
皆様のお力のもと、修繕工事が進んでおります。
廟所の背面は、これまで斜面から流れ落ちる土砂で埋まっていました。
プロジェクトチームで話し合いを重ね、蓄積した土砂を取り除き、廟所背面に笏谷石の石積みを行います。
写真はその笏谷石の搬入の様子です。重厚感と石その物に品格を感じます。
ご支援頂いた皆様に感謝申し上げます。
笏谷石について
福井県産。継体天皇が発見した越前の石。猛将「柴田勝家」は、城の屋根を笏谷石で葺いたと言われるほどのこの「碧」を愛したようです。主に、福井県福井市の足羽山一帯で採掘され、なかでも北西側山麓部の笏谷地区の石質が優れていたことから、笏谷石という名称がついたとされています。また、水に濡らすと深い青色に変化します。古くは約千五百年前の古墳時代に石棺、越前国を支配した朝倉氏にも愛された石で、石塔などにも使われていました。
1999年には採掘が終了し、現在は流通が少なくなっています。情熱とカリスマ性を与え勝利へと導く石とされているようです。
この笏谷石の石積みが、どのような佇まいになるのか楽しみですね。
芳名帳、御朱印、箸置きのリターン品の準備も同時進行中です!
今後も見守って頂けると幸いです。
プロジェクトリーダー 笠原 健 拝



