今年もあと数日で終わりを迎えようとしています。
2024年は、ものをつくることに向き合えた1年だったような気がします。
ものにも色んな種類があって必ず必要なもの、必ずは必要ないけれどあると心が豊かになるものがあるように思います。もちろんそれ以外もあるのですが、大きく分けるとその度合いの比率の違いなのかもしれません。
その中で自分たちのつくるものは一体何なのかを深く考えてみたりもしました。
必ず必要でないことだけはわかりますが、ではどの程度必要なものなのか。一生必要ないのか、年に一度なのか、季節の変わり目なのか、はたまた常に目にしていたいものなのか。
理想を言えば、常に目にしていたいものだと思っています。ずっと、と言う意味ではなく日々目にするところに飾ってあるといったイメージです。
アクリルをただ飾っているだけでも綺麗ではありますが、そこに自分が好きなもの、思いでのあるもの、元気づけられるものなどが載っていたら、それはとても意味のあるものになっていくのではないかと思っています。
そんな想いから始まったオリジナル商品開発。
本、フィギュア、ポストカード、文具、ガラスペン、レコード、インクと来てもう一度、フィギアを飾るTOYSHELF2.0が開発されました。
なぜもう一度戻る必要があるのか、なぜわざわざ高くなるようなものをつくる必要があるのか。
それは自分たちが今までやってきたことへの敬意と、これから進むべき道への挑戦が大きいのではないかと思っています。アクリル以外の素材、付け替え可能のマグネット、虫ピンを斜め45°に差し込める加工技術。これらは2021年のオリジナル商品のスタート時には考えられないモノばかりです。
それらすべての要素が詰まったTOYSHELF2.0は2024年最後を飾るに相応しい商品となったと自負しております。よろしければ現在進行中のクラウドファンディングをご覧いただけましたら幸いです。
そして来年2025年からまた新たな気持ちでスタートできましたらとても嬉しく思っています。
ありがとうございました。
今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。
2024年12月19日 株式会社クワバラ 代表取締役 桑原 昭二