自己紹介
地元・綾瀬で5人の子育てをしています。以前は教員として10年以上勤務し、「多文化共生」に関する研修やボランティア活動の経験をたくさん積んできました。さらに若い頃には、バリスタとしてカフェで働いていた経歴もあります。
そして、現在、フリーランスで教育に携わる仕事をしながら、複数の外国籍のご家庭の日本語サポートをボランティアとして行なっています。具体的には、学校や園からのおたよりを英語訳したり、日本の文化や習慣の不明な点は画像や映像を含めて説明したり、お一人お一人が納得できるまで寄り添った支援をしています。

保護者が言語や文化を理解するのはもちろんのこと、その先にいる子供たちが安心して日本の教育を受けられる社会になることを願い、日々活動しています。
このプロジェクトで実現したいこと
日本語サポートカフェの開業を実現させたいです。日本で生活している外国籍のご家族が、困っていることを質問や相談できる「家」のような場所を提供します。メニューには、通常のカフェメニューのほか、各国の飲み物(ビン・缶)やスナックなどの軽食を取りそろえる予定です。また、店内には色々な言語の辞書や絵本などの書籍も置き、世界に想いを馳せたり母国を思い出して安心できたりする場所にしたいです。
プロジェクト立ち上げの背景
綾瀬エリアには多国籍のご家庭がたくさん暮らしていて、多くのお子様が現地の学校や幼稚園、保育園に通っています。その中で、先生方とのコミュニケーションが取れなくて悩んでいらっしゃる保護者の方や、学校や行政から出された手紙などを理解できないことで提出物や指定のものの準備ができないご家庭が見受けられます。つまりは、保護者が日本語に自信が持てないことで、子供たちにそのしわ寄せが来ている現実があるのです。
その保護者たちはその困難を打破しようという想いはあるのですが、現実的に行政に助けを借りる割合は少なく、周りに頼れる人が全くいない人たちもいるとういうのが現状でした。そういった日本語に困難を抱えるご家庭はもちろんのこと、そういったご家庭への対応に苦慮している行政や教育機関の方々も、簡単に日本語サポートの相談・支援を受けられる場所づくりをしたいと考えるようになりました。
そこで、まずは地域レベルから始めるべく、多国籍のご家庭にやさしい「家」のようなカフェを作りたいと思うようになりました。そこで支援をしながら、様々な実態の把握や情報の収集を行い、最終的にはこの問題を区などの行政に上げ、この実状を改善してもらえるよう働きかける取り組みをしたいと考えています。
現在の準備状況
現在、駅近で教育施設に囲まれた好立地のテナントに空きが出ています。そこでの契約ができるよう、その場所を想定した内装や設備の準備を始めています。しかし、飲食業激戦区のため、その物件の契約ができない場合も想定できます。その際には、同エリア内で別途テナントを見つける予定でおります。また、出店準備として、経営者である私が「取得すべき資格」や「申請すべき事項」を一つずつ準備しています。進捗状況や変更事項に関しましては、随時ご報告申し上げます。
リターンについて
・ご来店可能な方向け:飲食の提供
・ご来店が難しい方向け:お礼のお手紙(メール)、オリジナルグッズ、店舗内への記名
スケジュール
2024年10月中 「食品衛生責任者」資格の取得
11月30日 クラウドファウンディング終了
2024年内 物件の契約完了
建設開始後 「飲食店営業許可申請」を届出
(建設状況に応じて 「防火管理者」資格の取得)
開店後(2025年3月を目標に) リターン発送
最後に
地元・綾瀬から世界へ、やさしさを届けることを目標としています。

東京都の中でも足立区に住む外国籍の人口は多く、全人口の5%程度を占めています。その中でも、綾瀬エリアに在住する外国籍の割合はさらに多く、2500人ほどの方々がいらっしゃいます。(2020年時点)現在進行中の綾瀬駅前開発により、今後も移住の増加が見込めることから、さらなる多国籍社会になることが想定できるこの綾瀬エリア。
そんな綾瀬のまちで、「家」のような居心地のカフェで日本語サポートがしたいです。どんな子供たちも安心して暮らせるまちづくりができるよう、保護者や教育者の「言葉の壁」を一緒に乗り越えるお手伝いをさせてください。




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