
輪島塗には、「直し物(なおしもの)」という文化があります。割れたり、欠けたり、くすんだりした漆器を、職人の手で修繕し、再び美しくよみがえらせる技です。
輪島塗は、すべて自然の素材で作られているため、修理の際も同じ素材を使うことで違和感なく馴染み、新品と変わらない仕上がりになります。
陶器や磁器にも使われる金継ぎの技法も、輪島塗の職人が得意とする修復のひとつです。
割れや欠けを漆で繋ぎ、金粉で装飾することで、新たな美しさを生み出します。

「壊れたら捨てる」のではなく、「直して大切に使う」
それが、私たちが守り続けてきた漆器の価値観です。
この伝統を受け継ぎ、未来へ繋ぐために、工房再建への挑戦は今日が最終日となりました。
支援してくださった皆さま、本当にありがとうございます。
これからも「直し物」の技と共に、輪島塗の文化を守り続けていきます。
最後の1日、どうか皆さまの力を貸してください。未来の輪島塗を、一緒に守っていきませんか?




