
今回のクラウドファンディングへの挑戦、そしてその反応を通して、改めて支援者としての専門職の倫理綱領の重要性を痛感したこと。
このクラウドファンデイング工法の一環として、これまで私達の活動参加者へのインタビューして、動画作成しました。その作業を通して、このプロジェクトがもたらしてくれる重要な効果について再認識しました。
ソーシャルワーカーにとって、倫理綱領は日々の実践を支える基盤となるものであり、その重要性は計り知れない。そこの専門職力を協働して育める。
ソーシャルワーカーにおける倫理綱領の重要性
専門職としての責任:
倫理綱領は、ソーシャルワーカーが専門職として守るべき価値観、原則、行動規範を示すものです。
これにより、ソーシャルワーカーは専門家としての責任を自覚し、質の高いサービスを提供することができます。
例えば、クライエントの権利擁護:
倫理綱領は、クライエントの尊厳、自律、プライバシーなどの権利を保護するための指針となります。ソーシャルワーカーは、倫理綱領に基づき、クライエントの最善の利益を考慮した支援を行う必要があります。
そこで重要なのが下の通りです、ここが正しくポイント
実践における専門性とプロセス
倫理綱領を実践に移すためには、ソーシャルワークプロセス(統合的思考と批判的思考)が不可欠です。
ソーシャルワークアセスメント:
クライエントを取り巻く社会的環境とその関係性を分析し、様々な課題を解釈するプロセスです。
エコロジカルパースペクティブの概念に基づき、現状を多角的に解釈します。
専門的コンピテンシー:
ソーシャルワークの概念を深く理解し、実践を推進する能力が求められます。
実践を通して得られた成果
これまでの個別コンサルティングやプログラムを通して、参加者からは以下のような声が上がっています。
自己覚知:
自分自身を深く理解することができた。
自己決定:
自身の働く意義を納得し、主体的に選択できるようになった。
役割の実感:
ソーシャルワーカーとしての役割を果たす実感を得られた。
倫理綱領の体現:
「倫理綱領」が体に染み付いてる感じだと参加者全員が言っている。
働く喜び:
ソーシャルワーカーとして働き続けることへの喜びと、自身の能力を最大限に発揮しようとする意欲。
まとめとして、
6年間の活動を通して、10名から15名ほどのソーシャルワーカーが、倫理綱領を体現しながら、いきいきと活動する姿が見られました。これは、倫理綱領に基づく実践が、ソーシャルワーカーの専門性を高め、充実した職業生活を送る上で不可欠であることを示しています。





