餅の形について日本には、大きく分けて3種類の餅の形が存在しています。①丸形②角形③なまこ形(かまぼこ形)簡単に説明したいと思います。①丸形元々、餅は丸形だったそうです。今では、主に西日本で丸い餅が食されています。私も出稼ぎ兼勉強先が京都ですので、スーパーマーケットなどを覗いてみると、角餅も少しは置いてありますが、ほとんどは丸餅です。公家文化を表しているとも言われ、「円満に暮らせますように」という願いが込められている形だそうです。②角形角形の餅は、主に東日本で食されています。ここ、福島県北では、スーパーマーケットで売っているのは、丸餅も少しはありますが、ほとんどは角餅です。(お供え物の鏡餅は、もちろん全て丸形ですが。)江戸時代に人口の多い江戸で発明された作り方だそうで、一個一個丸めるよりも、のして包丁で切った方が手間がかからず、もち運びにも便利だったからだそうです。武家文化を表していると言われるそうです。地図地図で示すと、下のようになります。西の方が温暖だから、包丁の切り口からカビが生えやすい。寒冷な東の方では丸餅だとひび割れができるという、気候上の理由という説もあるようです。画像引用:農林水産省ホームページ③なまこ形(かまぼこ形)市販されている物でもたまに見かける形です。我が家でも、以前は木枠にはめてのし、包丁で切る角形にしていましたが、現在では、型に入れたときに運びやすく、型から外すときも外しやすいということで、この形にしています。画像キャプション






