24名、394,750円のご支援ありがとうございます。今回、FC刈谷クラウドファンディングの活動報告について書かせてもらうことになりました。初めて見る方もいると思いますので、簡単に自己紹介をさせてください。背番号4番佐々木宏樹(ささきひろき)です。ポジションはDFです。FC刈谷に在籍して計7年目になります。31歳を迎えた今年の7月に、前十字靭帯再建手術した後、松葉杖の状態で第二子が産まれました。スギ薬局で仕事をしていますが、アルバイトの大学生に「何年生ですか?」と聞かれた経験もあります。好きな言葉は【いつだって今日が一番若い】です。現在は怪我から復帰に向けてリハビリ中ですが、今週から始まる全社(全国社会人サッカー選手権大会)には勿論出場はできません。そんな状況で、FC刈谷が2連覇に向けて地域CL出場権を獲得するために何かやれないかと思いました。少しだけ自分の全社での経験や大事だなと感じだことを綴るので、皆様の気持ちを揺さぶれたら嬉しいです。全社での主な出来事は以下の通りです。 2017年 全社に繋がる愛知県予選一回戦で自分がPKを外して敗退。出場できず。2018年 全社で準優勝して地域CL出場権獲得。ベスト8でPKを決める。5日で5試合フル出場。2019年 三回戦でアディショナルタイムに失点して敗退。桜島噴火で街は火山灰まみれ。2020年 コロナで全社中止。2022年 全社行きを決める東海予選決勝で雷雨のため中断。くじ引きを自分が引き、白紙で出場権逃す。2023年 全社2回戦で敗退。一回戦でPKを決めるも、2回戦ではGKが退場して急遽GKに。(※写真はサポーターから拝借)以上の経験から感じたのは、本当に何が起こるかわからないということです。予想外に動じないメンタリティは不可欠です。そして、勝ち続けるとチームの総合力は高まります。寝食休を共にする期間が続けばコミュニケーションが活発になり、連戦で色んな選手にチャンスが巡るからです。2018年は全社準優勝から地域CLは決勝ラウンドまで勝ち進みました。惜しくも3位でしたが、自然にまとまりが出てきたような気がしてました。全社を勝ち抜いたチームが地域CLを勝ち抜く傾向があるのも納得できます。また最大で5試合あるこの大会は、いかに次の試合に向けて回復するかが鍵になります。疲労回復に効果がある交代浴では交流の場になります。サッカー以外に仕事がある選手も多いので、お風呂場で初めて長く話した選手もいました。栄養バランスのとれた食事や試合後の補食を摂ることで、身体の内側から回復に努めるのも大事です。そして食事会場ではコミュニケーションが深まります。2022年の地域CL決勝ラウンドで、初めて〇島遼介と川西◯斗と同じ席で食事をしました。カレーを自炊してると言っていたので、「へぇ、スパイスから作ってるんだ」と呟いたら、次の日から一緒に座ってくれなくなりました。カレーは一晩寝かせたら美味しいって言うのにな。身体のケアではトレーナーが夜遅くまで対応してくれます。一部屋ケアルームがあれば、緊迫した試合で力んでいる心身を共にほぐしてもらえます。怪我を防ぐ、直す、疲労を取るためにも大事な場所になります。3日目以降は親指の感覚が無くなった、と過去に言っていたトレーナーもいました。最後になりますが、今年は茂庭監督の掲げる「刈谷クオリティ」のもと、相手よりも一歩前へ出るようなチームであると思います。その一歩が、大きな力強い一歩になるために力を貸してください。より良い環境で試合に臨めるように、さらなるご支援をよろしくお願い致します!