェクトを知ってほしい、もっと障がい者の現実を知ってほしいという気持ちがむくむくと膨れています。
このプロジェクトは、私の価値観を変えてくれ、私自身を成長させてくれました。
あと8日です。まだ減速はしません!