
昨年8月に大洪水で大きな被害を受けたターメ村、54戸の家屋、学校、診療所が被害を受けました。ピーク・エイドは、すぐにヒマラヤ洪水基金を立ち上げ、災害支援を行いました。また、それと同時に、以前より災害協定を結んでいたランドポートさんは、キャリー・ザ・サンのヒマラヤ洪水支援モデルを販売を開始してくれました。11月には、クラウドファンディングを開始し、大変多くの人達から寄附をお送りいただきました。4月16日、理事長野口健は、義援金とキャリー・ザ・サンを現地に届けることができました。義援金460万円は、再建費用として、被災した人たちに家屋の被害状況に応じて分配しました。被災した人たちの現在の生活は、様々です。家屋を建て直し生活をやり直している人、親戚などを頼りカトマンズなど新しい地で生活している人など、それぞれ皆さん、歯を食いしばって生活しています。そのため、彼らが義援金として直接、受け取れるように手配しました。義援金とともに、ランドポートさんから預かったキャリー・ザ・サン174個を配りました。初めて手にするキャリー・ザ・サンに、興味津々の村人たち。子ども達は、明るい光に驚きながら、楽しんでいました。昨年8月、被災直後は、村は濁流にのまれたばかりで灰色一色。村人たちも、この先の不安を抱え、みんな、きびしい表情をしていました。しかし今回会った村人たちは、少しづつでも前を向き、明るい表情をしている人がたくさんいました。子ども達も、親元を離れての疎開生活は寂しいと思いますが、 共同生活にも慣れ、クムジュンでの生活を楽しんでいるようです。これからも、ターメの人たちとの交流を続け、彼らの復興を見届けたいと思います。ヒマラヤ・ターメ村洪水支援 詳細収入 寄附金 1,603,700円 クラウドファンディング 4,282,000円支出 義援金 4,464,646円 ウェア代(子供たち用支援品) 472,571円 クラウドファンディング広告費用等 350,000円 クラウドファンディングリターン品購入代・送料等 410,035円 輸送代(キャリーザサン) 180,000円