今、わんにゃんランドのドッグランを走り回り、同室のさとちゃんとワンプロをして、隣の犬舎のあきらと口喧嘩をしているハジメですが
6年前にガンマンさんが虐待飼育から救い出しわんにゃんランドに連れてきた子です。今では2年間の苦しみを解消するかのように人に甘えて、元気に食べて走り回っている子です
↓↓5年前のガンマンさんの投稿です
《 ハジメの始まり 》
二才の男の子が 飼育放棄によって シェルターにやって来た。
不幸が、ある
悲しみが、ある
結果的に不本意であれ、意図をしない虐待が存在する。
この子の、目の奥の悲しみが見えますか?
この子が、この世に生まれ 二年間もなぜこんな仕打ちを受けなければならなかったのか・・。
二年前、生後3か月で里親譲渡された一匹の仔犬が辿った(その後)はあまりにも悲惨だった。
それは〔飼う〕というものではなく〔ただ、置いている〕という表現が相応しいそんな、環境だった。
糞尿だらけの、閉め切った倉庫に閉じ込められ 散歩もなし、触れ合いもなく
近頃は餌やりもなし
〔ボクは 何で生きているの?〕と言う 声が 彼から聞こえて 来た・・。
見かねた近所の人が毎日通ってあげる始末。。
餌やりさんから相談を受けた私は即座で保護を決定。現場に行き保護してきました。その体も、目の輝きもガリガリな一匹のわんちゃんでした。
そして、丁度 一年、今では、三匹の友だちと 毎日 青空の下を駆け生き生きとした姿になった ハジメ。
これで やっと普通になった。
これで やっと 君のハジメが始った。
とっても臆病なハジメでも 一生懸命な ハジメ
どうぞ、見守ってあげて下さい。 ganman
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団体であれ、個人であれ譲渡に対して、適正審査もなくトライアルもない不妊去勢の対応もない、このような譲渡は安易を超えたただの(丸投げ)でしか、ありません。
譲渡先でどんな不幸が、どんな事故があるかを先行対策してこそ、〔幸せに導いた〕と、言えるのです。
ハジメのように虐待飼育からわんにゃんランドに来た子は、他にもリンとマリ母娘がいますが、わんにゃんランドに来てからは、天真爛漫に生き生きと過ごしています。これからもこの子たちが命を輝かせていかれるように、そしてこれからも、ネグレクト飼育から救うことができるように、
どうしても新シェルターへの移転が必要なのです。
どうか、ご協力をお願いいたします 笠井玲子