すべての子どもたちに教育を
こんにちは!
2回生の豊田航洋です。
最近Facebookで話題になった動画があります。
それはアンコール遺跡群、タ・プローム寺院で物売りをしている9歳の少年の動画です。
彼はなんと日本語、中国語、広東語、英語、タイ語、フランス語、韓国語、スペイン語など12か国語以上話せる、というものです。
簡単な会話だけとはいえ彼の能力はすごいものです。このような才能を持ちながらも彼は学校に通っておらず、物を売ったわずかなお金で生活していました。たまたま彼はFacebookの動画が話題になったおかげで小学校に行く学費をカンボジア赤十字から寄付される予定だそう。
僕も実際にアンコール遺跡群に行った際、様々な国の観光客に物を売る子どもたちを見かけました。12か国語とは言わなくとも数か国の言葉を話せる子どもはたくさんいます。しかしその多くは学校に通えていないという現状があります。学校に通い、基礎的な教育がないと安定した収入を得られる仕事に就くことは難しいでしょう。
IROHAはカンボジアの子どもたちの教育支援を理念に活動しています。
僕たちがしていることは国語、数学、理科などの授業ではありません。カンボジアではほぼ行われない図工の授業や、みんなで英語の歌を歌ったり、衛生の授業、自分の将来を考える授業などです。進学には直接関係のない授業ですが、子どもたちが学校が楽しい、勉強が楽しい、と思ってくれていたらいいなと思います。
結局何が言いたのかというと子どもたちがみんな笑って楽しく生活してほしい、それだけです。僕はその手伝いを少しでもできるなら幸せです。
国際協力団体IROHA
豊田航洋