自己紹介
物造り60年を活かしたい。
親に弟子入りして、60年が経ちました。
のこぎり・コテ造りから興味のあるものは知人に頼んで多様なものを手がけました。
東南アジア諸国・欧米各地から日本に無い物を探して日本の市場へ。
センサーライト・マルチ電動工具・電動除雪機・電動水研機・ドリル刃研ぎ機・充電式草刈り機、等々
国内での生産では、肥後守ナイフの極上品/彫金入り・日本刀から生まれた、洋包丁、その他いろいろと
今も、次の新案品を試作中です。
60年の見識を活かしたく、日々チャレンジしています。
ご支援宜しくお願い致します。
今回は
「日本には、天然砥石で刃物を研ぐ文化が有ります」
超仕上げ研ぎ用の茶系の天然砥石は採掘しにくくなっています。
茶系に匹敵する紫砥石の採掘に挑戦します。
深山の山奥から手堀してモッコを担いで山里に運ぶ予定で始めました。
この話が出たのは数年前でした。
「こんなのが採れるヨ」と見本が送られてきました。
送られてきた見本
その時は「青精の天然砥石」に魅力を感じていたので、次はとの思いで「少し時間を・・・」
高専の教授の提唱する研ぎ講座を応援してきたのと、神戸のNPOのメンバーさん達と刃物研ぎをボランティア活動の一つして毎月開催していて。
昨年からは、興味のある方に「研ぎ体験」も始めました。
紫砥石は#6000相当と聞いていたので、興味が湧いてきて昨年山に問い合わせたところ。
見本程度を採掘して市場に出したところ、全てが返却(返品)されてきたので採掘は中止したとの事でした。
私も今までは青砥が主流で、茶系の砥石は価格が高すぎて一般の研ぎ好きな方には高値の花かと。
だけど、研ぐ事が好きになると、より切れ味を求める様になりました。
数年前に送られてきた#6000の見本で研ぐと・・・。
切る時の音が変わります。
高専での「研ぎ講座」で、生徒さんや父兄の方に#1000の研ぎ後の切れ味、#3000での研ぎ後の切れ味に加えて、
#6000での研ぎ後の切れ味を試してもらったら。
誰もが、不思議な表情になります。
#1000で研ぎ後の紙を切る音は、ザー。
#3000だと サー。
#6000だと、音がしない スー。
何とか、#6000の超仕上げ研ぎ用を世に出したいとの思いが膨らんでいます。
然も、一般の研ぎ好き・刃物好きな方にご支援願える価格も考えました。
何とか、通常の研ぎが出来るサイズ/重量(300g)以上と、それ以下も採れますので。
ミニ判で研げる様に、二通りの研ぎ方も試していただける様にします。
過日、友人が包丁を研いだら切れなくなって家内に怒られた・・・。
心配無用です、うまく研げる様になるまで何も考えなくても研げる。
研ぎガイド付きにしました。
研ぎガイドを装着させての研ぎ
トマトを切る
ミニ判でも研ぎガイドを装着させると。
人参を切る
通常の研ぎ
ミニ砥石でも
現在の準備状況
入荷した砥石を私の経験をもとに支援者様に喜んでいただける様に仕分け中です。
リターンについて
今回、紹介させて戴く為に。
石山には300㎏を採掘してくれたら全て買い取ると伝えました。
条件は、原石は1個が5㎏前後なので大き過ぎ、高過ぎとなるので。
100g単位に加工をして欲しいと。
私の目で100gから1Kgまでクラス別にして、リターン品に。
スケジュール
9月 採掘・石工師の感覚にて切断加工済
10月 入荷品をクラス別に仕分け
募集開始
11月 クラウドファンディング終了
12月 リターン発送
最後に
石山の石工師の感と腕を頼りとなりますが、好きな方は意外と多いと思うのでチャレンジしました。
人造砥石の様に、全長:200mm/巾:50mm/厚さ:30mmの様にはできませんが。
1個1個に愛着が沸きそうな形状かと想定してのオーダーでした。
私の想定通り、1個1個を取って、何処で同様に研げばよいかと迷う砥石も有りますが。
天然砥石が好きな方、刃物研ぎが好きな方には・・・・・。
私もボランチァで刃物研ぎをしていますが、俗に言えば砥石の屑(50g程度)で仕上げ研ぎを。
お客さんには、この砥石は希少価値が有り、これで研げば(研いだ後紙を切ると)
WWです。
切れる音が違います。
是非、お試しください。
欠片でも研げば切れ味は蘇ります。
見本です。
1個1個の形状は異なります。
実売の場合は、ご自身の感覚で選択いただけますが、対応が難しいので。
欠けが大きな砥石は私の感覚で考慮させて戴いてクラス別での紹介です。
ご理解をお願い致します。
藤本
最新の活動報告
もっと見るお礼の気持ち
2024/10/18 16:19今日は、「幻の紫・天然砥石」実行者の藤本です。公開されたばかりですが早速のご支援有難うございます。何時もお礼の気持ちをと考えています。今回の幻の紫砥石は超仕上げ研ぎ用です。思いついたのが超仕上げ研ぎをする前に必要な中研ぎ用の。ミニ判を手持ちの砥石を加工して作ろうと思い。写真の物です。私の手造りなのでどこにもない代物です。神戸で刃物研ぎのボランチァをしている時に。何時も使うミニ判(その時・その時にて変わりますが)中研ぎだけでなく、狭いところも楽々研げるので。剪定ばさみや洋裁ばさみ等々に大変重宝しています。今回の重量別の100g以下は、それに該当します。写真の黒い敷物は研ぎ時に砥石を固定させます。合わせて、お届けします。参考:サイズは全長67x幅と厚さは18mmです。有難うございます。藤本 もっと見る
コメント
もっと見る