IROHAには様々なプロジェクトがあり、個々がイロハスクールの子ども達のことを一生懸命考えながら活動しています。その中の一つである授業プロジェクトを紹介します。
まず始めに、IROHAではスクールに行って毎回行うことがあります。それは、子ども達に向けて授業を行うことです。授業プロジェクトはこの毎回行う授業を一から考えて作成しており、授業を通して生徒の視野を広げる目的で活動しています。
具体的どんな授業をしているのか。今年の春派遣では日本語の授業や、プレゼンの授業、などを行いました。
日本語の授業では、ひらがなや簡単な挨拶など私たちが日常生活で使うようなものを教えました。この授業は普段の授業では受けられない、そして私たち日本人だからこそできる授業です。そのため、子ども達も興味をもって楽しそうに授業を受けてくれます。
プレゼンの授業では、グループワークを行い最後は大きな紙に書いてみんなに発表してもらうような授業を行いました。スクールではプレゼンするような機会も無いので少しでもプレゼン力をつけてほしいという願いも込められています。子ども達はよく考え、チームで力を合わせて良い発表を作ってくれました。
次に、夏派遣では時期がちょうど夏休みという事もあり、小さい子がたくさんスクールに来てくれます。そのため、授業も小さい子でも簡単に楽しめるような内容に設定しています。今回の夏派遣では、主に図工の授業を行いました。手形アートやシャボン玉、しおりやブックカバーを作る授業です。日本の子ども達が楽しんで図工をするのと同じように、スクールの子ども達もとても楽しんで自分らしさを表現して図工してくれています。
こうした授業を行うことで、新しいものに触れ子ども達自身が興味を持てたものを見つけられるように、少しでも多く様々な授業を考えています。授業プロジェクトの活動はIROHAスクールだけでなく、これから支援を始めるドンパー小学校でも活かすことができます。これからも授業プロジェクトは多くの子ども達に興味を届けられるよう活動していきます。