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世界的ワインコンクール金賞受賞醸造家、ワインの女王【貴腐ワイン】で世界へ挑戦!

広島県三次市のワイナリーVinoble Vineyard & Winery。醸造家、横町崇が世界的に見ても貴重で場所を選ぶと言われているワインの女王【貴腐ワイン】での新たな金賞獲得を目指します。ぶどう畑の拡張や設備整備のため、温かいご支援をよろしくお願いいたします。

現在の支援総額

1,679,000

167%

目標金額は1,000,000円

支援者数

87

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/03/03に募集を開始し、 87人の支援により 1,679,000円の資金を集め、 2025/04/30に募集を終了しました

世界的ワインコンクール金賞受賞醸造家、ワインの女王【貴腐ワイン】で世界へ挑戦!

現在の支援総額

1,679,000

167%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数87

このプロジェクトは、2025/03/03に募集を開始し、 87人の支援により 1,679,000円の資金を集め、 2025/04/30に募集を終了しました

広島県三次市のワイナリーVinoble Vineyard & Winery。醸造家、横町崇が世界的に見ても貴重で場所を選ぶと言われているワインの女王【貴腐ワイン】での新たな金賞獲得を目指します。ぶどう畑の拡張や設備整備のため、温かいご支援をよろしくお願いいたします。

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広島発、奇跡の貴腐ワインで世界に挑むワイナリー

  

ご覧の皆様はじめまして!

広島県三次(みよし)市でVinoble Vineyard & Winery(ヴィノーブルヴィンヤード アンド ワイナリー)を営んでいる横町崇と申します。

私は備北の地から日本の特別なワインを世界へ届けるため、「セミヨン」という品種を用いた貴腐ワインの生産拡大を目指し、クラウドファンディングに挑戦することにしました。このワインでロンドンのワインコンクールで金賞を目指し、日本ワインの可能性を広く示すことが目標です。自然の力に支えられた「奇跡のワイン」を多くの方にお届けするため、どうか温かいご支援をお願いいたします。

2017年に委託醸造で製造したセミヨン貴腐ワインです。
生産本数は僅か40本程でした。

魅惑の貴腐ワインとは?—自然が生む奇跡の甘美なワイン

貴腐ワインというのは秋に発生する霧により貴腐菌(ボトリティス・シネレア)という小さな菌が葡萄に付着し、貴腐菌が果皮のロウ質を壊すことにより、果汁中の水分だけが蒸発します。その後、霧が晴れ葡萄は腐らずに乾燥します。その作用が繰り返される事により、糖度が著しく濃縮されて、木になったままで干し葡萄のような状態になっていきます。通常の葡萄は収穫時の糖度が約20〜24%ですが、貴腐葡萄は40〜60%もの糖度に達します。アルコール発酵により元の果汁糖度はアルコールに変換されていきますが、アルコール分が12%になったとしてもしっかりと甘みの残ったワインとなります。貴腐葡萄を収穫するには晩秋まで葡萄を樹に成らせておく必要があるため、天候が崩れたりした場合はそのまま腐ってしまうリスクも高く、非常に貴重な葡萄から造られる奇跡のワインなのです。

葡萄の表面に貴腐菌が付着しているのが分かります。


広島・備北の風土を活かした、特別なワイン造りへの想い

Vinoble Vineyard & Wineryは、豊かな自然と風土に恵まれた広島県三次市の備北地域に位置しています。三次は極度の盆地の形状であるため放射冷却の影響を受けやすく、三次市中央部で馬洗川、西城川、可愛川という3本の川が合流して江の川となり日本海へ流れていっており、各河川の温度差があるため霧が頻繁に発生する特異な環境で、貴腐ワイン造りに最適な土地です。私は地元の自然と一体となり、愛情を込めて育てたぶどうから、この土地ならではの物語を詰め込んだ特別なワイン造りに情熱を注いでいます。貴腐ワインを造る為には霧という存在は必要不可欠なのです。

私が小学生の頃には秋になると霧の中を歩いて登校していましたが、とても寒く、川から立ち上がる霧を見て暖かそうだなぁ…と思っていたのを思い出します(実際は冷たいですが、外気が水温より低いため水蒸気が出ます)。

三次の霧見物の名所、高谷山山頂より霧の海から登る朝日


備北地域という場所が貴腐ワインに適した場所であるのはご説明しましたが、貴腐ワインは極度に水分が抜けて乾燥していくため、収穫量が通常の葡萄に比べて約3分の1まで減ってしまいます。さらに搾汁を行い、果汁の量も3分の1まで減ってしまいます。通常だと1000kgの葡萄からは750リットルのワインが出来上がり、750mlだと1000本のワインが出来上がりますが、貴腐葡萄は同じ面積だとすると収穫量が約300kgとなり、ワインは90リットル、750mlだと120本のワインしか造ることが出来ません。弊社の現在の貴腐ワインの生産量は2022年30リットル、2023年70リットルと極少量となり市場に流通させるにはとても足りない量となっています。そのため畑の拡張を行い、貴腐ワインとして使用するセミヨン種の収穫量を増やす必要があります。


セミヨンは豊産性で病気にも強く貴腐ワイン造りには欠かせない葡萄です

奇跡のワインを支える「セミヨン」ぶどうと
Vinoble Vineyard & Wineryの挑戦

貴腐ワインの核となる「セミヨン」は、世界的に知られるボルドー地方でも貴腐ワイン造りに使われる重要な品種です。世界三大貴腐産地と言われるソーテルヌもボルドー地方にあります。世界的に有名な貴腐ワインであるシャトーディケムもセミヨンを主体に貴腐ワインが造られています。Vinoble Vineyardではセミヨンを20a栽培していますが、現状では全てを貴腐ワインにするのは経営的にリスクが高く、その一部を貴腐用として栽培しています。貴腐以外はスパークリングや樽熟成を醸造しており、その中でもセミヨンスパークリングは2023年5月に行われたG7広島サミットの首脳夫人のディナーにおいて乾杯酒として採用された実績を持ち、多くの方に愛されています。貴腐ワインの生産を拡大するには栽培面積の増加が不可欠です。皆様のご支援で、より多くの方にこの貴腐ワインをお届けするための新たな挑戦を実現させたいと考えています。

写真は既存のセミヨンの畑です


醸造家 横町崇の挑戦:備北から世界へ広がる日本ワインの夢

私は2001年から国内の複数ワイナリーで醸造・栽培を担い、2013年にVinoble Vineyardを設立しました。「Vinoble」という名前には、フランス語の「Vin(ワイン)」、英語の「Noble(高貴な)」、そして地域の象徴「備北」の「Vi」を組み合わせ、「備北から生まれる高品質なワイン」という想いを込めています。

独立後は新規ワイナリーの醸造コンサルティング、ワイン用葡萄の接木苗の生産、葡萄棚の設計施工というワイン業界のインフラ整備を行う裏方として活動を行ってきましたが、2021年に念願だった自社ワイナリーを設立できました。


その翌年ロンドンで行われた世界最大級のワインコンペティションであるIWSC(インターナショナル ワイン アンド スピリッツ コンペティション)2022において弊社のソーヴィニヨンブランが日本でのワイナリーでは通算4社目、西日本ワイナリーとしては初となる金賞を受賞しました。ソーヴィニヨンブランで金賞を受賞したのは弊社とニュージーランドのワイナリーの2社のみで、どちらも95点でしたので、IWSC2022においては世界最高得点のソーヴィニヨンブランとなりました。この受賞は私たちの大きな励みとなり、次なる目標である「貴腐ワインでの金賞」を目指し、情熱を注いでいます。


貴腐ワインで金賞を獲得出来るよう醸造家人生をかけてチャレンジしたいと思っています


環境に配慮した持続可能な農業を目指して

弊社では化成肥料などは使用しないため、時間はかかりますが、葡萄の根が伸びやすいふかふかの土を目指し、畑の土づくりを行っています。排水性の改善の為、バイブロソイラーというトラクターのアタッチメントを使用し、土を揺らし空気を土中に取り込みつつ弾丸暗渠で簡易的な暗渠を施工しています。その他は有機物の投入として樹皮と食物残渣を混ぜて発酵させた堆肥を散布しています。動物性の糞尿が入らない堆肥のため肥料分は少ないですが、荒い炭素を投入することにより土中微生物の活動を促し、土の団粒化を促進しています。また、冬季に剪定した枝は通常は焼却することが多いですが、弊社ではチッパーという機械を使い、粉々に粉砕して畑に散布しています。そうすることによりCo2の排出の削減、炭素の循環、微生物の増殖の助長を行なっています。

現在植栽予定地の畑にはハウスの骨組みが組まれていますが、既存のハウス設備を活かし、ハウスの中に棚を建てる予定です。葡萄が育った時にはビニールを上部に設置し、雨から葡萄を守る予定です。

雨避け栽培を行うことで農薬の使用量の低減、作業の効率化、果実成分の濃縮が期待出来ます。11月から遅い時には12月中頃まで収穫が遅くなる貴腐葡萄の収穫には雨避け設備は必要不可欠です。



リターンについて

皆様へお返しするリターン品は弊社のワインの中でも人気のあるSauvignon Blanc 2024、Semillon Sparkling 2023、Chardonnay & Pinot Noir Sparkling 2021、Pinot Noir 2023という4種類のワインの他、オリジナルTシャツやステッカーなどをご用意しました。


※20歳未満の者による飲酒は法令で禁止されています。20歳未満の方はこのリターンを選択できません。


スケジュール


2025年3月 ぶどう棚施工
2025年4月 ぶどう苗植栽
2025年5月  クラウドファンディング終了
2025年6月  リターン発送


皆様のご支援で、奇跡の貴腐ワインを世界へ!

私が情熱を込めて育てた貴腐ワインを、ぜひ多くの方に楽しんでいただきたい。そして、広島・備北の地が育む奇跡の味わいと、この地が秘める可能性を世界中に発信したいと願っています。そのためのぶどう畑の拡張や設備の整備には、皆様のお力添えが必要です。どうか温かいご支援で、このプロジェクトを共に実現し、世界へ羽ばたくワインを日本の誇りにしていきたいと考えています。日本ワインの未来を皆様と共に築き上げられることを心から願っています。


支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • ぶどう苗代

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

ヘルプページを見る

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください

最新の活動報告

もっと見る
  • ご支援いただいた皆様へ

    2025/05/02 14:05
    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
  • クラウドファンディングがスタートして2日が経過しました。スタート直後からたくさんの方にご支援を頂きとても感謝の気持ちでいっぱいです。まだまだこれからなので色んな方にクラウドファンディングでの取り組みを知っていただける様アピールしていきたいと思います。そんな中、「日本ワインの今を知るWebメディア 日本ワイン.jp」というWebメディア様が今回のクラウドファンディングについて記事にして頂けました。以前から弊社のワイン造りについて取材をしていただいた事もあり、とても詳しく記事を作ってくださっています。これから約2ヶ月間、目標を達成できるようしっかりと発信してきたいと思いますので、皆様も是非拡散をよろしくお願いいたします! もっと見る

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