エピソードトーク④
「手捺染ブランドの立ち上げ」
フリーランスデザイナーになって、とある企業様に週3勤務で、1つの小さなブランドを任せて頂いてました。
職場に慣れた頃、手捺染商品と、インポート生地の商品を組み合わせた少し高級シリーズを作ろうとしました。
そこで写真のスカートを企画し、打合せして、いよいよ本生産!
って段階で、一緒に打合せしたハズのオーナーから、「俺、こんなんGOした覚えない」
…………!!(>○<)
すでに工場は、本生産用の資材を全て購入して準備済み!! その事情を話すと、
「じゃあスカートではなく他の売れるものに作り直して」
?売れるものって?? まだ数年のブランドで、私が入ってリニューアルして半年程のブランド……売れ筋データもないなか売れるもの?
私が考えたら、どんどんマニアックなものになります。(ドレープ&アシンメトリーワンピースとか!)
オーナーとは永遠に交わらないと感じた私は
「この生地の商品は私が個人で作ります!」
…………これがこのブランドの始まりです。
そのしばらく後、この会社はなかなか儲からないアパレルブランドから離れる事を決定(本社は異業種)
私は手捺染を持って、さよならとなりました(-.-)ノ
フリーランスデザイナーの先輩に、「あんたは可愛くないから、経営が厳しくなったらすぐ切られるねん!」と怒られました。
……多分その通りなのでグウの音も出ません!
絶対に真似をしてはいけない起業の仕方です!
そんな奴と個人での取り引きをスタートして頂いた縫製メーカーの十和商事様には、心から感謝しておりますm(__)m
次回は、ブランドスタート!引き強いエピソード!
クラファン終了までに終わるかな!!
それでも将来は日本版ETROです!
クラウドファンディングのご支援、拡散のご協力どうぞよろしくお願いいたします。