自己紹介
私たちは長野県から静岡県の駿河湾へと流れる富士川を中心に商業ラフティングを営む、事業者組合「富士川船頭組合」です。活動河川での水難遭難事故防止と、富士川の河川環境をより良い状態で未来にリレーするために活動しています。
このプロジェクトで実現したいこと
かつて「富士川」は豊かな水量を誇り、日本三大急流の一つに数えられた大河であり、流域の人々の生活を支える豊かな川でした。しかしながら川の水は昭和初期から軍需産業を支える為、または戦後の高度経済成長を支える為、発電用水として利用され、そのほとんどの水は川を流れることなく海へと放水されるようになりました。
そしてそれは今日も続いています。
そんな富士川に2年に一度、富士川の全水量が川を流れる日があります。
導水管の点検の為、発電所の取水が止まる日があります。このタイミングで私たちは河川環境改善を訴えるイベント「Fujikawa free to flow」を開催します。
水量だけでなく川の魚や鳥がどんどん減っていくなか、流域の人々と共に「2年に1度、みんなで川のことを考える日」として開催するイベントの中で「サツキマス」を放流することで、未来の富士川に思いを馳せることが出来れば、と私たちは願います。
ただ、そのサツキマスを放流するための資金が足りません。
十分な数のサツキマスを放流する為にはあと7万円が必要です。
プロジェクト立ち上げの背景
川が水を取り戻すこの日、このコンディションを喜ぶのは私達パドラーだけではないはずです。きっと富士川に生きる生き物もかつての繁栄を願っているはずです。
サツキマスは一度海に降りてから、生まれた川に戻ってきて産卵するお魚です。サツキマスを放流するということは未来の富士川の河川環境に責任を持つことと言えるのではないでしょうか?
イベントの中で「サツキマスの放流を行うことは、未来の環境を考えることでもある」と考えます。多くの人に賛同を頂き、是非実現したいと考えています。
現在の準備状況
2024年12月8日のイベントへ向けて準備の真っただ中です。
リターンについて
Fujikawa free to flowオリジナルTシャツ
Fujikawa free to flowオリジナルステッカー
スケジュール
12月1日 クラウドファウンディング終了
12月8日 イベント「Fujikawa free to flow」開催
12月10日~ 返礼品発送
最後に
運営のすべてを有志のボランティアと皆様からの寄付だけで運営しています。
今後も続くイベントに育てていくためにも皆様のご協力、ご支援よろしくお願いします。
イベント当日には皆様のご来場をお待ちしております。
最新の活動報告
もっと見るサツキマスの放流を行いました!
2024/12/13 14:07富士川船頭組合事務局です。2年に一度、富士川の全水量が川を流れる日である12月8日に、「2年に1度、みんなで川のことを考える日」としてFREE to FLOW 2024を実施し、サツキマスの放流を無事に行うことができました。ご支援いただいた皆様、本当にありがとうございました!当日は、参加者約250名、スタッフ約50名の300人で川下りを行い、サツキマスは、主に子どもたちに手伝ってもらいながら、サツキマス35キロを放流することができました。また、芝川漁協さんをはじめ、川魚の専門家にもご協力いただき、サツキマスの生態についてもお話いただきました。サツキマスは、川で生まれたのち海に降り、成熟し春になると川に遡上し、秋に川で産卵をするライフサイクルで生きています。海と川が繋がっている象徴でもあるサツキマスが、かつてのように富士川で当たり前のように見られる魚になるには、水量だけではなく、水質や堰堤の問題など、まだまだたくさんの課題がありますが、人と自然が共生できる富士川の未来を作る為に、私たちは今後もこの活動を続けていく所存です。 もっと見る
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