こんにちは!就労継続支援B型事業所 革工房torogiです!
今日も大阪に元気にものづくり!
前回、生地型をつくり、材料取りまで終えました。今回は、ミシンで縫って完成までやっていこうと思います!
まずは口の部分に幅20mmのケージを使い、線を書きます。それから布の端と線の間にゴムのりを塗っていきます。これにより布の切れ端から、布を構成している糸がほどけないようになります。
ゴムのりが乾き、貼り付けることが出来たら、いよいよミシンで縫っていきます、内側にしたい面を表にして縦線から幅6mmで縫っていきます。筆者が忘れがちなのが、始点と終点は返し縫をして糸が抜けないようにします。この部分を忘れてやり直しになることが多々。今回も片側の始点の返し縫を忘れていたので、追加で縫いました。
縦線を縫えたら、底の角の部分をこれも6mmで縫っていきます。これが一番難易度が高く、特に縦の切り端も一緒に縫う部分、これが材料によって段差になって飛び越えれなかったり固いと針が折れてしまうこともあります。布が固い場合は半目という針を刺したい場所で下糸を引っ張て来て進む手前までに留めておく縫い方で、これがまた難しい。筆者も100%では無いものの得意とはしていますが、最初は訳が分からないと笑いながら練習してました。
これらを終えて、ひっくり返し布の切れ端が外側から見えていなければokです。ここから内にかぶせる用にまた別の生地をつくり、筒縫いという口の部分を幅2~3mmで縫って合わせれば完成です。
いかがでしたでしょうか?寸法を決め、型紙を作り、材料を取って、ミシンで縫うこれらの流れを得て商品が作られております。筆者は、ものづくりにおいて製品が出来上がるまでの流れに興味を持ち、それを伝えたいと思い投稿してきましたが、今回をきっかけに「ものづくり」に興味を持っていただければ嬉しいです!