自己紹介
輪島市門前町で令和6年能登半島地震により築150年の家と養蚕に使われていた蚕室、同様に築150年の土蔵が全壊、先日の能登豪雨により田畑が流され流木に覆われてしまいました。
このプロジェクトで実現したいこと
田畑の再建と農作業用倉庫の再建です。
地震と水害前は、1haほどの田畑を家族で守っていました。
地震と水害で、流木と土砂に埋められてしまいました。
元の田畑で農作物を生産することが目標です。
また、耕運機や運搬車などの農機具と倉庫も水害で使えなくなってしまいました。
プロジェクト立ち上げの背景
私たちは、家族6人で歴史ある家と田畑を守りながら、細々と自然の中での生活を営み、子育てもしてきました。長い歴史の一部をゆっくりと生活しながら、「続けていく」ことを最大の目標としてきました。それが、2度の災害ですべてを失ってしまった状況です。
今年はじめの地震では、家は失われたけど里山はこれまで通りの姿を保ちそれを支えに生活してきました。今回の能登豪雨では、その里山さえも押し流されていきました。
私は、祖父や父が守り続けてきた田畑を再建し、農作物を再び生産できる状態にしたいと思っています。
現在の準備状況
現在、公費解体を待つ段階であり、10月初旬には行われる予定です。
田畑は、流木でおおわれており、家族で小さいものから除去しています。
リターンについて
支援に対する感謝のお気持ちをお伝えすること、そして経過報告とさせて頂きます。
スケジュール
2024年10月 公費解体
2024年12月 建築計画の開始
2025年3月頃 建築開始
2026年5月 倉庫の完成予定
2026年8月 農作物の生産開始予定
最後に
1月の地震では、家族の大切な家や倉庫などの建物を失いましたが、それでも里山は今まで通り変わらずその姿を残していました。それは、復興に勇気をくれていました。9月の洪水で、その里山までも押し流されてしまいました。私たちには何も残されないのかと、もう立ち上がれない気持ちになりました。その1週間後、流木の流れ着いた田畑を家族で歩きました。そのとき、小学生の息子が「今年も花(彼岸花)が咲いているよ」と言ったのです。私たちは、それでも咲く彼岸花と、それを見つけた息子たちに、もう一度立ち上がる力をもらいました。そして、何もわからない中で、初めてクラウドファンディングに挑戦することにも繋がりました。ぜひ、私たちにもう少しの力を分けてください。何卒よろしくお願いします。
この写真(2023年)のように元の姿で農産物の生産を始めたいです。
最新の活動報告
もっと見る雪のたくさん降った冬も終わりを迎えようとしています
2025/03/08 01:48こちらの活動報告は支援者限定の公開です。久しぶりの作業
2025/02/02 21:30こちらの活動報告は支援者限定の公開です。約2か月の期間ありがとうございました。
2024/12/22 14:29このクラウドファンディングに、ご支援頂いた多くの方々に、言葉にできない温かいご支援とメッセージを頂き本当ありがとうございました。1月1日以降、私たちはこれまでの人生の中で、最も多く「ありがとう」という感謝の言葉を伝える機会をもちました。地震で多くのものを失いましたが、それ以上に多くの喜びや感謝を得ることもできました。写真は、私たちの家・蔵・蚕室(農業用倉庫)の解体までの間に、来て頂いたたボランティアの方々です。写真には載せられない多くの方々に来て頂きました。皆さんが、本当に自分の家族のように私たちに力を貸してくれました。そして、私たち家族と共に笑ってくれました。その笑顔は本当に大きな力となりました。この震災があるまで、私は、日々の仕事や生活の中の本当にすぐ傍にこんなに思いやりのある方々がいることに気づくことができませんでした。ボランティアの方々、そしてクラウドファンディングにご支援頂いたみなさんがいらっしゃったからこそ、そのことを学ばせて頂き、そして今私たち家族は前を向いて、次の目標へ向かうことができます。言葉では到底表現はできない感謝の気持ちを、この場を借りて、皆様方にお伝えし、このクラウドファンディングを終えたいと思います。本当にありがとうございました。 もっと見る
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