私たちは「みんなの水辺」を運営する市民団体です
川風を感じながらのんびりできる都心の貴重な水辺には、子どもも大人も、住む人も働く人も、いろんな人が集まります。ちょっとしたきっかけでつながって新しいアクションが生まれたりする、そんな動きがこのまちの居心地の良さや豊かさにつながっています。水辺はそんな可能性を秘めた「みんなの場所」だと考えています。
もっと子どもたちに水辺に親しんでほしい
私たちが子どもだったころ、川や水辺はいまより身近だったように感じます。最近では水難事故を忌避するあまり、子どもたちは「川は危ない場所」と言われて育ちます。もちろん命を守ることは大前提ですが、まずは川に親しみ、川をよく知ることで、自分の安全を守れるようになるのではないでしょうか。でも都心の水辺には、なかなか子どもたちが気軽に親しめる機会がありません。川とまちは高い堤防で分断され、船に乗ろうとするとお小遣いでは賄えない高い乗船料がかかってしまいます。もっと子どもたちに気軽に水辺に親しんでもらえる機会をつくりたい、という長年の想いがありました。
ぼろぼろのスワンボートをなんとか助けてあげたい!
β本町橋には、まちと水辺に関わるいろんな人が日々出入りしています。
ある日、ご縁があって、ぼろぼろになったスワン型の足漕ぎボートがやってきました。
「国産のスワンボート、助けたってほしいねん」
かつては湖や池で大人気だったスワンボート、最近は乗る機会も少なくなっていますが、転覆する可能性はほぼゼロで、都心の水辺で子どもが安全に水上を楽しむのに最適です。さらに国産のスワンボートは貴重になってきているとのことで、廃棄せずに再生し、モノを大切に使う気持ちも子どもたちに伝えられる可能性にワクワクします。
子どもたちがスワンボートを楽しめるまちの日常をつくる
引き取った国産のスワンボートはかなりの年代物で、引き取ったときはスワンならぬ北京ダック状態でした。部品が相当傷んでいるため、まずは安全に使えるように修理する必要があります。内部の修理は業者に依頼しますが、表面の塗装はプロジェクトに賛同いただくみなさんや子どもたちと一緒に行って、スワン再生に立ち会っていただきたいと思っています。そして生まれ変わったスワンボートは東横堀川や水都大阪の人気者となって、「乗りたい!」とやってきた子どもたちが、日常的に楽しめるようにすることを目指します。
現在の準備状況
「スワン再生プロジェクト」は共感してくれる誰もが参加できるプロジェクトです。
この春には、関西大学社会学部メディア専攻 劉ゼミにスワン再生プロジェクトを応援する「スワンチーム」ができました。
スワン再生の進捗状況を「マンスリーすわん」というweb記事にしてくれるなど心強い応援団です!
これからのスワンボートの修繕の様子やイベント情報も継続して発信してゆきますので是非ご覧ください!
スワン再生プロジェクトっていいな、おもしろいな、と思っていただけると幸いです。
川・まち・ひとが緩やかにつながることを目指す、私たちらしい返礼品を考えました。
①スワンからの手紙:こちらは支援してくださったすべての方に感謝の気持ちを込めて送ります。
この手紙のベースは関西大学社会学部メディア専攻 劉ゼミのスワンチームと一緒に作成します。スワンの修繕・塗装が完了した2月頃に発送予定ですのでお楽しみに
②子どもたちへのスワンライド招待状
支援の金額に応じてスワンボートに乗りたい子どもたちへの「招待状」にし、実際のライド時にお子様にお使いいただきます。皆様のご支援が次の世代につながっていく、ということを大切に思ってのリターンです。招待券にはオリジナルのメッセージを入れ作成しますので、是非子どもたちに向けて一言メッセージもお願いします。
-検討中のスワンライドについて-
2025年3月より少しずつ運用開始予定です。実際の状況や運用を見ながらよりいいものにしていきます。
●1ライド15分・3名乗り(大人1名、小学校低学年以下のこどもは2名まで可)
●開催日:毎週日曜日7:00~9:00
●料金:中学生以上は大人とカウント、料金は大人1名700円、大学・高校1名500円、中学生1名400円、小学生以下1名300円、乳児無料
今後のスケジュール
9月1日 クラウドファンディング募集開始
9月上旬 スワンボートを修理工場へ→分解し詳細見積もり
10月30日 クラウドファンディング募集期間終了
11月 スワンボートの修理開始
2025年1月 みんなでスワンの塗装
2025年2月 スワンからの手紙発送
2025年3月 スワンボートの活動スタート
本プロジェクトで集まった資金は、CAMPFIRE手数料とリターン配送に必要な資金を除いた全額をスワンボートの修繕と塗装に使わせていただきます。
ご縁があって東横堀川にやってきたスワンボート。とても親しみやすいビジュアルで、ぷかぷか浮かんでいるだけでも子どもたちにも大人気です。復活したスワンボートで川に出ると、魚や亀、水鳥などいろんな生き物も見られるので、小さな子どもも水や自然の大切さを感じてくれるはず。子どもたちの好奇心いっぱいの顔が楽しみです。
最後までお読みくださりありがとうございました!
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。目標金額に満たない場合、計画の実行及びリターンのお届けはございません。
最新の活動報告
もっと見る9/14 INSTeM Convention Autumn 2024にてスワンチームがスワン再生プロジェクトの発表を行いました
2024/09/16 13:119月14日(土) INSTeM Convention Autumn 2024「大人のため のリテラシー:デジ タル世界を学ぶ、遊 ぶ、デザインする」 が関大梅田キャ ンパスにて開催されました関西大学社会学部メディア専攻の劉ゼミのみなさんが出展。毎月マンスリーすわんを作ってくださっているスワンチームも取り組みの発表やクラファンのチラシ配布などを行ってくださいました。劉ゼミの皆さま、お疲れ様でした!スワン再生プロジェクトはまだまだ始まったばかり皆さまの応援お待ちしています! もっと見る
9/12 クラファンを始めてあれこれ思うこと
2024/09/12 21:01スワン再生プロジェクトのクラウドファンディングを始めて今日で12日目。はじめてのクラファンで分からないこともたくさんあります。その一つが“匿名”寄付してくださった方が誰なのかが成立するまでわからないというものです。たまにお名前がわかる方もおられますが、成立しないとシステム上教えてもらえないので、直接お礼のメッセージを個別にお返しできておらず本当に申し訳ございません。どうしようもないことなのですが無事成立したあかつきにはきちんと直接お礼を申し上げたいなと思っております。嬉しいこともたくさんあって、“応援してるよ”とか“詳しく聞きたい”などなどお声掛けいただくことです。あと出張先で出会ったスワンボートに私たちの活動を重ねて写真を送ってくださったり。。本当に嬉しいです!写真のスワンは青森県の十和田湖のスワンボートたちスタッフの方がとても丁寧に拭きあげお客様をお乗せしていたそうでなんだかお話と写真にほっこりしました!またこんなスワンボートがいたよ!などあればぜひ写真とメッセージをお待ちしております^^前回の活動報告でクイズにしたスワンボートを引き上げた時の重さクイズ→答えは99キロでした!あたった方いらっしゃいますか?ではでは今日はこの辺で もっと見る
9/9 修理に向けて旅立ちました!
2024/09/09 14:34今日はスワンボートが修理工場に旅立つ日実際のところ、分解してみないと交換が必要か修理だけでなんとかなるかなどわからない部分が多いため、陸にあげて修理工場で見ていただきます。川から陸地への引き上げ可能な場所まで船で曳航し、クレーンで引き揚げトラックに積み込みました。クレーンで引き揚げるときに重さが分かるのですが、この3人乗りのスワンボートは一体どれくらいの重さでしょうか?答えは次回の活動報告でお知らせします! もっと見る
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