
「碧桜霞」という名前を聞いたことはありますか?

「碧桜霞」は2022年に発売された、ガラスペンとセットになったインクの色です。実はこの名前には、霞堺の情景と言葉の奥深い意味が込められています。

「碧空」は、青く晴れわたる空を表す言葉。「桜」には「淑やかさ」という花言葉があります。そして「霞」は日の出や日没に雲が美しく彩られる情景を指します。

これら3つの言葉を合わせた「碧桜霞」は、手紙を書く人、そしてその手紙を受け取る人に、心が澄みわたり、人生に彩りを添えられるよう願いを込めて名付けられました。

このインクで綴られる一文が、誰かの心に届き、人生の道標となる瞬間を生み出すことを願っています。そして霞堺のにはいくつかの「青い桜」の伝承が残っていますのでそのひとつをご紹介します。

遥か昔、霞堺から遠く離れた村に、美しい青い桜が咲く木がありました。その木に実る果実は水晶のように輝き、青く透き通っていたといいます。

ある日、村に大災害が襲いかかりました。地震や洪水が村を飲み込み、人々は家を捨てて逃げる中、一人の若者が命からがら、青い果実を持ち出しました。彼はこの霞堺まで辿り着き、その果実から長い年月をかけて、ついに青い桜を咲かせることに成功します。

後年、災害が再び人々を脅かした時、その桜の木に神様が降臨し、村を守ったのです。その奇跡以来、霞堺では青い桜は神聖なものとして崇められ、桜が咲いていたとされる場所はやがて「櫻瀬神社」として人々に守られるようになりました。

伝承をもとに、霞堺では町おこしの一環として「青い桜」の果実の透明感をイメージしたお土産が作られました。そのひとつが、ガラスペンです。爽やかな青い色彩をモチーフにしたガラスペンは、伝承の青い桜の神秘と美しさを上手く映し出しているのではないでしょうか。

「碧」「桜」「霞」の3つの言葉には、海や空、大地といった自然の大きな繋がりが宿っています。このガラスペンとインクで手紙を書くことが、未来のどこかで思いがけない繋がりを生むきっかけとなるかもしれません。

この伝承がまとめられた本は、霞堺市の中央図書館でも閲覧が可能なので、訪れた時にはぜひ足を運んでみてくださいね。

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