「あきらめの悪い人たちの〇〇です。」自己紹介をすると必ず笑顔になって頂けるので、この社名はとても気に入っています。ふざけているようですが、私たちは地域の課題を解決するまじめな会社です。「地方を元気にするため、どんな困難にも負けず最後まであきらめない」という意思をそのまま社名にしました。
甘酒を使ったマヨネーズ?それがどう農家の助けになるの?地域を元気にするの?と思った方は是非最後までお読みいただきご支援頂けますと幸いです。
発酵甘酒マヨは卵の代わりに美容や健康に良いとされる甘酒を使ったマヨネーズタイプのソースです。「元祖発酵甘酒マヨ」の原材料は米油、山形県産つや姫と鳥海山の伏流水で作った甘酒、炊いた山形県産つや姫、庄内柿の柿酢、きび砂糖、塩、きな粉。これらを混ぜ合わせ乳化させることでマヨネーズのような半固体状のディップソースが出来上がります。「NEW発酵甘酒マヨ」は米油を大豆油へ、つや姫をはえぬきへ、柿酢を米酢へ代替した商品です。
2種類とも植物性の原料のみを使用し、添加物・保存料不使用でお子様からお年寄りまで安心してお召し上がり頂けます。卵を使ったマヨネーズと同様に様々な料理につけてお召し上がりいただけます。元祖発酵甘酒マヨは黒酢のような豊かな香りが楽しめ、チーズのような濃厚な味わいが癖になります。野菜だけでなく淡白な白身のお魚や蒸し料理など様々な料理によく合います。NEW発酵甘酒マヨはさっぱりした味わいで、よりマヨネーズの風味に近いので甘酒が苦手な方やマヨネーズが苦手な方にもおすすめです。
甘酒って体にはいいとわかっていても甘酒を毎日摂るのは難しいですよね。実は私は甘酒が苦手でした。。。私の周りにも甘酒が苦手という方が一定数いらっしゃいます。そこで、甘酒が苦手な人でも食べられる身近にあるものに置き換えて、手軽に甘酒の栄養を摂れればもっと甘酒の利用も広まるのではないかと考えました。この発酵甘酒マヨなら毎日少しずつ甘酒の栄養とそれに合わせて食べる食材の栄養も一緒に摂ることができるので美容や健康に敏感な女性やもっと野菜を食べてもらいたいお子様を持つご家庭。食が細くなってきたご高齢の方や手軽に野菜を食べたいお独り様などマヨネーズのように様々な用途でご利用いただけます。
私たちはこの商品を通して農家さんや地域、日本中を元気にするために次の図のようなグランドデザインを描いています。
【目的①】資材の高騰、高齢化で衰退する農家を助けたい
東京のデザイン会社を退職し地方創生のお手伝いがしたいと山形県酒田市へ移住。まず、取り組んだのは農家さんの支援でした。農業資材は年々高くなっているにもかかわらず販売価格は安いまま。誇りや自信を捨て、生産性や効率性を重視し、安く簡単に栽培できる方法を選択せざるを得ない農家がたくさんいるのが、今の日本の農業の現状です。誇りややりがいを持って取り組める農業にしていくためブランディングをしようと動き出しました。しかし、Webサイト、チラシを作る費用を誰かが払ってくれるわけではありません。その費用を捻出するため少しずつですが野菜の販売を始めてみました。ですが、野菜の販売は農家さんから100円で仕入れたものを120円で売るような薄利多売の世界。費用を捻出するどころではありませんでした。このままのやり方では続けられない。そこで野菜につけるご当地ソースを開発して注目を集め、広告として活用よう。その売上げでブランディングしながら、その販路に野菜も流通してはどうかと考えました。
【目的②】野菜の消費減少
そもそも日本の野菜の消費量は減少し続けています。これは食事を外食や弁当・惣菜、野菜ジュースやサプリメントなどで済ませてしまう忙しい現代のライフスタイルが影響しています。バランスの良い食事をとるためには手軽においしく野菜を食べられる商品の開発が必要と考えました。そこですぐに思い浮かんだのがマヨネーズでした。しかし、既存のマヨネーズは体に悪いイメージがあります。そこで、ソース自体も健康的で栄養価が高く、素材にこだわった商品にすることでニーズをつかみ野菜の販売にもつなげたいと考えました。
【目的③】地域経済の活性化
商品づくりに挑戦するのであれば地元の食材を使って地域経済の循環に寄与したい、そして、地域から応援してもらえる商品にしたいという想いがありました。そこで、様々な素材を探している中で辿り着いたのが山形県産つや姫100%の甘酒と庄内柿の柿酢でした。弊社が拠点を置く山形県の庄内地方は米どころとして有名です。原材料にお米は必須だと考えました。そこで山形県産つや姫を100%使った甘酒をまずは使用することを決めました。庄内柿は庄内の秋を代表する果物の一つです。柿は「柿が赤くあれば医者が青くなる」と言われるほど栄養価が高く、さらに柿からできた柿酢はお酢の特性も併せ持つ優れた食材です。この甘酒と柿酢でマヨネーズを作ろう。そうして出来上がったのが元祖発酵甘酒マヨでした。昔からある食材でも視点を変えて新しい形の商品に作りかえることで「田舎には何もない」ではなく「まだまだ可能性がある」と思ってもらいたいということも狙いの一つでした。
商品づくりに挑戦し始めましたが完成するまでには大変な苦労がありました。理想の形にするまで様々な食材を試しながら試行錯誤する日々。やっとたどり着いた甘酒と柿酢でマヨネーズを作ろうとなり、まず大変だったのが油と甘酒を乳化させることでした。当然ながら甘酒と油を単に混ぜただけでは乳化しません。乳化について勉強し適正な配合と温度、粘性を出すために炊いたご飯を足すことでなんとか乳化させることに成功しました。
できた商品をマルシェで野菜と一緒に試験販売。多くの方に「おいしい」と言ってもらうことができました。そして、当初の目的通り野菜のおいしさを知ってもらう機会を作り出すことができました。
次はお土産ショップで販売してもらえるように初めての商談です。しかし、残念ながらすぐに取り扱ってもらえるところはありませんでした。当初、発酵甘酒マヨは冷蔵の商品でした。お土産ショップで要冷蔵の商品は難易度が高いことがわかりました。またも改良。食品加工技術を指導する施設で様々な検査や殺菌技術を勉強してやっと常温流通が可能な商品になりました。菌数検査では「ほぼ菌が検出されない優れた商品です」とお褒めの言葉を頂きました。そうして、県内お土産ショップで徐々に取り扱ってもらえるところが増えてきました。こうして商品化するまでに約2年ほど時間を有しました。
現在に至るまで長い月日を要してしまい資金も底を突き始めました。でも、私はあきらめが悪いんです。絶対、この商品を通して山形県の魅力を知ってもらいたい!山形県産の野菜のおいしさを知ってもらいたい!という決意は揺るぎません。そのために今回クラウドファンディングに挑戦しようと決意したのです。
現在、県内お土産店や道の駅での販売を開始しています。また、東京ビックサイトで開催された国際発酵展にも出展させて頂き、「早く東京でも買えるようにして欲しい」「ネット販売してないの?」「海外でも人気が出そう」など大変好評頂きました。これから野菜も含めてネット販売にも力を入れて行きたいと考えています。
これまでは少量生産のためなんとか製造できていました。ですが、人気が出るにつれて製造負荷が高すぎることが課題になってきました。家庭用のミキサーで一度に作れるのは5個程度。それを繰り返し1日で作れるのは60個程度です。一度に大量に作るためには設備が必要になります。
今回、クラウドファンディングで集める資金は大量生産に向けて安全に品質を均一化した製品に仕上げるための設備投資に使わせて頂きます。少し大きめの機械を導入し、製造における人件費や製造時間が削減できます。そして、これまで以上に野菜の販売にも力を入れたいと考えています。
この商品を通して気軽に野菜を食べれるライフスタイルの提案をしていきたいです。野菜ジュースや豆乳、ヨーグルトのように手軽に栄養を摂ることができ、野菜も一緒においしく食べられる日本生まれの健康食品として全国で販売したいです。そして、そこに山形県産野菜も一緒に販売してもらうことで山形県産野菜のおいしさを知ってもらいたいです。農家さんの野菜に対する情熱や想いも伝えていけるように情報発信にも力を入れていきます。軌道に乗れば特定機能性食品としての認可を目指します。そして、日本生まれのマヨネーズとし世界中で販売したいと考えています。ご支援ご協力をよろしくお願いいたします。
最新の活動報告
もっと見る試食販売しながらクラファンPR
2024/10/30 18:57試食販売しながらクラファンも宣伝中! もっと見る
店舗にも協力頂いております
2024/10/21 16:31発酵甘酒マヨをお取り扱い頂いている店舗様にもご協力頂きクラファン呼びかけております! もっと見る
山形のコンテストで優秀賞受賞
2024/10/16 09:47【10/11(金)】山形のうまいものファインフードコンテストで優秀賞(調味料部門)を受賞しました。山形のうまいものとして認定頂き感激です!そのまま「ぐっと山形」で即売会も実施。4日間、車中泊でがんばりましたー(2日目寝坊しました)たくさんのお客様の声を頂き大変良い機会となりました。まずお客様の反応で一番多いのが「甘酒マヨ?なにそれ?」世にも珍しい商品のため注目度はかなり高かったです。そして、一口食べると「え?おいしい!マヨだ!」やはり、これまでに無い商品なので味を知ってから購入したいと考えているお客様がほとんどですね。毎日の食事に甘酒の栄養が摂れるとなれば便利で使いやすいという声や値段についても甘酒自体そんなにお安いものでは無いのでその甘酒を使っている甘酒マヨの値段は相応と考えて納得して購入頂けていたと感じました。 もっと見る
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