多くの支援者さんのおかげで、目標達成の70%まで達することができました。あともう少しです!
本日は、ルシンガ島の子どもたちに支援をする物資をどのように購入するかをご説明させていただきます。
実はこのプロジェクトを始める前は、どこでどのように必要物資を購入するか決まっていませんでした。しかし、支援をしていただいている方が情報を提供してくださったり、現地の学校のDirectorと連絡を取ったりで少しずつ何をどのくらい購入できるかわかってきました。
ミシン
生徒たちの破れた制服を修理するミシンはHomebayという大きな街で購入する必要があり、現地の価格で1台37,000ケニアシリング(日本円で45,000円ほど)します。
現地からの要望で、4台(日本円で18万円ほど)を購入したいとのことです。またミシンだけでは何もできませんので、針や糸、そして彼らの制服に使える布も含めてHomebayで購入する予定です。
生理用ナプキン
<何を購入すべきか>
生理用ナプキンは近くの店で購入する予定でした。しかし、複数の支援者さんから「布ナプキンや経血カップなど、使い捨てナプキン以外を購入することは検討しているか」という問い合わせをいただき、僕も色々と生理について調べたり、HIV感染予防という観点でどのようなものを購入すべきか検討しました。
結果的に、使い捨てナプキンの購入を決めました。ルシンガ島では多くの住民が清潔な水を手に入れるのが難しい状況です。彼らはヴィクトリア湖の水や雨水を生活用水として使用しています。そのため、布ナプキンや経血カップを使用した際に、不衛生なまま再使用し、感染症を防ぐどころか広めてしまう可能性もあります。
そのため、現地の専門家とも相談した結果、使い捨ての生理用ナプキンを購入することにしました。
<どこで購入すべきか>
タンザニアで生理用ナプキンの生産工場を作り、現地の女性に対して教育支援や労働支援をしている菊池モアナさんという方がいます。今回はこの方に連絡をとり、ケニアに行く前に、タンザニアにある菊池さんの工場に立ち寄り、お話を聞かせてもらったり、工場見学をし、支援がどのように行われているか学ぶことにしました。もちろん、ここで生理用ナプキンを購入することにし、そのままケニアに行こうと思っています。菊池さんの工場で作られたナプキンを購入することで、タンザニアの女性たちの支援にも繋がることになります。
菊池さんの工場で作られた生理用ナプキンLUNAについてはこちら
最後に…
支援金額が70%に達し、感謝しきれない程です。みなさんが日本から支援をしてくださっていることを知ると、ルシンガ島の子たちも喜ぶと思います。目標はもちろん100%に達することですが、目標を超えて多くの支援が集まるのが理想です。以上のような活動報告を受けて、最後支援をしていただける方はぜひお願いしたいですし、ぜひ多くの方にアフリカの状況を知っていただけると嬉しいです。ぜひまだまだよろしくお願いいたします!