喉仏が納められる
手元供養のためのミニ骨壺『偲珠』のクラウドファンディングページをご覧いただき、ありがとうございます。
『偲珠』は、喉仏を納めることができる手元供養のためのミニ骨壺として開発されました。
もちろん、喉仏ではなく、大切なものや、ペットの遺骨を納めることも出来ます。
故人の遺骨や、故人にちなんだ大切なものをご自宅などでお祀りする「手元供養」が、最近注目を集めています。
この『偲珠』を作りだした私達は、北海道の小さな街でお墓とお仏壇を扱っている小さな会社です。
本来であれば、オリジナルで商品を開発するような企業ではありません。
では、なぜ私達がこの『偲珠』の開発を手掛けることになったのか。
そして今回クラウドファンディングで広くこの商品を知っていただきたいと考えたのか。
そのお話をさせてください。
ひとりのお母さんの想いから生まれた、ミニ骨壺『偲珠』
私達の会社がある北海道札幌市近郊では、斎場でお骨を渡される時に、ご遺体全体のお骨とは別に喉仏だけを別容器に収めて渡される習慣があります。
そこで、最近よく見かけるようになった、
「故人のご遺骨の一部を、ご自宅等の身近な場所でお祀りする=手元供養」を行う際には、喉仏を手元供養のために残したいというご要望が多くありました。
しかし、火葬後のお骨の取り扱いについては、全国各地でそれぞれ慣習が違うこともあり、現在発売されている手元供養用のミニ骨壺では、喉仏を綺麗に納められるタイプのものは非常に少ないというのが現状でした。
私達は、仏壇仏具の販売店として、地元のお客様に対して手元供養用のミニ骨壺を販売させていただいておりましたが、せっかく故人の喉仏が綺麗に残っているにも関わらず、既存のミニ骨壺ではそれをきちんと納めてあげることができないというジレンマを、以前より感じておりました。
そんな折、若くして息子さんを亡くされたお母様から、ミニ骨壺のご相談をいただきました。
そのご相談というのは、若くして亡くなってしまった息子さんのために、どうしても、喉仏がきちんと納められる、素敵なミニ骨壺が欲しいということでした。
既存の商品をいくつかご提案させてはいただいたのですが、質感や形状など気に入っていただける商品を見つけていただくまでには至らず、「特注品でもいいから、納得のいくミニ骨壺を作ってもらいたい」というご要望をいただいたのでした。
以前より、私達としても、喉仏がきちんと納められるミニ骨壺の必要性を強く感じていたので、当社の新商品として開発することについてご了承をいただき、一介の仏壇店には不釣り合いともいえる、オリジナル商品の開発に乗り出したのでした。
商品開発の苦労
とは言え、私達には、これまでオリジナル商品の開発を行った経験は皆無です。
開発パートナーの選定、デザインの検討、素材や色の吟味。
何から何まで初めての経験で、苦労しながらの開発でした。
一度は、共に制作を快諾してくれたパートナー企業との共同事業が、暗礁に乗り上げたこともありました。
試作品のクオリティに納得がいかず、作り直していただいた事も数知れず。
着色をお願いした工房も、かなりお忙しいと見えて、完成までの日数もかなりかかりました。
しかし、時間と労力をかけた甲斐があって、大きさ、質感、色味、全てにおいて納得できる製品が完成しました。
そのような過程を経て、ようやくリリースすることが出来たのが、このミニ骨壺『偲珠』です。
もっと、この『偲珠』を多くの方に知っていただきたい
とはいえ、私達は先程も申し上げた通り、北海道にある小さな仏壇店。
私達のお店で販売するだけでは、この『偲珠』の存在を知っていただくことは出来ない。
故人を現す象徴的なお骨として、大切に扱われている喉仏。
それをきちんと納めることが出来る『偲珠』
この存在を広く全国の方に知っていただきたい。
そういう思いから、クラウドファンディングに挑戦することにいたしました。
リターンについて
リターン内容については、シンプルに私達の自信作『偲珠』をお買い求めいただけるという内容にしました。
こちらについては、数量限定で非常にお得にお求めいただける価格設定といたしました。
全10色のバリエーションがありますが、各色限定個数での頒布となりますので、お早めにお申し込みいただければ幸いです。
最後に
大切な故人を、身近な環境でお祀りしたい。
より故人を感じられるカタチで、お祀りしたい。
そして、せっかく手元供養をするのであれば、より故人を表すとされている喉仏がきちんと納められる骨壺をお使いいただきたい。
このような想いで制作したこの『偲珠』が、きっと多くの方の心を癒すと信じています。
ぜひ、多くの方に手に取っていただけますと幸いです。
商品概要について
・商品サイズ/重量:外寸/高さ5.5×直径8.0cm 内寸/高さ4.5×口径6.4cm 重量/414g
・素材:真鍮
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