▼はじめに
こんにちは、保護ねこ施設ティアハイム小学校です。
廃校を活用した保護猫シェルターである当校は、愛護センターからの引き出しではなく、民間からの猫の受け入れに特化した保護猫シェルターです。行き場を無くした猫たちにのびのびと健康的に過ごしてもらい、新しい「ずっとのおうち」へつなぐ活動を行っています。
これまで6年間で240匹以上の猫が卒業し、幸せな家族に迎えられました。
私たちが目指すのは、
●猫を養いながら自立できる持続可能な施設運営
●関わるスタッフが適切な報酬を得られる仕組み
このビジョンを実現するために、保護猫を応援してくださる地元企業とコラボしたクラウドファンディング「ティア小コラボ」を定期的に行っています。
全国の猫が大好きな皆さんに、お買い物で楽しく保護ねこ活動に参加してもらおうというプロジェクトです!
<<前回の御礼>>
昨年12月に開催したプロジェクトには、たくさんのご賛同をいただきまして誠にありがとうございます。
リターン品お届け後も、SNSで写真をアップしていただいたり、温かいメッセージをたくさんいただきました。すべて大切に拝読させていただいております。改めて、スタッフ一同心より御礼申し上げます。
今回は、岡山県総社市で保護猫活動にも取り組む農家「NEKO FARM ねこ農園」の宮本和浩さんと共に、新たなプロジェクトをスタートしました!ねこ農園の宮本和浩さんお会いしてみると「保護猫活動も一人では限界があるので是非コラボしてもっと多くの命を救いたい!」とお伝えしてくださるとても気さくで愛にあふれた素敵な方でした。
今回も当校の活動を知っていただき、お買い物で楽しく保護ねこ活動に参加していただけたらと思っています。どうかご支援のほどよろしくお願いいたします。
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農業を始めたきっかけ
「元々、大手小売店の販売員として各地を転々としていました。農業を始めたきっかけは約10年前にホテルの朝食で口にした野菜スティックです。それが驚くほどおいしく、帰宅後同じものを試しに作ってみました。それが本当に美味しくなくて…。私もこの美味しさを多くの人に届けられるようになりたいと思い、農業の道に飛び込みました。」
詳しい農業への歩みはこちらにも掲載されています!
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そんな宮本さんは、動物性や植物由来の有機物を原料とした有機肥料を中心に、栄養価と美味しさにこだわった野菜作りをしています。
現在は3匹の猫と一緒に過ごしながら、保護猫活動にも積極的に取り組んでいます。
農園の名前である「NEKO FARM ねこ農園」は、「世の中すべての生き物や植物が幸せに暮らせるように」という願いを込めて名付けたそうです。
▼採れた野菜の葉を地元の動物園に寄付する活動も行っています。地元の動物園へ野菜を寄付
▼宮本さんと3匹の猫との出会い
橋の欄干の上でひとりで鳴いていた【ごまちゃん】
埼玉で勤務していた頃の帰り道、橋の欄干の上でひとりで鳴く子猫を見つけました。お母さん猫を探しましたが見当たりません。このままでは川に落ちてしまうかもしれない──そう思い、急いでリュックに入れて自転車で連れて帰りました。
それが、ごまちゃんとの出会いです。今では大切な家族の一員です。ごまちゃん
お兄ちゃんの【きびくん】と弟の【こめくん】
パートナーの実家で保護された2匹の子猫を、宮本さんが引き取りました。別々の時期に迎えましたが、兄弟と知ってか知らずか、とても仲良く過ごしています。きびくんとこめくん
●放置竹林とは?
かつては家具や建材、タケノコの生産に利用されていた竹林。しかし、輸入品の増加やプラスチック製品の普及により、国内での需要が減少。手入れが行き届かなくなった竹林が全国で放置されるようになりました。
●放置竹林が引き起こす問題
地中に伸びる巨大な地下茎をもつ竹は、伐採しても地下茎がある限りすぐに生えてきます。
そのため、定期的な管理をしないと、大きな問題につながります。
その問題の代表例として、「大規模な土砂災害」があげられます。
竹は、他の樹木とは違い、地表近くの土しか支えることができないため、土壌が緩んだ際には竹林ごと斜面を滑り落ち、大規模な土砂災害を引き起こす可能性があります。放置竹林の生息域が拡大すればするほど、そのリスクは高まるとされているのです。
「竹パウダーで、放置竹林問題に取り組む」
宮本さんは環境に優しい野菜づくりをしています。
放置すると土砂災害の原因にもなる竹林から竹を集め、竹パウダーに加工して農業に活用しています。
竹パウダーを土に混ぜると、もともと竹に含まれる乳酸菌が増え、土が元気になるため、優れた土壌改良剤として役立っています。竹パウダーを製造する様子微生物の増殖を促し、また土自体の通気性・保湿性・排水性を向上させます。そうして竹パウダーを使用した土壌はふかふかに!
実際に竹パウダーを使用した野菜は、使わない場合に比べて格段に美味しくなるそうです!
自然の力で育った野菜の美味しさを、ぜひ一度味わってみてください。竹パウダーを土に鋤き込む様子
有機肥料を中心としてつくられた野菜は農薬や化学肥料を大量に使用した野菜に比べて栄養価が高く、美味しいのが特徴です。しかしその一方で、出荷基準に満たない「規格外野菜」がたくさん出てきてしまうのも事実として問題視されています。
「規格外野菜」とは?
長さが少し足りない、形が少し変形している、などが理由で規格外として扱われます。特に手間のかかる有機肥料を選び、美味しさにこだわった野菜は、変形することはあれど、栄養たっぷりで美味しい野菜です。
今回は、そんな行き場のない美味しい野菜たちを味わいながら、保護猫活動にも参加していただけるよう、「B品・C品」の野菜をご用意しました。
自然の恵みが育んだ、こだわりのズッキーニとキャベツ。化学肥料に頼らず、たっぷりの有機肥料で自然の力を活かして育てられています。
時間をかけて丁寧に育てられることで、葉がしっかり巻き、甘みと旨みがギュッと凝縮されています。生でシャキシャキ食感を楽しむもよし、煮込んでトロッとした食感を味わうもよし、どんな料理にもぴったりです。
お届け予定の規格:A品、B品
規格外野菜の状態:傷が少しついたもの、その他
※味はA品と同様で、栄養たっぷりで美味しい野菜です。
陽の光をたっぷり浴び、みずみずしく、ほんのり甘みが感じられる味わいが特徴です。炒め物やグリル、スープにしても美味しく、食卓に彩りを添えます。
お届け予定の規格:A品、B品、C品
規格外野菜の状態:傷が少しついたもの、小さいサイズのもの、その他
※味はA品と同様で、栄養たっぷりで美味しい野菜です。
※小さいサイズのC品ズッキーニはA品とおおよそ同じ量になるように、本数を調整してお届けいたします。
自然の恵みを、ぜひご家庭で
安心・安全な土壌で育った旬の美味しさを、ぜひお試しください。規格にこだわらず、自然の力を味わいながら、保護猫たちを応援しませんか?
ズッキーニを使った宮本さんおすすめレシピ
意外とズッキーニを食べたことのない人は多いと思います。
ズッキーニはカボチャの仲間で、ビタミンCやβ-カロテンを豊富に含んだ栄養たっぷりの野菜です。
とっても美味しいので皆さん是非食べてみてください!ズッキーニ(1本分)の肉巻き
調味料
酒…大さじ1
みりん…大さじ1
砂糖…小さじ1
しょうゆ…大さじ1
1.ズッキーニを程よい大きさに切る。
2.豚肉に片栗粉をふる。
3.ズッキーニに豚肉を巻く。
4.中火で全体に焼き色がつくまで転がしながら焼く。ふたをし、ズッキーニに火が通るまで弱火で5〜6分ほど蒸し焼きにする。
5.調味料を加えて照りが出るまで煮絡める。
トロトロになって美味でした!
ズッキーニには無限の可能性があるのでは…
他にも
●麻婆ズッキーニ ●チーズのホイル焼き ●グラタン ●夏野菜カレー などいろいろ!
今回のクラウドファンディングにあわせて制作した限定オリジナルTシャツ。
刺繍を使ったグッズ販売は今回が初めてとなります!
程よい厚みなので、透け感が少なくこれ一枚で着ることができます。
ロイ君がワンポイントになり、どんな服とも似合う着回しやすいTシャツです!
素材:綿100%
厚さ:5.6oz
【Sサイズ】 身丈:66cm 身巾:49cm 肩巾:44cm 袖丈:19cm
【Mサイズ】 身丈:70cm 身巾:52cm 肩巾:47cm 袖丈:20cm
【Lサイズ】 身丈:74cm 身巾:55cm 肩巾:50cm 袖丈:22cm
【XLサイズ】身丈:78cm 身巾:58cm 肩巾:53cm 袖丈:24cm
※リターン種類の選択肢からご希望のサイズをお選びください。
※Tシャツは製造に時間がかかるため、野菜と同時に発送ができず別便で1週間~2週間程、遅れて発送させていただく可能性がございます。ご了承ください。
ティアハイム小学校のレジェンドとなったロイ君のオリジナル巾着袋です。かばんの中の整頓やおやつ収納袋など、持ち歩き用にも使いやすいサイズです。
サイズ:約W160×H205mm
材質:コットン、麻
ティアハイム小学校は、岡山県吉備中央町の高原にある保護ねこシェルターです。2019年の設立以来、行き場の無い猫を民間から保護し、次の里親様の「ずっとのおうち」へと繋げる活動をしています。
全国に点在する廃校は約7398校。(令和3年度時点)そのうち26%近くの施設が活用されておらず、社会問題のひとつとなっています。そこで、使われなくなった廃校を保護ねこ施設として再活用。広い敷地と耐震性を活かして、現在は35匹あまりの猫を保護しています。毎週日曜の譲渡会も本校の教室で行われるため、普段の生活通りの猫たちを見たり、一緒に遊んだり、撫でたりできます。従来型のケージで行う譲渡会ではなく、広いフロアでのびのび過ごす姿をみていただくことで、本当の性格や表情が伝わりやすく、子猫に偏らず、成猫も含めた多くの卒業(譲渡)に繋がっています。廊下にはこれまで卒業した猫たちの紹介が。在校生の猫たちとも近い距離で触れ合えます!
保護活動といえば、行政の保健所や動物愛護センターからの引き出しが多い中、私たちは民間からの「やむをえない事情」による要請からの受け入れに特化しています。例えば、飼い主さんが突然の事故や病気で、ペットのお世話ができなくなった場合や、単身住まいやご高齢の飼い主さんが亡くなってしまい、遺されたペットの引き取り手がどうしても見つからないなどです。 少子高齢化や、単身世帯の増加が招く、現代的な理由で行き場を失う猫たちを優先的に保護して、次のご家族様へと繋げる活動をしています。
単身世帯、ご高齢世帯での飼育が増えてきています
私たち、ティアハイム小学校(保護ねこ施設)は
・譲渡時および引き取り要請時の、飼養一部ご負担金
・通販サイト『購買部』での売り上げ
・協賛企業から物品のご寄付
・不定期の善意のご寄付
・クラウドファンディングでのご支援金
によって支えられています。
★購買部とは?
私たちは購買部という通販部を立ち上げており、グッズなどの販売をすることで、できるだけ自力で稼ぐ保護施設を目指しています。ご支援者の皆様は、グッズや猫砂などのお買い物で、保護猫活動に参加できます。いずれは販売の力だけで施設を回す(猫たちを健康的に保護して、未来へと繋げ、お世話するスタッフの給料も賄える)ことを目指して活動しています。施設の継続性=きちんと商売として成り立って猫もスタッフもそれで生活ができること、という考えによるものです。https://tierheim-ps.jp/これまで保護活動といえば、ボランティアさんたちの負担があまりにも大きく、各々が無理をしながら気持ちで維持されている現状がありました。ティア小は、そんな実状に一石を投じたい。そんな想いがあります。自ら運転資金を稼ぎ、猫たちの健康な生活を支え、お世話をするスタッフには給与が支払われる。そんな「当たり前」を、ずっと続けられるようになることを目指しています。
「保護ねこたちのこと...気になっているけど、自分ひとりで飼える頭数は限られているし、ボランティア参加することは現実的に難しい…。」
「保護ねこ活動に関心はあるけれど、まず何をしたら良いかわからない」
これは実際に私たちも思っていたことです。そして、これまでの活動を通して、同じように感じている人は少なくないのだと確信しています。 そんな思いを持つ皆様、「お買い物で保護ねこ活動参加」という形でティア小に託してみませんか?
卒業(譲渡)した猫たち
「ねこ農園」 宮本和浩
ねこ農園では、有機肥料や竹パウダー、落ち葉、籾殻など、自然の恵みを活かした土づくりにこだわり、野菜を育てています。化学肥料を使わず、有機肥料で土を育て、野菜本来の美味しさを引き出すことを大切にしています。 そして今回、その想いを農業だけでなく、1匹でも多くの猫が幸せな猫生を手に入れられるようにという願いへとつなげたいと思いました。 私自身、3匹の保護猫と暮らし、猫たちからたくさんの幸せをもらっています。 だからこそ、ティアハイム小学校さんの「行き場を失った猫たちが元気にのびのびと暮らせて、そのままの魅力を伝えられる場所を」という考えに深く共感し、少しでも力になりたいと思いました。 私たちが愛情を込めて、有機肥料を使った美味しい野菜が、保護猫たちの未来を支える力となり、支援してくださる皆さんの食卓にも笑顔を届けることができれば嬉しいです。 「いのちを育む農園」から、「いのちをつなぐ活動」へ。 この輪が広がるように、ぜひご支援をお願いいたします!
寿司割烹かぶら 楠本圭吾
ねこ農園とティアハイム小学校のコラボと聞き、とても素晴らしい取り組みだと感じました。 私は彼と25年以上の付き合いになります。0から農業を始めると聞いたときは驚きましたが、彼ならきっと大丈夫だろうと、不思議と心配はありませんでした。その親しみやすい人柄が多くの素敵な出会いを生み、今こうして「ねこ農園」として営んでいる姿を、心から尊敬しています。 そして、その誠実な人柄は野菜にも表れています。県外で割烹料理店を営む私も、実際にねこ農園の野菜を使い、お客様に提供していますが、とても喜ばれています。 特に印象的なのは、彼がいつも「今回の野菜、どうだった?」と聞いてくれること。消費者の声に耳を傾け、「もっと良くするにはどうすればいいか」を常に考え、実践し、結果につなげている姿勢には感服します。 そんな彼が育てる野菜が、このクラウドファンディングを通じて、1人でも多くの方に届くことを願っています。そして、この取り組みが、保護猫たちの未来につながることを心から応援しています。ねこ農園のズッキーニ × 寿司割烹かぶら
正金農園 正金 智美
私、正金農園は、岡山県瀬戸内市でぶどうとお米を栽培している農家です。そして、同じ農家仲間であり、保護猫活動にも力を入れている「ねこ農園」さんの挑戦を、心から応援しています! ねこ農園さんは、自然と生き物に優しい農業を目指し、竹パウダーやもみ殻、落ち葉などを活用した土づくりで、おいしく栄養価の高い野菜を育てています。ズッキーニ、さつまいも、大根、にんじんなど、どれもこだわりが詰まったお野菜ばかり! 実は正金農園でも、ねこ農園さんが作る竹パウダーを使用し、ぶどう栽培に活かしています。お互いの農業を支え合いながら、より良い作物づくりに励んでいます。 そんなねこ農園さんが今回、保護猫施設「ティアハイム小学校」とコラボし、クラウドファンディングに挑戦されます。ティアハイム小学校は、行き場のない猫たちを保護し、新しい家族へとつなぐ活動を行っている施設です。ねこ農園さん自身も3匹の保護猫を迎え入れ、農業と猫たちの幸せをつなぐ取り組みを続けています。 今回のクラウドファンディングは、ティアハイム小学校の運営費(猫たちのご飯代、医療費、スタッフの給与など)を支援することが目的です。そして、支援へのリターンとして、ねこ農園さんの栄養たっぷりのお野菜が届くとのこと! 竹パウダーを活用した自然に優しい農業が、巡り巡って猫たちの命を救う――そんな温かい仕組みが、このプロジェクトには詰まっています。農業と保護活動、どちらも「命を大切にすること」に根ざした素晴らしい取り組みです。 ねこ農園さんの想いと、ティアハイム小学校の活動が、たくさんの方に届きますように。ぜひ、応援をよろしくお願いいたします!
今回のクラウドファンディングで得た資金は必要経費を除き、すべてが保護ねこ施設ティアハイム小学校の施設運営費になります。必要経費とは、商品原価、梱包費、配送料と、クラウドファンディング告知用広告費等を指します。施設運営費とは、猫たちのご飯、医療費、トイレグッズなどの生活用品、光熱費、そしてスタッフの給料を指します。
現在ティア小は35匹ほどの猫を保護しています。そして、一匹の猫にかかる平均飼育費は160,766円/年と言われています。医療費は、入学時にまず健康診断、必要な子にはノミダニ、検便、FIV/FeLV検査、ワクチン、清拭費用などがかかり、後日、必要な子には不妊手術を受けてもらいます。別途、治療や投薬などが必要な場合はプラスαとなります。さらに、ここからスタッフの給料や光熱費などの施設運営費用を足すと、年間一千万円以上もの費用が掛かります。
目標額は50万円としておりますが、実際に保護ねこのために使える額はその40%前後ですので、短期間の飼養費分となります。
CAMPFIREの新しい仕組み「CAMPFIRE for Social Good」CAMPFIREの新しい取り組みにより、今までCAMPFIREの運営さんにお支払していた手数料を、皆様が分担して少しずつご負担いただく事で、私たちプロジェクト主が支払う手数料が0%になります。これは私たち社会活動をする立場にとって、とても有難い仕組みです。(いままでは300万円の支援があったら、手数料に27万円がかかっていました。)これからは、みなさんのご支援のお気持ちの全てを受け取ることが出来ます。
2025年 4月 1日 プロジェクトスタート(審査の込み合い状況により変動)
2025年 4月 30日 プロジェクト終了
2025年 5月~ リターン発送 順次お届けしていきます。『NEKO FARM ねこ農園』さんにクラウドファンディングのコラボをお願いできないかお声がけさせていただいたきっかけは、何とも気になる農園の名前でした。
農園名にねこ?なんでだろうと思いつつ調べると、猫を3匹飼われていると知り、なるほど。と最初はすぐに思いました。しかし、宮本さんにお話を伺うと、猫が好きだから。飼っているからといった理由のみではなく、猫以外も、すべての動物に、人間に、自然に、やさしくという想いを込めていらっしゃって、実際に多くの自然や動物にやさしい活動をされていることを知りました。
農業は、早朝から夜まで忙しいですし、天候にも左右されます。何が起こるかわからないので不安定で大変なお仕事とよく聞きます。しかしそんな中、保護猫活動もされている宮本さん。今年の冬には保護していた4匹の猫ちゃんを幸せの家族のもとに繋げられたそうです。
…しかしそれでも、
「自分一人では救うことのできない命をたくさん見てきた。」
と、悔しそうに話をしてくださいました。本当に強く印象に残っています。
当校は今はまだ、保護猫施設を継続させることを一番の目標にクラウドファンディングをしておりますが、いずれはグッズ販売等ですべての費用が払えるほど稼げるようになり、スタッフも増やし、廃校の広さを活かして、飼育数も増やしていくことを目標にしております。
たまに、入学させてほしいとお電話くださった保護主様にやむを得ずお断りすることがございます。その理由といたしましては、一人のスタッフにつきの最大飼育数が決められているためです。我々スタッフも、迎え入れたい気持ちはとてもあるので、悔しい想いでいっぱいになります。いつか、命をすべて救う、とはなかなか言い切れませんがせめて、行く当てのない猫ちゃんの保護主様が安心して頼れる、救える命を増やせる、そして「ずっとのおうち」に猫たちを繋ぐことができる、そんな施設に成長していきたいと考えています。
しかし、とにかく今は施設を継続させることが第一でございます。
問題視されている放置竹林の問題とも向き合いながら、より美味しくなるようにこだわられた野菜はきっといつもの食事より特別で美味しいものになるはずです。猫を愛する皆様、美味しい野菜を購入して猫たちのご支援をよろしくお願いいたします。
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