はじめまして。
東京・麻布の「ジーンアンドフレッド」というデザインプロダクションで
代表を務めていました二宮大と申します。


「ジーンアンドフレッド」は主に舞台などのパンフレットや
ポスターなど宣伝美術にかかわるデザインをつくる会社で、
二宮はその会社の代表として
・クリエイティブの制作
・外部ライターやカメラマン、編集者へのディレクション
・デザイナーの採用 などを担当していました。


<デザイン作業に加えて、撮影のディレクションもワンストップでやっていました>
ちなみに二宮は、六本木で料理店を経営するほどの
タイ料理好きでもあります。
現在はデザイン領域を一度離れて、
データ活用で企業課題を解決するコンサルティング会社を行っていますが、
デザイン会社の代表だった人間として、
これからデザイナーを目指す方々にお伝えしたいことがあります。
それは、決してデザイン業界の未来は明るくないということです。
日本は人材難が社会問題になっており、デザイン業界も例外ではありません。
多くの広告会社やプロダクションが「いいデザイナーいないかなぁ」と頭を悩ませています。
現場からはいつも「デザイナーが足りない」という声が上がります。
その一方で、美大生・専門学校生の話を聞くと
「就職活動がうまくいかない」
「せっかく入ったのに活躍できない」
という声を耳にします。
つまり、「人材のミスマッチ」が起きているのです。
デザイナーが必要なのに、希望のデザイナーがいない。
デザインスキルやセンスがあるのに、デザイナーになれないという学生が、
驚くほど多いことに気づきました。
私は、美術系の大学で講師も務めていますが、
実際に、就職活動を経験した学生たちから話を聞くと、
こんな失敗談を伺うことができました。


<多くの芸大・美大・専門学校で講義を行っています>
この問題の根本にあるのは、
企業が求めるデザイナー像と、学生がなりたいデザイナー像とのあいだの大きな溝です。
では、その溝を埋めるのは何か?
デザイン会社の代表としてデザイナーの採用に悩んだ経験を持ち、
多くの美大生・専門学校生に話を聞くうちに見えてきたヒント。
それが「ポートフォリオ」だったのです。
私はデザイン会社の経営者として採用も担当していたことがあり、
その一環として多くの大学や専門学校を訪れた経験があります。
そこで学生に就活の悩みをヒアリングしました。
「面接に進めばきっとわかってもらえるはずなのに」
「インターンでも実務でも、活躍できるのに採用されない」
という人が驚くほど多いことに気づきました。
どの段階で落とされたかをさらに質問すると、
多くの学生が
「ES、あるいはポートフォリオを出した段階で落とされた」
と言うのです。

彼らと会話を重ね、そのデザインや考え方を見ても、
スキルもセンスもあり、思考力や判断能力が劣っているとは思えませんでした。
多くの学生が、デザイナーとして活躍できる潜在能力を秘めていると感じられたのです。
けれど、就活やインターンがうまくいかない。
彼ら自身も
「ポートフォリオをもっとうまくつくることができたら…」
という思いを抱えていました。
ポートフォリオは、いわば、学生にとっての名刺がわり。
通常の採用試験でいえば、履歴書に当たるものです。
けれど、履歴書と違ってポートフォリオには決まったルールがありません。
制作する学生もどこに判断されるポイントがわからないし、
採用する企業もどこに判断基準があるのかわからない。
その結果、ポートフォリオを見た瞬間に、ルールを逸脱している=デザイン能力が低いと判断され、多くの能力のある学生が、ポートフォリオだけで不採用になったり、インターンに不合格になったりしている現状があります。
ポートフォリオで取りこぼしが起きているのではないか。
ここに、採用のミスマッチの原因があるような気がしました。

<実際に学生からもポートフォリオへの悩みの声が>
デザインプロダクションの代表、採用担当者としての経験から言うと、
実務経験がない学生のポートフォリオは、「作品」という点ではどれも横並びでした。
いかに優れたデザインスキルがあったとしても、
あくまでセンスの領域で、それが実務で活かされるかは未知数です。
ではどこで判断していたか。
それは、デザイン上の最低限のルールを守れているか。
ということに尽きます。
プロのデザイナーだったら絶対にやらないレイアウト。
クライアント相手にはけっして伝わらないコンセプト。
実務だったら間違いなく選択しない色づかい。などなど…
たとえば左のように、要素の大きさがバラバラでレイアウトがチグハグだったり、
右のように文字を詰めすぎて読みづらかったり。

プロだったら最低限守るべきルールが、
ポートフォリオだと頻繁に破られているのです。
しかし、学生を責めることはできません。
じつはこの点は、学校では教わらないことでもあります。
ポートフォリオの書き方と謳われる多くの書籍でも、
最低限のルールについて触れているものはほとんどありません。
最低限のルールを守れていなから、デザインのスキルがわからない。
仕事のセンスもないんじゃないか?と判断したくなる。
そもそも、見ようとすら思えない。
そうやって落としてきたポートフォリオの数々をあらためて見ると、
「ポートフォリオのつくりかた」さえ知っていれば
合格し、我が社で活躍できた学生はたくさんいたはずだと思い至ったのです。

学生がポートフォリオを通して自分のスキルやセンスをしっかりと伝え
デザイン会社も能力のある学生をとりこぼさない。
そのために元デザイン会社の代表として、
ポートフォリオのルールを伝える教科書をつくりたい!
この想いはやがて、私の使命だと感じるようになりました。

ポートフォリオのつくりかたを伝える教材を通じてできること。
それは
・多くの学生が自分の作品やなりたいデザイナー像を広告会社やデザイン会社に伝えられる
・企業も、学生の適性やスキルを正確に把握しやすくなる
何をどうやって伝えるべきか、どこに見るポイントがあるか
共通のルールを双方が認識することで、就活のミスマッチが少しでも解消され、
将来的な人材難を解消する手助けになれると考えています。
けれど、制作上の問題が…
じつは、デザインプロダクション「ジーンアンドフレッド」は
データ活用で企業のビジネスを推進するコンサルティング会社へと変化している最中。
社名も「ハンチアンドデータ」に変える予定で、
事業転換のスタートを切ったタイミングです。
つまり、この教材を製作し、デザイン業界の人材難を解消したい!という思いは変わらないけれど、
社内に稼働できるデザイナーがきわめて少ない!というの正直なところなのです。
そこで今回、クラウドファンディングを実施し
制作にかかるデザイナーの人件費を捻出したいと考えました。
教材を製作するには、
・「ポートフォリオのつくりかた」を伝えるノウハウを知っている人
・教材のデザインをするデザイナー
・構成や内容を担当する編集者やライター
などのスタッフの人件費が必要です。
また、このプロジェクトへのお礼として
教材以上のサービスでお返しがしたいとも考え、
・リターンのコンテンツを担ってくれるデザイナーの稼働費
も必要だとわかりました。
<一冊の教材をつくるには、最低限、以下のメンバーが必要です>

彼らの人件費のほとんどは自社内でまかなう予定ですが、
新会社への移行で資金力にも正直なところ限界がありました。
なので、デザイン業界の課題解決を目的とするこの教材は、
同じデザイン業界の方々のお力を借りたり、
これからデザイナーを目指す方々を仲間にして、
みんなで一緒につくりあげるものにできないか。
そう考え、プロジェクトを立ち上げました。
今回のプロジェクトは、「ジーンアンドフレッド」時代の繋がりから、
多くのデザイナーや編集者やライターの無償の協力をいただくことができました。
就活に役立てていただくため、1月中の完成を目指して
定期的に打ち合わせを重ね、コンセプトや構成、内容を議論しています。
現在は全体的なページ構成とコンセプトまでは固まっており、
先日、コンセプトを表現した表紙デザインが完成しました!

今後、プロジェクトの進捗とともに
ページ構成や内容、全体のトーンなど、随時共有できればと考えています。
みなさんのお力を借りて「ポートフォリオのつくりかた」プロジェクトは進みますが、
その目的である教材は、できれば低価格で、できるだけ多くの学生や企業に
お届けしたいと考えています。
教材を主に使っていただく学生は、やっぱりお金が厳しい時期です。
とくに美大生や専門学校生は、卒業制作や自主的な製作活動に
できるだけお金を使いたいのが本音だと思います。
さらに言えば、就職活動なんか早々に決めてしまって
早くデザイナーとして活躍したい
自分の好きな作品づくりに専念したい
というのがデザイナーの卵の本当の気持ちです。
そこで、教材は学生のバイト代でも大きな負担にならない
「2,980円」
での販売を考えています。
ただ、今回はこの教材の制作にご協力いただいたお礼として、
特別価格1,980円のリターンとしてお届けします。
より効率的な就職活動のために、
もっと詳しくポートフォリオづくりをおしえてほしい!
さらに言えば一緒にポートフォリオづくりを手伝ってほしい!
もっと言えば就活までサポートしてほしい!
という学生のためのサポートコンテンツも、リターンとしてご用意する予定です。
(デザイナーに稼動してもらう人件費の捻出のため、というのも目的ではあります…)
サポート内容は、実際の就職活動のスケジュールを念頭において
現役デザイナーが「ポートフォリオのつくりかた」をダイレクトに教え、
一緒に内定をもらうため伴走する取り組みも行ってきたいと考えています。
リターンコンテンツ
●応援プラン:お礼メッセージお届け【1,000円】
●『ポートフォリオのつくりかた』教材お届け【1,980円】
●『ポートフォリオのつくりかた』教材+教材へのクレジット表記【2,980円】
●デザインプロダクション社長の本音が聞ける!
「デザイナーのための就活ウェビナー」【5,000円】(土曜日開催予定)
私、二宮大が講師を務める就活セミナーをオンラインで開催します。
元デザイン会社の代表として、
・現在のデザイン業界の実情
・デザイン会社が本当にほしいデザイナー
・就活/インターンでの選考基準
など、今だから語れる本音を、就活を控えるあなたにお伝えします。
(4月土曜日開催予定です)
●現役デザイナーの仕事がわかる!
「デザイナーのための就活ウェビナー」【5,000円】(土曜日開催予定)
フリーランスやデザイン会社で活躍するデザイナーが、
・デザイナーの仕事内容
・これまでのキャリア
・デザイナーに求められるスキル
などを語ります。あなたのデザイナー像をイメージするのに役立つウェビナーです。
(4月土曜日開催予定です)
●30名限定! ポートフォリオの添削指導【20,000円】(全2回)
メールでお送りいただいたポートフォリオに、プロのデザイナーが返信。
修正点や改善のアドバイスなど赤字を入れてお返し、
修正したポートフォリオをもう一度見せて、ブラッシュアップすることが可能です。
●10名限定! 就活全般を徹底サポート「マンツーマンレッスン」【100,000円】(全5回)
現役デザイナーが、あなたの就活をオンラインでサポート。
月1回の面談をとおして、ポートフォリオを一緒につくっていくことはもちろん、
デザイナーならではの就職活動のコツや面接対策、就職後のデザイナー業務についてなど
現役デザイナーの経験を活かした幅広いご相談サポートです。
(月1回半年間のサポート予定です)

美大生や専門学校生の就職活動を応援し、将来のデザイナーたちを育成するために、
そして日本のデザイン業界の人材難の解決に取り組むこのプロジェクトに、
あなたのご協力をよろしくおねがいします!
最新の活動報告
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先輩デザイナーからの応援メッセージを公開!
2025/01/11 17:13デザイナーとして活躍するHさんより、プロジェクトへの応援メッセージをいただきました!↓↓↓デザイナーとして働いて20年ほどになります。新卒学生の面接・選考に参加したこともあります。現場で本当に活躍できるデザイナーは、先天的なセンスがあるに越したことはありませんが、センスよりも基礎がしっかりしている人に他なりません。センスは後から磨くこともできるし、基礎はセンスがなくとも身につけることができます。また、基礎という「土台」がしっかりしているからこそ、その上にセンスをたくさん載せていくことができるのです。残念なことに、その大事な基礎を学校ではみっちり教えてはくれません。私が学生の時もそうで、結局、自己流で身につけていくしかありませんでした。二宮さんの「ポートフォリオの教科書」は、現場が求めるデザイナーを育成し、デザイナーとして働きたい学生の熱意を後押しする素晴らしい取り組みだと思います。一人でも多くの学生がデザイナーとして躍進し、業界が盛り上がっていくことを期待しています。 もっと見る
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