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社会保障ゲームで、若者が困難をのりこえるための【制度の知識】という傘を届けたい!

現在の支援総額

1,222,500

47%

目標金額は2,600,000円

支援者数

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社会保障ゲームで、若者が困難をのりこえるための【制度の知識】という傘を届けたい!

現在の支援総額

1,222,500

47%達成

あと 35

目標金額2,600,000

支援者数101

知らなかったから、諦めた。知っていれば、つかめた未来。

大学2年生のジュンは、父からの暴力の中、ひとりで自分を育ててくれた母を病気で亡くしました。貯金、奨学金、アルバイトの給料で卒業までのやりくりをしていましたが、ある日持病が悪化。医師からアルバイトを止められ収入が減り、生活に困るように。借金をするか退学するか迷った末、退学を決断。体調がすぐれない中、スマホで出来る高額報酬のバイトを探す日々がはじまりました。

でも、社会保障制度を知っていたら...?

もしも無料定額診療事業を行っている医療機関を利用できていたら、医療費負担を抑えることができました。修学支援新制度で学費・生活費の支援を受けられたら、卒業までを乗り切れていたでしょう。

今この瞬間にも、苦しい現状から、未来を諦めてしまう若者たちが沢山います。

意外と知られていないのは、
手を差し伸べる社会保障制度は存在することが多い、ということです。

日本には、400以上の給付や、相談窓口といった社会保障のしくみがあります。
しかし、知らなければ利用することができません。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
目次
1. 社会保障ゲームとは?
2. 使用カードの紹介
3. 体験した高校生の声/学校からの声/国の動き
4. スケジュール/支援いただいたお金の使い途/チーム紹介
5. メッセージ

6. 組織概要/事業概要/沿革
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

主に中学生や高校生を対象に、架空のキャラクターに起きたピンチを題材にして、さまざまな出来事に対して利用できる制度を知ることを目的としたアナログゲームです。


キャラクターのピンチを「社会保障」で解決する流れを体験できます。各カードが社会保障制度の内容になっています。

 時間
実際のゲームの流れ
0:00-0:10 ①導入
・目的、ゲームの概要の説明。
0:10-0:30 ②架空のキャラクターにおきる人生のピンチを考える
・架空のキャラクターのプロフィールカードとピンチカードの配布・説明
・個人/グループで、ピンチが起きたキャラクターの生活でどんなことに困るかを考える
0:30-0:55 ③利用できそうな社会保障制度を見つける
・アイテム(社会保障制度)カードの説明と配布
・キャラクターのピンチに対応するアイテムカードを選ぶ
・全体発表の準備をする
※ 利用可能な社会保障制度カード50種類ほどを用意
0:55-0:80 ④シェアとまとめ
・グループ間での内容の共有
・ファシリテーターからのコメント、学校がある地域の相談窓口の確認、制度案内ウェブサイト案内、アンケート


キャラクターカード、ピンチカード、アイテムカード、台紙の4つを使用します。

キャラクターカード例:中学生から40代まで10人のキャラクターを用意

ピンチカード例:病気、怪我、事故、死別、失業、パワハラ、介護、給与未払い、妊娠、子育て、パートナーからの暴力等、20種類ほどを用意。

アイテム(社会保障制度)カード例:50種類程度を用意

社会保障ゲームの実施報告はこちらもご覧ください(弊法人ウェブサイトに移動します)


学校からの声🏫

試作版の実施にあたり、高校の先生方にヒアリングを行っています。

全国福祉高等学校長会の関東の研修会で先生方に社会保障ゲームの体験会を開催いただく(2024年12月予定)など、学校現場からのご連絡やご依頼も増えてきています。

福祉科高校からも協働提案をいただいており、先生や高校生が中学校に出前授業に行く際のコンテンツとして社会保障ゲームを使ってもらう予定です。

国の動き

スケジュール


支援いただいたお金の使いみち

以下の通り、大切に活用させていただきます。


・ゲーム開発デザイン外注費/印刷・加工・包装代(150セット):100万円
・ファシリテーターの方への謝金・交通費:80万円(8000円×1名×100回)
・事務局スタッフ人件費・交通費:70万円
・郵送代(リターンでゲーム現物を希望くださった方、オンライン実施校へのゲーム郵送。チラシ):5万円
・その他(チラシ印刷代、広告費、通信費、付箋やペンなどのペンなどの消耗品、ゲーム開発に必要な専門書の購入など):5万円

チーム紹介


☔メッセージ☔
発起人
代表理事 横山 北斗より

私は中学生の時に小児がん難病を患い2年間入院をしましたが、難病に対する医療費助成制度のおかげで家族が経済的破綻から救われました。看護師長の方が制度の存在を教えてくれたことで利用に至りましたが、アクセスすることができなければ、私自身、そして、私の家族の自由や選択肢は狭まり、未来は今と異なるものとなっていたでしょう。一方、社会福祉士として働く中で、同じような支援を必要としながらも制度にアクセスできず、困難に陥る人々に数多く出会いました。社会保障制度は、その利用において、制度の情報を知っていて、その内容を理解でき、申請に必要な書類を揃え、窓口に足を運び、自分の状況を説明するなどのプロセスが必要ですが、このプロセスが障壁になってしまい、制度の利用から排除されてしまう人たちがいます。
私たちは義務教育において、社会保障制度の種類や内容、利用方法を教えてもらう機会を経ずに大人になります。ですから、知らなかったために利用ができず、困った状況になってしまうことがあったとしても、それは決して個人の責任ではありません。
自分や自分の身の回りの人の生活を守るために、ひとりひとりが社会保障制度について知ることはとても大切です。加えて、個人が社会保障制度を知ることと同じくらい、それ以上に、国や自治体が社会保障制度の情報を必要な人に届け、利用しやすくするための取り組みを積極的に行うこと、つまりは社会保障制度を申請する権利の行使をサポートする施策が重要だと考えています。
本ゲームの実施と並行して、中期的には義務教育における、生活に即した社会保障教育の充実を国や自治体に訴えていきたいと考えています。
ぜひ、社会保障ゲームの事業立ち上げ期においてご一緒いただき、みなさんの力を貸してください。


事業顧問
 高千穂大学人間科学部 教授 
大山 典宏氏より

大学で社会保障を教えています。年金、医療、介護などの制度を解説するのですが、いかにも難しい。
どうすれば学生に身近な存在に感じてもらえるか悩んでいました。そんな時に、『15歳からの社会保障』という本に出会いました。「15歳の心に届くか」を基準に書かれた本の魅力にひかれ、著者の横山北斗さんにお話を伺ったのがはじまりでした(インタビューはこちらから読めます)。社会保障費は政府一般歳出の半分を占めます。
私たちの生活に身近な存在なのに、学校教育ではほとんど学ぶ機会がありません。教える側の教員も、「難しすぎてどこから教えればよいかわからない」「教えるべきボリュームと授業時間が釣り合っていない」と消極的です。
ニュースに取り上げられる年金や介護の問題はネガティブなものが多く、よいイメージを持ちにくい側面もあります。こうした山積する課題に対して、「中高生や若者が楽しみながら学べるしくみを」と開発したのが社会保障ゲームです。産声をあげたばかりのこのゲームを皆さんと一緒に育てていくことが、よりよい「支えあう社会」をつくるきっかけになると確信しています。 


開発チームメンバー
永田 久実より

“知っているかどうかは人生の選択に大きな影響を及ぼす。義務教育の中で社会保障を学ぶ機会があれば...”
社会保障は、利用するまでに様々なプロセスがありますが、そもそも社会保障という制度の存在を知っていることが前提となります。私が社会保障について知ったのは、大学の社会福祉士養成課程の講義でした。その時に誰もが学ぶことのできる機会の必要性を感じ、社会福祉士として児童分野で働く中で、その機会が義務教育の中にあると良いのではないかと考えるようになりました。
社会保障を初めて知る方も含めて、誰にとっても取り組みやすいものであると同時に、社会保障の申請をする権利があることを知っていただけるよう、メンバーで何度も検討を重ねてこのゲームを開発しました。中高生や若者に届けていくことで、社会保障を知らなかったことで困難を抱えてしまう状況を防ぎたい。そして、社会保障が、必要としている方々の手に届くように。
社会保障ゲームは、テスト版の実施を開始したところで、正式版の作成や実施といった、これからより多くのみなさんのお力を必要としています。SCAのビジョンでもある「社会保障を名実ともにセーフティーネットにする」ために、ぜひ一緒にこのプロジェクトを進めていけたら嬉しいです。


SCA応援団のみなさま

複雑で分かりにくい社会保障のしくみを、楽しみながら学べる!
そんな機会があれば、子にとっても、大人にとっても、素晴らしいことです。
日本を、世界で一番、社会保障のことを知っている国にしましょう!

障害のある方の支援や、少年院・刑務所を出所された方の支援に関わる中で、「知らないと社会保障を得られない」仕組みを変えていなければならないと思うと同時に、社会保障制度を誰もが知る機会をつくっていかなければならないと切実に思います。SCAさんの取り組みにより、社会保障制度そのものを知ること、そしてそれを活用する権利を誰もが持っていることを子どもたちが知る機会が全国にひろがるよう、応援しています。

日々精神疾患の親をもつ子ども・若者と出会い、関わるなかで、制度について知る機会がどれだけ少ないかを痛感します。もしかしたら使う機会はないかもしれないけど、知っていることはいざとなったときに大きな助けとなる。そんな知っていればつかめた未来は多く存在すると思います。そんな社会保障制度について知るきっかけをつくっているSocial Change Agencyさんの活動、全力応援です!

「知らないのは誰のせいでもない。」
とても共感するメッセージです。本来たくさんある”はず”の「選択肢」を、身近に感じられるよう、子ども達や若者の周囲にいる大人が環境を整えていく必要があると思います。社会保障ゲームの取り組みは、とても意義のあるものだと思いますので、心から応援しています!!!

悩みに直面した若者たちには、リストカット・オーバードーズ・お金をくれる大人・夜の街などが今の自分を救ってくれる手段に見えることがあります。社会保障を教育として、広く中高生に伝えることは、とても重要だと思います。困った時に社会保障を思い出すかもしれないし、友達が困ったときに力になってあげられるかもしれません。横山さんの取り組みをこれからも応援しております!


この他にも、たくさんの方から応援のメッセージをいただきました。活動報告のページで順次、ご紹介してまいりますので、どうぞご覧ください。

▼ 応援のメッセージをくださった方々(五十音順)
岩切 準さん / 北野 陽子さん /  斎 典道さん / 齋藤 眞寛さん / 重光 喬之さん / 清水 舞子さん / 下村 真代さん / 武内 伸雄さん / 藤野荘子さん



組織概要/事業概要/沿革



支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • ・ゲーム開発デザイン外注費/印刷・加工・包装代(150セット):100万円 ・ファシリテーターの方への謝金・交通費:80万円(8000円×1名×100回) ・事務局スタッフ人件費・交通費:70万円 ・郵送代(リターンでゲーム現物を希望くださった方、オンライン実施校へのゲーム郵送。チラシ):5万円 ・その他(チラシ印刷代、広告費、通信費、付箋やペンなどのペンなどの消耗品、ゲーム開発に必要な専門書の購入など):5万円

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

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 ※①の実施時期や内容等についてはヒアリングをさせていただきます。 ※②につきまして、ロゴの画像の受け渡しは、プロジェクト終了後にお送りするメールをご確認ください。期間は本事業が存続する限り掲載いたします。

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 ※①の実施時期や内容等についてはヒアリングをさせていただきます。 ※②につきまして、ロゴの画像の受け渡しは、プロジェクト終了後にお送りするメールをご確認ください。期間は、本事業が存続する限り掲載いたします。

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 ※①-③の実施時期や内容等についてはヒアリングをさせていただきます。 ※④につきまして、ロゴの画像の受け渡しは、プロジェクト終了後にお送りするメールをご確認ください。期間は、本事業が存続する限り掲載いたします。

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