自己紹介
京都府にある株式会社リーフ・パブリケーションズ(以下、弊社)です。
「お酒の価値を最大化させる」を使命に掲げた日本酒ベンチャー事業『Sake World』を展開しています。
今回、京都市内にて、ブレンドによる日本酒づくりが体験できる施設『My Sake World』をオープンします。
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<目次>
1.プロジェクトで実現したいこと
2.背景
└約30年、京都の今と向き合ってきた タウン情報誌「Leaf」
└イベント運営を通じて得た「日本酒」の知見
└<SideStory>日本酒文化は危機的状況にある
3.Sake World🍶 お酒の価値を最大化させる
└<Side Story>当初から多くの賛同が集まる「Sake World」
4.Assemblage Club🥂 自ら酒を作り、売る
5.My Sake World🌎 個人がSAKEを創造する空間
6.『My Sake World』で目指したいこと
7.応援者メッセージ
8.リターン品について
9.資金の使い道について
10.今後のスケジュール
11.最後に
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1:プロジェクトで実現したいこと
『My Sake World』で、日本酒ファンの皆様に、もっと日本酒を好きになる体験をご提供したいと考えています。
また、まだ少し興味を持った程度、飲むけど違いがよく分からない、実はちょっとハードルを感じている…そんな方には、日本酒を知るきっかけの場所となり、My Sake Worldで日本酒ファンの裾野を広げることを目指しています。
ご提供するサービスは、地元京都をはじめとした日本各地の酒造会社の日本酒をブレンドすることで、あなただけの「マイサケ」が出来ることです。
それもただ作るだけではありません。店内の随所に「SAKE」を感じることができる空間で、スタッフから日本酒の歴史や文化について聞きつつ、異なるタイプの銘柄の味と香りを楽しみながらご体験いただきます。
お店は日本屈指の観光都市である京都市内において、近年飲食店の出店が多いエリアに出店します。
形態は、最大4人定員の隠れ家タイプ、20人から30人程度収容可能なイベントスペースの2つで、様々な日本酒コミュニティの方が楽しめる設計を目指しています。
オープン後はサービスの拡充や、各店舗に合わせてのイベントの開催を計画しています。
本プロジェクトで、構想に共感し、日本酒の価値と魅力を一緒にお伝えいただける仲間を募ります!
2:背景
①約30年、京都の今と向き合ってきたタウン情報誌「Leaf」
京都と滋賀の情報を発信するタウン誌『Leaf』や、様々なテーマのムック本といった出版業が弊社の祖業になります。
1996年の創刊以来、発行した雑誌は約350冊、取材にあたって関わったお店は延べ30,000軒以上。府県内の企業や行政、そして地域住民と密接に関わってきました。
しかし、雑誌媒体については2023年をもって休刊。翌2024年からWeb版へ完全移行しました。それでも、多くの書店の一角に陳列いただき、多くの読者にご愛読いただいた日々は、弊社にとってかけがえのない財産です。
②イベント運営を通じて得た「日本酒」の知見
培ってきた信頼関係は、出版業以外にもイベント運営で生かされました。地元行政や百貨店などとタッグを組んでグルメイベントなどを開催しました。約10年の蓄積で、現在では数千人規模の集客となるものもあります。
その中で、特に深い関わりを持つようになったのが「日本酒」です。
実は京都は「伏見の女酒」の異名を持つ酒どころ。生産量も全国2位で、著名な酒造会社も多くあります。
そして日本酒イベントは事業の中でも重要な存在。ファンや関係者と交流を重ねる中で、知見とともに業界が抱える課題を目の当たりにしました。
<SideStory>日本酒文化は危機的状況にある
日本酒は日本が世界に誇る文化のひとつです。しかしながら、周囲を取り巻く環境は良好ではありません。
酒蔵(清酒製造免許場)数は、最盛期だった1956年の「4,073」から2022年は「1,536」(国税庁「酒類等製造免許場数の推移」より)に、消費量は、1973年の「177万kl」から2022年は「41万kl」(国税庁「令和6年酒レポート」より)にまで落ち込んでいます。
一方、近年は日本国外において、日本酒人気が高まりを見せています。ユネスコ無形文化遺産に「日本の伝統的酒造り」の登録が勧告されるなど、保全の機運も年々高まっています。
しかしながら抜本的な解決には至っていません。そしてそれは京都も同様です。
3:Sake World🍶 お酒の価値を最大化させる
「我々でなにか出来ることはないだろうか?」
イベントを通じて、日本酒に深く関わることになった弊社は、業界の現状を打破するため、2023年に『Sake World』を新たに立ち上げました。
まず取り組んだのが、ポータルサイト『Sake World』とマーケットプレイス『Sake World NFT』の運用。お酒に関する様々な情報を発信するメディアと、多種多様な日本酒銘柄を流通するECサイトです。
中でも『Sake World NFT』は、次世代ネットワーク技術であるWeb3.0の「NFT(非代替性トークン)」を活用しています。
これにより、マーケットプレイス内で購入した日本酒の記録をデータ化したり、お酒を購入したユーザー間での二次流通が行うことができます。それによって生じた利益の一部は酒造会社に還元され、従来とは異なる付加価値となります。
また、購入したお酒は、弊社にある‐5℃の専用保管庫内にて厳重に保管。最大で25年保存(熟成)することが可能です。
<Side Story>当初から多くの賛同が集まる「Sake World」
「Sake World」ですが、当初より多くの賛同を得ています。
2023年9月のサービス発表と同時に行った記者会見では、京都府知事と京都市長(当時)に加え、京都を代表する酒造会社「増田德兵衞商店」「北川本家」「松井酒造」の代表者もそれぞれ同席。
2024年3月には、みやこめっせ(京都市勧業館)にて、『Sake World Summit』という日本酒イベントを主催し、1日で4000人近い来場者を集めました。
なお、『Sake World NFT』は、2024年11月現在で、国内外100以上の酒造会社が製造した400超の銘柄が登録されておりプレイス内に流通しています。まだ公開準備中のものも多く、それも含めると既に200超の酒造会社に賛同いただいています。
新機軸として活用しているWeb3.0(NFT)についても、業界関係者より期待の声を寄せられています。サービス稼働からようやく1年に差し掛かる状況ですが、コラボ酒や日本酒クイズイベントなどの協業実績がございます。
4:Assemblage Club🥂 自ら酒を作り、売る
「Sake World」で日本酒の新たな価値創出を目指す弊社ですが、自ら酒販免許を取得した上で、日本酒を販売するプロジェクト『Assemblage Club(アッサンブラージュクラブ)』にも取り組んでいます。
これは先述した「増田德兵衞商店」「北川本家」「松井酒造」3社の協力を得て、各社の銘柄を組み合わせることで出来るブレンド酒。Sake Worldに先がけ2022年よりスタートしました。
ワインの製法のひとつであるAssemblageが語源で、「混ぜ合わせる」の言葉通り、各銘柄をブレンドすることの妙によって生み出される深い味わいが特徴。
現在個人向けにも販売展開しているTaro´は、イタリアやシンガポールで開催されたコンテストで賞を受賞しています。
飲食店向けには、オーダーメイドという形でオリジナルブランドを製造するサービスも提供しています。ブレンド酒という特性を最大限生かし、その店にしか存在しない銘酒を生み出しています。
また弊社は、2024年11月13日に岡山県にある牧野酒造本店を事業承継しました。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000023.000068455.html
日本酒を製造する拠点を得ることとなりましたが、これは先に述べたオーダーメイドサービスに対する需要が高まってきていることも背景にあります。
「Sake World」で日本酒の流通と情報発信を行い、「Assemblage Club」で日本酒を作って売る弊社。将来的にはSAKEのクリエイティブエコノミー構築を目指している中、わずか2年で川上から川下まで事業を拡大しています。
着実に地歩を固めていく中で、次なるアプローチとして取り組むのが、本プロジェクトとなる『My Sake World』になります。
5:My Sake World🌎 個人がSAKEを創造する空間
Make a Sake Creator Economy
~誰もが酒を創造・発信・収益化できる世界へ~
「個人が日本酒作りを体験ができる場所を作れば、また新たな価値を生み出すことができるのでは?」
これまで得た経験に基づき考え出したのが『My Sake World』です。
【店舗コンセプト】
My Sake Worldを一言で表すと、「個人がSAKEを創造する空間」となります。
日本酒が持つ歴史・文化・精神性などを学び、実際に試飲いただくことで、例えば純米酒のうまみ、例えば吟醸酒特有の香りなどといった日本酒が持つ特徴をより理解していただけます。
題材となる日本酒は、京都を中心とした全国12銘柄をご用意しました。タイプも様々なので、皆様の好みを見つけるのにも役立ちます。
そこから好きな銘柄をブレンド(アッサンブラージュ)していただき、お作りいただいた「マイサケ」はお持ち帰りいただけます。
作成したレシピは、NFTでデータとしてお渡しします。将来的にはこのデータを元に「発注」が可能となり、例えば結婚式の引き出物や、会社の創立記念パーティーなど様々なシーンにご活用していただくことを想定しています。さらに、コンテストなどのイベント開催も計画しています。
【「My Sake World」使用酒提供酒造会社様一覧(五十音順)】
・池田酒造
・石鎚酒造
・北川本家
・キンシ正宗
・齊藤酒造
・高の井酒造
・玉乃光酒造
・土田酒造
・仁井田本家
・藤井酒造
・増田德兵衞商店
・松井酒造
【全体構成】
店内プロデュースについては、「2024 Mr SAKE」グランプリ受賞者であり、弊社所属社員の上山賢司がつとめます。
【サービス概要】
ここからはご提供サービスの一端をご紹介します。
ご来店後、スタッフが、日本酒に関する歴史や文化、テイスティングの楽しみ方などを解説。まずは知識としての日本酒を楽しんでいただきます。
一通りの座学を終えた後は、メニューブックに記載している12種類の日本酒のテイスティングに移ります。大吟醸・純米酒・生酒・熟成酒など、豊富なラインナップを取り揃えており、全てお試しいただけます。
試飲のあとは、いよいよブレンドに使用する酒を選んでいきます。選べる数はメインとして1銘柄、サブとして2銘柄の合計3銘柄。2回まで試作も可能です。
組み合わせを決めたら、手順に沿ってお客様自ら日本酒をブレンド。それぞれ専用の器具に注いでいきます。途中やり方が分からなければ、スタッフが都度サポートいたします。
全て注ぎ終えると、三角フラスコに移してアッサンブラージュ(混ぜ合わせ)。Assemblage Clubを通じて、私たちが日々感じている味の変化を皆さんもお楽しみいただけます。
混ぜ合わせて出来たマイサケは、専用のボトルで瓶詰めします。それが終わればラベルに貼り付けてついに「マイサケ」が完成です!
ラベルにはブレンダーとしての皆さんのお名前や日付はもちろん、タイトルを記入する欄も設けています。各々の“銘柄”をおつけください。
なお、選んだ組み合わせについては、「レシピ」としてNFTを用いてデータ化いたします。
思い出が記録として残るだけではなく、将来的には再来店時にこれを用いての製造依頼ができるモバイルオーダーのようなサービスも実装を予定。さらにユーザー間でのレシピの販売を構想しています。資産としての一面を持たせ、体験と同時に利益を創出することを目指しています。
「もっと日本酒が好きになる施設」と同時に、「NFT機能を備えたWeb3リアル店舗」の一面も併せ持つのが『My Sake World』です。
以上の内容は、現時点で構想しているものになります。
11月20日からは、京都市内に「My Sake World 御池別邸」をプレオープンしました。まずは関係者向けの営業で、一般受付は2025年1月ごろ開始を予定しています。
より上質なサービスのご提供を目指し、皆様に最高の体験をしていただくため、社員一丸となって取り組んでまいります!
【店舗情報】
<My Sake World 御池別邸>
・営業日:火曜日・水曜日・木曜日・金曜日
・席数:4
・料金:¥5,900(時間は90分となります)
・場所:京都府京都市中京区姉小路通富小路東入る福長町123
(京都市営地下鉄「烏丸御池駅」「京都市役所前駅」から徒歩約8分)
<My Sake World 京都河原町店>※2025年春オープン予定
・席数:20~30予定
・場所:京都府京都市下京区寺町通松原下る植松町711
(京阪「清水五条駅」から徒歩約5分、阪急「京都河原町」から徒歩約8分)
6:『My Sake World』で目指したいこと
上山賢司
(「My Sake World」総合プロデューサー、「2024 Mr SAKE」グランプリ)
池田美咲
(「My Sake World」店舗運営責任者)
My Sake Worldは日本酒が好きな方にはもちろん、あんまり詳しくなくて...な方も大歓迎です!まず飲み比べをしていただくので、自分がどのような味が好みなのかが知れます。
「日本酒っておいしい!」のお言葉をいただけるように、もっと身近に感じていただけるように、ここ京都のお店から、日本酒の魅力を全国へ世界へ広めていきます!
7:応援者メッセージ
①株式会社増田德兵衞商店 増田德兵衞様
(代表取締役会長、十四代目蔵元 「Sake World」オブザーバー)
②ほか、提供酒造会社代表様(五十音順)
・池田酒造株式会社 池田恭司様
(代表取締役社長)
日本酒は米と水だけで出来ており、材料はシンプルながら味の幅はとても広いと思っております。
各酒蔵が出したいろんなタイプのお酒を更にブレンドすることで、その幅は一層広がり、新たな日本酒の可能性が見えてくるのではと期待しております。
・株式会社北川本家 北川幸宏様
(代表取締役社長、十四代目当主)
蔵を越えてのブレンド体験は、酒蔵でもできない貴重な体験です。今まさに日本酒の新しい価値が広がろうとしています。
日本酒にかかわる文化や精神、そして美味しさについてハイライトを体験でき、またニュートラルな立場からの解説があることは日本酒業界にとっても喜ばしいことだと言えます。
・松井酒造株式会社 松井治右衛門様
(代表取締役社長、十五代目蔵元)
アッサンブラージュというと難しく聞こえますが、決してそんなことはありません。思うがまま、感じるがままに、自由に酒を設計すれば良いのです。
日本酒の味わいは複雑で納得の一本には容易に出会えません。だからこそMy Sake Worldの持つ意義は大きいです。
世界に一つだけ、自分だけの日本酒をお楽しみ下さい!
8:リターン品のご紹介
【1,000円】 オリジナルステッカー+お礼メッセージ
【2,000円】 オリジナル日本酒「Assemblage Club」(Hanabi)1本+オリジナルステッカー+お礼メッセージ
※限定70名様
【3,000円】オリジナル日本酒「Assemblage Club」(クラウドファンディング特別仕様)1本+オリジナルステッカー+お礼メッセージ
※限定100名様
【4,000円】「My Sake World 京都河原町店」店内にお名前掲載権+オリジナルステッカー+お礼メッセージ
【5,000円】「My Sake World 御池別邸」店舗先行入場権+オリジナルステッカー+お礼メッセージ
※限定30名様
【6,300円】オリジナル日本酒「Assemblage Club(Taro´)」180ml720ml各1本+オリジナルステッカー+お礼メッセージ
※限定10名様
【9,000円】「My Sake World」特別メッセージ付きレシピNFT+オリジナルステッカー+お礼メッセージ
※限定10名様
【9,000円】「My Sake World 御池別邸」店舗先行入場権+「My Sake World 京都河原町店」店内にお名前掲載権+オリジナルステッカー+お礼メッセージ
※限定5名様
【10,000円】「My Sake World」ブレンド使用日本酒セット720ml×4本+オリジナルステッカー+お礼メッセージ
【10,000円】オリジナル日本酒「Assemblage Club」Product by2023 1本+オリジナルステッカー+お礼メッセージ
※限定1名様
【10,000円】 「My Sake World 御池別邸」店舗ペア先行入場権+オリジナルステッカー+お礼メッセージ
※限定30名様
【15,000円】「My Sake World」ブレンド使用日本酒セット720ml×4本+「My Sake World 御池別邸」店舗先行入場権+オリジナルステッカー+お礼メッセージ
※限定10名様
【20,000円】「My Sake World 御池別邸」店舗先行入場権(「Mr SAKE」上山賢司解説イベント付き)+オリジナルステッカー+お礼メッセージ
※限定5名様
【20,000円】 「My Sake World」ブレンド使用日本酒セット720ml×4本+「My Sake World 御池別邸」店舗先行入場権+「My Sake World 京都河原町店」店内にお名前掲載権+オリジナルステッカー+お礼メッセージ
※限定10名様
【28,000円】 「My Sake World 御池別邸」店舗ペア先行入場権3回分+オリジナルステッカー+お礼メッセージ
※限定1名様
【30,000円】 「My Sake World」ブレンド使用日本酒セット720ml×12本+オリジナル日本酒「Assemblage Club(Taro´)(Hanabi)」詰め合わせ+オリジナルステッカー+お礼メッセージ
※限定10名様
【47,000円】「My Sake World 御池別邸」店舗ペア先行入場権5回分+オリジナルステッカー+お礼メッセージ
※限定1名様
【150,000円】「My Sake World 京都河原町店」店舗オープン時酒樽鏡割り権
※限定1名様
【300,000円】「My Sake World」増田德兵衞氏(「株式会社増田德兵衞商店」代表取締役会長)と作る世界に一つだけの日本酒ブレンド権&増田德兵衞(月の桂)非公開酒蔵体験見学権
※限定3名様
9:資金の使い道について
My Sake World 御池別邸・京都河原町店両店舗のサービス拡充や、イベント開催費用等に使用させていただきたく考えています。
10:今後のスケジュール
24年11月20日 「My Sake World 御池別邸」プレオープン
24年11月29日 クラウドファンディング開始
24月12月26日 クラウドファンディング終了
25年1月 「My Sake World 御池別邸」一般受付開始
25月1月 「My Sake World 京都河原町店」予約開始
25年春 「My Sake World 京都河原町店」プレオープン
25年春 「My Sake World 京都河原町店」グランドオープン
11:最後に
中川真太郎
(株式会社リーフ・パブリケーションズ代表取締役社長)
羽間弘善
(株式会社リーフ・パブリケーションズ業務統括取締役副社長、「Sake World」事業責任者)
※株式会社リーフ・パブリケーションズ酒類販売事業者情報について
https://leafkyoto.co.jp/sakeworld/
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