注目のリターン
在日コリアン3世の新井俊秀コト朴敏用(パクミニョン)と申します。
私は母の味を引き継いで長年キムチ屋や飲食店を経営してきました。
コロナ禍に飲食店から一旦離れて、以前から手がけていた水キムチの通販に完全にシフトしたところ、【水キムチあらい】として、ネット上で口コミが広がり、テレビや雑誌でも当店の水キムチを多数ご紹介いただく機会にも恵まれ、おかげさまで連日注文に追われる日々を過ごして参りました。
通販商品は全て手作りで、水キムチは4年間で累計2万食を越える大ヒット商品となり、続いてリリースしたチゲスープも3年間で5千食を越えるヒット商品となりました。
水キムチに負けず劣らずこだわり抜いたチゲスープは、コクのある辛味にほんのりとした甘味がうっすらまとわりつく、心地よい味のハーモニーを作り出し、絶品のスープに仕上がったと自負しております。
ご購入いただいたお客様からも大変好評をいただいており、このスープでチゲのお店を開きたいという思いが沸々と芽生えてきました。
私は両親が地元で食堂を営みながら育てられたこともあり、いつかまたお客さんをお迎えしたいという気持ちを持ち続けていたのです。多くのお客様に支えられた水キムチの通販事業ですが、年齢も考えて今しかないと考え、この度の水キムチとチゲ専門店立ち上げを決めました。
長年培ってきた味へのこだわり、キムチへのこだわり、在日料理へのこだわりと熱い思いを込めた、ここでしか食べられない“チゲと水キムチ”を、直接調理してお客様に提供していきたいと思っています。
通販では実現できない、スープだけの提供ではない、本当に美味しいチゲの完成品を提供すること、お客様と直に触れ合い、温かさと幸せを届けることが私の夢です。
通販での販売を通じて、再び多くの方に私の作る水キムチを楽しんでいただけたことは、大きな喜びでした。そのまま通販だけを続けていても安定した生活ができたと思います。しかし、お店を開きたいという情熱を捨てることができず、かといって通販と両立できるほど器用ではありません。今回はキャリアの集大成となる事業となります。最大限の成功を目指しますが、明るく楽しいお店を作りたいと思っています。
通販で大好評をいただいた「チゲスープ」は自家製キムチのタテギやコチュジャンをベースにコク深い味に仕上げています。新しいお店では本場韓国の食堂のように、水キムチやナムルなどのパンチャンを沢山盛りつけた付き出しをお楽しみいただきながら、メインのチゲをお待ちいただく形式で提供します。キムチやチゲが美味しいのはもちろんですが、「ごはん」にもこだわった美味しいお店にして参ります。
新しくオープンする食堂の屋号は「ピンナ食堂」に決めました。自分が子どもの頃に両親が営んでいた食堂の屋号「ひかり食堂」を韓国語読みにしたものです。両親へのリスペクトと感謝の気持ちを盛り込みました。両親が営んでいた食堂は自分の料理の原点でもあります。
自分が作るキムチや料理は「本場韓国の味」ではありません。ここで手に入る材料で故郷の味をなんとか再現して来た祖母の味であり母の味であり在日コリアンの味です。この味を守る事も自分ができる大事な仕事だと考えています。このプロジェクトにこれまでの経験と情熱を注ぎ込み、皆様に愛されるお店、大阪十三にピンナ食堂あり、と言われるようなお店を作り上げたいと考えています。
皆様のご支援が、私の夢を叶える大きな力となります。
どうか、このプロジェクトにご賛同いただき、共に新しい一歩を踏み出していただければ幸いです。ご支援のほど、よろしくお願いいたします。
事業の背景(これまでの成功実績)
大阪の十三といえば、淀川を挟んで梅田ととなりあう交通の要衝となる地域で、人の往来も多く、地元人口も多い地域です。大阪の歓楽街として有名で、飲食店が軒を連ねるエリアでもあります。私は十三の隣町、塚本で生まれ育ち、20代は塚本で焼き鳥居酒屋を営んでいました。十三に比べるとローカルなエリアですが、月商600万を越える大繁盛店となりました。無理をしたこともあって体調を崩してしまいお店は手放すことになりましたが、当時から料理への情熱を持って取り組んでまいりました。
コロナ禍で水キムチ作りに専念。
水キムチ通販ではネットで口コミが広がり、納品まで3ヶ月待ちの大行列ができるほどに成長させることができました。
新規事業の具体的な戦略
基本ターゲットは20代〜50代の女性で70%を想定しています。
十三のビジネスパーソンをターゲットにしたランチタイムでは、女性に喜ばれるチゲ定食などのランチセットを中心に、近隣のOL層を中心に取り込んでいくつもりです。
ディナータイムは仕事帰りのOL、ビジネスマン、地元人、韓国好きの女性客をターゲットにしたチゲを中心としたメニュー構成の韓国居酒屋として韓国焼酎やマッコリなど韓国の雰囲気を楽しんでもらえるお店にしていきます。
十三駅は神戸線・京都線・宝塚線が乗り入れるターミナル駅であり、大阪各地から至便なアクセスを誇ります。大阪梅田駅まで1駅で約4分、なんば駅まで約19分、駅近くには複数の商店街が続き、歓楽街として活気があります。SNSで拡散すれば大阪中からの集客が可能なエリアです。
市場性と成長可能性
現在韓流ブームは一時的なものではなく恒常的なものになりました。
韓国語を学ぶ学生や中年層の男女も多く、韓国文化は完全に定着したといっても過言ではありません。
ローカルでも美味しい韓国料理店は数十年も続いているお店も多くあります。
この流れを読み違えずに、自然と馴染めるような韓国の雰囲気と美味しい韓国料理を提供していけば息の長い商売ができると考えています。
十三と隣接する新大阪・豊中エリアや塚本・尼崎エリアなど集客範囲は広く、インターネットやSNSによる情報発信をしっかり行っていくことで近隣エリアからの集客も図っていけます。
資金調達の目的と使途
目標金額は150万円〜200万円集まった支援金は以下に使用する予定です。
・設備費
・リターン仕入れ費
・改装工事費
※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。
収支計画と損益分岐点
売り上げ目標
ランチタイム:20人/日×25日×1000円=50万円
ディナータイム:20人/日×25日×3500円=175万円
売り上げ合計:225万円
固定費
家賃・光熱費:300,000円
人件費:440,000円
その他経費:200,000円 固定費合計:940,000円
変動費率(売上高に対する変動費の割合)
売上原価(仕入原価):売上高の30%(675,000円)
その他の変動費(消耗品、追加人件費など):売上高の10%程度と想定
変動費率:約40%
損益分岐点売上高の計算
損益分岐点売上高 = 固定費 ÷ (1 - 変動費率) = 940,000 ÷ (1 - 0.4) = 940,000 ÷ 0.6 = 1,566,667円
損益分岐点の検証
・現在の計画売上高:2,250,000円
・損益分岐点売上高:1,566,667円
【内訳】
・家賃・光熱費:30万円
・仕入れ原価:225万円×30%=675000円
・人件費:アルバイト4名×4時間×1100円×25日=440000円
・その他経費:20万円
将来的な事業拡大の展望
今回のチゲ専門店はローオペレーションを目指しています。
スープはストックを用意しているので具材と合わせて煮込むだけで調理できるため、アルバイトでも簡単に提供することができます。また、パンチャンとなる韓国惣菜もまとめて作ることができるため盛り付けるだけの手間で済みます。これらの点を踏まえて店舗展開を視野に事業を進めていきます。
ブランドストーリー
「ピンナ」とは日本語で「光る」であり、両親の営んでいた「ひかり食堂」からネーミングしました。
両親から受け継いだものを発展継承していけるようにという決意と、ピンナ食堂に関わる人々を、美味しいもので笑顔にできるようにという意味も込められています。
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