こんにちは。社会福祉法人オリーブの樹です。当法人は「障害のある児童の人生を幼少期から将来にわたり支えたい」という想いを持ち、令和7年4月1日福祉型障害児入所施設を設立を目指し、施設整備に取り組んでいます。
40年間にわたり障害のある方の自立と就労を支援してきた当法人にとって、障害のある子ども達を幼少期から育て、18歳以降の退所後も地域で働き、地域で暮らすことを支援することは当法人の使命であると考えています。
障害のある方の「地域で暮らし、地域で働く」を目指し、就労と自立を支援して今年で創立40周年
当法人は障害のある方が「地域で暮らし、地域で働く」ことを目指し、千葉市内で日中系事業所4カ所、グループホーム3カ所、直営店3カ所、相談事業所、ヘルパーステーションを運営し、230名以上の障害のある方の就労支援、自立生活支援を行っています。
1984年に千葉市稲毛区作草部に障害のある人の働く小規模作業所「オリーブハウス」を設立し、障害のある方の自立と就労を支援し、今年でオリーブ創立40周年を迎えました。
現在、障害のある方の就労支援として、クッキー、パウンドケーキ、アイスクリーム、給食、お弁当等を製造し、また、クラフト製品、藍染め製品の製作、販売等を行っています。
また、施設外就労として地域の施設や住宅などの清掃、草刈り等を行っています。企業から委託を受けて、部品組立て、袋詰め、封入作業等の受注作業にも取り組んでいます。
このように障害のある方一人ひとりにに合った様々な「働く」をオリーブの樹では支援しています。
「働く中で喜びを」オリーブの樹の就労支援
「働く中で喜びを」オリーブの樹の施設外就労・受注作業
障害のある方の就労と自立を支援してオリーブは今年で創立40周年です。これからも障害のある方々の「地域で暮らし、地域で働く」ことを目指し、障害のある方と共に歩み続けます。
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福祉型障害児入所施設とは
当法人が令和7年4月1日に開所予定の「福祉型障害児入所施設」は、全国に247カ所あります(令和4年4月現在)。福祉型障害児入所施設では、3歳から18歳未満の障害のある子ども達が暮らしています。子ども達の主な入所理由は、保護者からの虐待、保護者の病気や死亡などによる養育困難等です。このような養育に欠ける障害のある児童を入所させ、家庭と同じように暮らし学校に行き、生活や余暇を支援し、18歳の退所後も地域で暮らせるように自立生活訓練を行うなど、障害のある児童に対して専門的養育を行うのが「福祉型障害児入所施設」です。
年々増加する児童虐待
現在の子どもを取り巻く社会状況として、令和4年度の児童相談所における児童虐待相談対応件数は219,170件で前年度より11,510件(+5.5%)増えており、過去最多を更新しています。千葉市東部児童相談所の一時保護所では定員43名に対し、年間300件の保護があり、定員超状況であり、一時保護委託を児童養護施設や障害児入所施設へ要請するケースが増えています。また児童虐待については、特に健常児より障害児において顕著であり、障害児の虐待事件が相次いでいると言われています。
虐待の要因として障害に起因する親の養育困難や親の社会的孤立、家族の虐待の連鎖等が挙げられ、社会的養護機能の強化や家族の支援体制作りが社会的急務とされています。
設立の経緯
当法人は2010年に「千葉県地域生活定着支援センター」設立の主導的な役割を担い、その後法人内で刑務所等を出所したいわゆる「触法障害者」の受け入れ支援を行ってきました。そこでは障害のある方が低年齢期からの保護者からの虐待により、家庭で十分な養育が受けられないために愛着形成がなさず、二次障害として成長過程や成人後に精神的不安を抱え、反社会的な行動や犯罪行動に至ったというケースが多く見られました。
当法人の社会的責務と想い
「障害のある児童を幼少期から家庭的な暮らしの中で育てたい」
このようなことから障害のある子どもが保護者からの虐待により、十分な愛情を受けられなかったり、学校などでいじめに遭い、その結果として二次障害として精神的不安を抱え、反社会的な行動を起こす前に、要保護の対象である障害のある児童には、その成長過程において幼少期から専門的養育支援を行う必要があると当法人は考えています。
そして、障害児者が地域で暮らし、地域で働き、成長することを理念としている当法人においては、障害児童の問題は早急に取り組むべき課題だと考えるに至りました。
当法人の使命
更に職員間でこの問題について取り組むべきことの必要性を何度も確認し、論議している中で、まだ千葉市には設置されていない、養育が困難な障害のある児童を入所させ養育を図る「福祉型障害児入所施設」の設立を目指すこととし、千葉市緑区鎌取町にて「福祉型障害児入所施設オリーブファミリア」の施設整備事業を行うこととしました。
40年間にわたり障害のある方の自立と就労を支援してきた当法人にとって、障害のある子ども達を幼少期から育て、18歳以降の退所後も地域で働き、地域で暮らすことを支援することは当法人の使命であると考えています。
定員人数 入所20名、短期入所2名
対象 3歳から18歳までの知的障害、精神障害(発達障害を含む)のある児童
所在地 千葉市緑区鎌取町オリーブ鎌取福祉作業所敷地内
第一弾クラウドファンディングのお礼
2024年7月15日から9月12日(60日間)に掛けて、クラウドファンディングに挑戦しました。
総支援額2,101,000円、138名の支援者の方から温かいご支援をいただきました。心より感謝しております。
新たな目標は「福祉型障害児入所施設で暮らす子ども達に生活用品や学用品を購入したい!」
第1弾クラウドファンディングは、目標金額300万円のところ、支援額が210万千円で達成率70%でした。支援金で購入できるものは冷蔵庫、洗濯機、乾燥機です。しかし、達成率70%だったため、子ども達の生活用品の内、ベッドは購入することができません。
そこで、第2弾クラウドファンディングでは、第1弾で購入できなかった子ども達の生活用品(ベッド)や令和7年4月に入所予定の子ども達のためにランドセルや学用品などを購入させていただきたいと考えています。
第2弾クラウドファンディングでも、ご支援のほどよろしくお願いいたします。
第2弾クラウドファンディングでは、ご支援金で子ども達の暮らしを豊かにする生活用品や学用品を購入させていただきたいと考えています。
また、写真アルバムを購入し、子ども達が入所してから18歳で退所するまでの成長を写真に撮り、一人ひとりの子ども達の成長を記録したいと考えています。
先日職員研修で、ある児童養護施設の実践例を講師の先生から教えていただきました。入所する子ども達は、家族から離れ、寂しい想いを抱え、生活することになります。例え家族ではなくても、小さい頃、大切に育ててくれた人の存在をその成長アルバムを通して感じ、それが子どもの安心や支えになるということでした。実践例を聞き、職員間で「子ども達の成長アルバムを作りたい。」という声が上がりました。子ども達が成長し、幼少期から18歳までの間過ごしたオリーブファミリアを思い出した時に、その頃の思い出が温かく、安心できるものになるように、愛情いっぱいの写真アルバムを作りたいです。
このように第2弾クラウドファンディングでは、子ども達の生活を豊かなものにする学用品や生活用品、写真アルバムを購入させていただきたく願っています。応援のほどお願いいたします。
令和6年5月末よりオリーブ鎌取福祉作業所敷地内にて建設工事を行っています
令和7年4月1日開所に向けて職員研修プログラムの開始
職員研修プログラムを10月より開始しました。近隣の保育士養成校の先生に講師を依頼し、保育の基礎を学んでいます。 また、11月より県内の福祉型障害児入所施設の協力を得て、職員の現場実習を行っています。
また昨年度から今年度にかけ、県内・県外の福祉型障害児入所施設6か所、児童養護施設1か所、児童自立支援施設1か所、児童心理治療施設1か所の計9か所を見学して、開所に向けて施設作りに関することを学ばせていただいています。見学を通し、福祉型障害児入所施設を設立することの意味を職員間で確認し合っています。
オリーブファミリアの理念
理念は、理事長夫妻とオリーブの樹の理事の方、職員等で会議を4回重ね決定しました。
まず施設名である「オリーブファミリア」の意味から考えました。そして、障害のある子ども達の支援や関わりの中で何を大切にするべきかを話し合い、各年齢期(幼児期・児童期・青年期・成年期)の段階における目指すことを論議し、オリーブファミリアの理念を決めました。
オリーブファミリアは「仲間」「家族」を意味します。
あなたをかけがえのない一人として大切にします。
すべての子どもの言葉を大切にして個性に寄り添います。
オリーブファミリアはあなたのお家であり、何歳になってもあなたの故郷です。
「一人の児童の人生を幼少期から将来にわたり支えたい」
幼少期の入所後から18歳での退所後も地域で働き地域で暮らせるように、子どもの人生を切れ目なく支えていきます。
オリーブファミリアに入所する子ども達は、18歳以降の退所後、日中活動として当法人の障害児福祉サービスを利用したり一般就労して、また暮らしの場では、当法人のグループホームなどを利用して、地域で働き、地域で暮らせるように支援します。
はじめにご確認いただきたいこと
プロジェクトオーナー(OLIVEFAMILIA2025)がご支援金を100%受け取ることができるCAMPFIRE for Social Goodでクラウドファンディングに挑戦しています。これはご支援者様にご協力費(12%+税)をご負担していただくことで、プロジェクトオーナーの手数料の負担が0になる仕組みです。
ご理解をいただいた上でご支援いただきますと幸いです。
■ご協力費とは?
また、CAMPFIREで支援を行う際、支援金額と合わせて以下のシステム利用料をお支払いいただきます。■支援金額が1万円未満の場合:228円+消費税22円
■支援金額が1万円以上の場合:支援金額の2.27%+消費税
ご理解いただいた上でご支援のほどよろしくお願いいたします。
リターンについて
ご支援金額が3,000円から40,000円までのご支援については、心を込めて
〇お礼状
〇領収証 兼 税制控除に係る証明書
を送付させていただきます。
ご支援金額が50,000円からのご支援については
〇お礼状
〇領収証 兼 税制控除に係る証明書
を送付させていただきます。
〇開所式ご招待
〇お名前記載(銘板、ホームページ、当法人の機関紙「OLIVE MAIL」*ご希望者の方)
を行わせていただきます。
今後の予定スケジュール
令和7年1月12日 クラウドファンディング終了
1月 竣工、新施設開所準備
2月 千葉市指定申請
3月 千葉市指定申請許可
竣工式・内覧会
4月1日 福祉型障害児入所施設「オリーブファミリア」開所予定
当法人の使命と想い「千葉市初の福祉型障害児入所施設を作りたい」にご支援ご協力を
福祉型障害児入所施設は千葉県内に11施設(令和6年6月現在)ありますが、まだ千葉市には設置されていません。障害のある児童を幼少期から育て、将来自立した生活を送ることができるように、千葉市にその専門的養護機能をもつ施設を作ることは、40年間障害のある方の就労と自立生活を支援してきた当法人の使命だと考えています。
「子どもをかけがえのない一人として大切にしたい」
「すべての子どもの言葉を大切にして、個性に寄り添いたい」
「友人との生活の中で協働することの喜びを経験し、将来の自立と働くことを支援したい」
「オリーブファミリアは子ども達にとってのお家であり、何歳になっても故郷であり続けたい」
これらの想いを大切にして福祉型障害児入所施設オリーブファミリアの設立に取り組みます。
「障害のある子ども達の人生を幼少期から将来にわたり支えたい」
養育に欠ける障害のある子どもが社会から疎外され不幸な人生を歩まないようにしたいとの思いを中心に据え、令和7年4月1日のオリーブファミリア開所を目指し、職員一同全力で準備に取り組んでいきます。
この活動にご賛同いただける方のご支援、ご協力をお願いいたします。
*入所について
ご支援は施設の入所利用を確約するものではございません。ご了承ください。
*寄付控除についてお知らせ
本プロジェクトへのご寄付は「社会福祉法人オリーブの樹」への寄付となり、当法人が寄付金の受付及び領収証発行を行います。
このプロジェクトの寄付は寄付金控除の対象になります。
「寄附金控除」をお受けいただくためには、確定申告の際に、「社会福祉法人オリーブの樹」が発行した領収証をもって確定申告をしていただく必要がございます。領収書はプロジェクト終了の翌月2月に発送予定です。
*領収証はCAMPFIREではなく当法人が発行・郵送いたします。
*募集方式
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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