こんばんは
今回の活動報告から、現役部員の大会に対する熱い思いを語ってもらいます!!まず第一弾は、中澤匠吾(商4 希望ヶ丘高校出身)になります。ぜひお読みください!!
慶應義塾体育会庭球部大学4年、スポンサー部門クラウドファンディング担当の中澤匠吾です。
クラウドファンディングにご支援いただいた皆様、誠にありがとうございます。
私は現役部員の中では唯一3年連続でスポンサー部門に所属しており、特に本大会が皆様のような支援者のお力添えにより成り立っている事を実感しております。
今日は私が考えるこの大会の意義についてお伝えしたいと思います。
それは挑戦する人に平等な機会を与える事です。
本大会が日本で4つしかないチャレンジャー大会の1つであるという事を声高らかにアピールしてきたわけですが、他の地域にどのくらいチャレンジャー以上の大会があるかご存じでしょうか。
調べた限りヨーロッパは109個あり、北米は50個ほどあるそうです。そう考えると特にアジアの中でも島国の日本は大変です。プロテニス選手として世界を目指すには必ず高い遠征費を払って海外に行き、高い滞在費を払って試合に備えなければなりません。
勿論テニススクールすら無い国も沢山あるかもしれませんが、日本もプロテニスの世界だけで見れば決して恵まれた国ではないと思います。
もしこの大会をハイグレードのまま維持し、さらに観客の方にも多く見に来てもらえるようになったらどうでしょうか。
遠征費や滞在費に充てていた資金を日本の選手は自身のスキルの強化のために投資できるかもしれません。また、テニスの人気が広まれば、プロテニス選手にもっとスポンサーが入るかもしれません。上記二つの理由で、選手の戦績が上がり、錦織選手のような世界のトップの座に君臨する選手が現れるかもしれません。そうすればテニスの人気がさらに広まるかもしれません。
このような好循環は、欧米の選手と同じ金銭的条件で日本のプロ選手が戦える事に繋がります。それが、世界に挑戦する人に平等な機会を与える事だと考えております。
少し難しい話かもしれませんが、学年を上がるごとに本大会の意義をひしひしと感じています。
大会の成功のためには、皆様のご支援が必要です。
慶応義塾体育会庭球部は、これからも支援者の皆様と一緒により良い大会を作り上げていきます。
どうかご協力の程よろしくお願いいたします。
慶應義塾体育会庭球部
大学四年 中澤 匠吾