にわあつし著 直筆サイン入り「0系新幹線運転台日記」
新幹線の運転がまだアナログで二人体制だった0系新幹線。国鉄時代に、実際に運転士として東海道新幹線い乗務した著者が体験した運転台でのできごとをまとめた一冊です。
天候による運転士の緊張感あり、先輩運転士との心温まるエピソードあり、今ではあってはならないほのぼのとしたできごとなど、時速210kmで走行していた0系新幹線の運転台でのリアルなやりとりがあふれています。
【目次】
Episode1 昭和44年、新幹線運転士への道
Episode2 先輩運転士に学び、いざ運転士試験
Episode3 見習運転士として、0系新幹線に初乗務
Episode4 一人前になって初の運転は〝ひかりひかり〞
Episode5 台風と積雪、神経を使う自然との戦い
Episode6 列車と一体になり、運転に慣れる
Episode7 自由席の誕生とともに、大わらわの運転士物語
Episode8 困った相方の驚くべき定速運転!?
Episode9 国鉄時代ならではの0系新幹線運転士のグルメ
Episode10 夜の三島回送で遭遇した恐怖
Episode11 国鉄ぽっぽや運転士が、なんと車掌に!
Episode12 おもてなし名物車掌の、接客の極意
Episode13 強引な要求を迫る、怒れる乗客たち
Episode14 幸運の黄色い新幹線「ドクターイエロー」も運転した
Episode15 国鉄からJRへ。運転は一人体制に
Episode番外編 ぽっぽ屋たちのヨーロッパ〝研修〞
column 運転士と車掌と機関士対談 信号、カーブ、勾配と複雑な列車の運転