一瞬でなくなった京都での読書会。もう1日追加したものの、もう残り1席となっています。
その京都の日本酒サロン「粋 sui」の堀さんから、応援メッセージをいただきました。堀さんは、是枝裕和さん、小山薫堂さん、Coccoさんなど、クリエイターの方からずっと指名を受け続けるライターさん。今年の6月に仁王門通にオープンした日本酒サロン「粋 sui」には、CORECOLORメンバーもよくお邪魔しています。
ーーーーーーーーーー
「さとゆみさん」こと、佐藤 友美さんが編集長を務める熱量たっぷりのWebマガジン「CORECOLOR(コレカラ)」。すべてではないですが、いつも楽しく拝読しています(もちろん「さとゆみの今日もコレカラ」は毎朝のお楽しみ)。11月1日に始まったクラウドファンディングの本文も早速読んでみたら、もちろん熱量たっぷりで、なんだか熱いものが込み上げて……。
それであらためて思い出したこと。2022年、京都に引っ越してまもなく、さとゆみさんから「京都在住ライターの江角悠子さんとの対談をまとめていただけないですか」という依頼がありました。そのときすでに「CORECOLOR」の構想はあったようで、こんなふうに話してくれたのです。
***
文章を読んだり、赤字を入れたり、感想を言い合ったりするのは、内臓を見せ合う行為に近いから、そこの心理的安全性が担保されないときついと思ったんですよね。とにかくここ(=さとゆみさん主催のビジネスライティング講座のこと)ではいい人でいられて、何でも話すことのできる場所をつくりたいなとすごく思った。
そういう場所づくりを、今年は自分の文章を書くことより優先したい。たぶん私、脂ののりどきだし、絶対書くべき時期なんだけど、今年は自分が書くよりも、書く人たちが明るい気持ちになるような活動をしたいんです。
自分が100本の原稿を書くのと、「書くことで世界を優しくしたい」と思っている仲間がひとり100本ずつ自由に書くことと、どう考えても後者のほうが世の中を温かくするのではないかと思ったんです。
仲間の書く文章がいっぱい世の中に出ていって、もっと世界が温かくなるといいなって。そういうことを今年から来年にかけて集中しようと、ふと思ったんですよね。
***
そうやって真剣に取り組んだ「CORECOLOR」は、対談公開の半年後、2022年10月10日にスタートし、2年経ったいまでは75人超えのライターさんが在籍。日々熱い記事が投稿され、彼らを含む約160人が有志メンバーとして運営を支えているそうです。
結局、真剣に何かに取り組む人、志のある人のところに、人は集まる。しかも、自らも志をもつ人が。
そんなことをあらためて感じるクラファン、そしてWebマガジンです。ぜひとも応援、ご支援をお願いします。また、必ずあなたの興味を引く記事があるので、「CORECOLOR」のサイトに飛んでお探しいただけたら、私もとっても嬉しいです!!!
日本酒サロン粋 店主/文筆家
堀 香織
【佐藤友美×江角悠子対談】地方で書いて稼ぐ。仲間と仕事を分け合う。家族との時間を優先する。これからのライターの働き方。