◆ご挨拶
皆さまはじめまして!
私は宮崎市内で印刷・プリント業を営む「総合印刷アール企画」の布谷と申します。
読み方は「ぬのや」です。なかなか読みづらいですよね汗
当社は名刺・チラシといった紙媒体の印刷物やTシャツなどのプリントをメインに、デザインから製作まで一括で請け負っています。
父が創業し、お客様に支えられて今年で37年。現在は小ロットでの受注を強化しており、個人事業者などのお手伝いもできる印刷会社を目指しています。
社員は3人の小さな会社ですが、コンビニなどでのネットプリントでは対応できない、細かな要望が聞けて小回りが利く点が強みです。
◆印刷業界の現状
印刷産業は90年代にピークを迎え、その後は下降をし続けています
新型コロナウイルス感染拡大の影響やデジタル化に伴い、印刷需要が減少していることが背景です。
〈引用:印刷業界の最新の動向とは? 市場や課題、今後の展望を取り組み事例も含めて解説 | Tech & Device TV (hp.com) https://jp.ext.hp.com/techdevice/printing/40indg_sc02/〉
◆アール企画のこれまで経緯
アール企画は、私が小学生の時に父が創業した会社です。
創業当初の事務所には机とコピー機のみ。実は父は私が未就学児の時に倒れてしまいましたが、幸い通常生活に支障なく、取引先に直で営業を行い、知り合いの印刷会社などに委託した印刷物を納品するスタイルを採用したのでした。
最初はそのやり方でも問題なかったようですが、90年代に入ると印刷業界が衰退。写植などのアナログ印刷の激減などで、経営は次第に厳しくなっていきました。
そんな時期が続いた中、現状を打破するために2009年、会社に勤めていた私は入社を決意。小ロットの小口先をターゲットにしたオンデマンド印刷機やシールの型抜きなどの加工機、Tシャツプリントを導入し、社内生産に切り替えて利益の確保に努めました。
新たな取組はお客様に恵まれたこともあり、紹介や口コミなどが徐々に増加。学校の部活動で着用するTシャツなどの受注も引き継げたことで、徐々に売り上げを取り戻すことができました。
◆コロナ禍の苦境と時代の変化
様々な事業者が苦境に陥れた新型コロナウイルスの流行。それは印刷業も同様です。2020年、コロナ禍に入ると一転、それまで好調だった売上は前年の60%ほどに減少。さらに不幸は重なるもので、その年に父をガンで失いました。
ようやくWithコロナになり、多少は売上が戻ってきましたが、思わぬ事態が待っていました。コロナ禍で密なコミュニケーションが制限される中で、売上を支えてきた部活Tなどの引継ぎができず(学校では代が変わるごとに印刷会社なども引き継がれる)、貴重なお客様とのつながりが切れてしまったのです。
加えて、2023年10月からスタートしたインボイス制度の導入も向かい風に。これまで安定的な売り上げを維持していた帳票類の印刷請負ですが、インボイス制度の導入により紙から電子帳簿に切り替える事業者が増えていきました。
この苦境に対抗すべく、昨今の原材料費の高騰の中でも、経営努力によって価格を据え置くなどの経営努力を続けています。しかし、このままではいけないと危機感は増すばかり。今後の展開のためにさらなる事業成長の取り組みを考えています。
◆今後の展開のために
新たな取組として考えているのがこの3つです。
1.当社のオリジナルブランドウェアの販売
2.小ロット対応のオリジナルグッズ作成
3.WebARを利用する新たな広告
1.当社のオリジナルブランドウェアの販売について
先述したとおり、当社では小ロットのウェアプリントが可能です。
その強みを最大限に活かして、お客様がそれぞれの欲しい色のTシャツに好きな色のプリントができ、サイズも自由に選べるネット販売を念頭に入れています。
当社はあくまでも印刷のプロなので、デザインは県内で活動するデザイナーにお任せする予定です。デザイナーの方々の発表の場を増やすことで、個人で活動するデザイナーの貢献につながるのではと考えています。
2.小ロット対応のオリジナルグッズ作成
当社では現在でも依頼を受けたオリジナルグッズの作成をしていますが、金属・プラスチック製品・ガラスなどにもできるプリントシステムを導入することで、小ロットでより多くの方の要望に応えられるオリジナルグッズを制作できるのではと考えています。
3. WebARを利用する新たな広告
当社ではチラシやパンフレットを作成していますが、見てもらえても内容が伝わらなかったり、検索しても当該のウェブサイトにたどり着けなかったりするジレンマを感じていました。
そこで考えたのがAR技術の導入です。紙媒体ではまだ珍しいAR技術を利用することで、見てほしい動画やホームページに確実に導くことができます。
実は8年前から独自でAR技術を独学で勉強してきました。デジタル化で紙媒体の需要が減ってきた今だからこそ、新たな付加価値を与えられると確信しています。
◆支援金の使い道
上記の取り組みを行うための費用として300万円を集めたいと考えています。
内訳としては、
1.デザイナーに支払うデザイン料(複数のデザイナーへの依頼を考えてます) 100万円
2.プリントシステムの導入のための費用 100万円
3.WebAR技術を実現するためのネット環境の強化費用 50万円
4.広告費・販促物製作費 50万円
を考えています。
◆リターンについて
ご支援いただいた皆さんに当社が還元できるものは、もちろん印刷とプリントです!
そこで、宮崎県のご当地キャラクター「みやざき犬」のTシャツとポロシャツをリターン品目にしたいと思っています。また、オリジナルの名刺やチラシ作成なども検討中です。
◆最後に
今後も皆さまのお役に立てる印刷業者として、そして、地域に貢献できる企業として精進して参る所存です。
プロジェクトページを最後までご覧いただきありがとうございました。
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