ついに、この旅がひとつの区切りを迎えました。石垣第二中学校吹奏楽・マーチングバンド部の挑戦に、これほど多くの方が応援とご支援を寄せてくださったことに、感謝してもしきれません。
私たちは、皆さまの応援を胸に、全国大会のステージへと立つことができました。遠く離れた石垣島から、慣れない寒さや大編成部門という大きな壁にも挑みながら、43名全員が「今の自分たちの最高」を会場いっぱいに響かせました。
結果は銀賞――私たちの挑戦は、まだまだ険しい道のりの途中です。大会ルールの変更により、今年から大編成部門での挑戦となり、小編成部門時代とは違う新たな舞台でした。70名、100名規模の大所帯との戦いは、大きな挑戦でしたが、それでも私たちは全力を尽くしました。
一つだけ言わせてください。
「やりきった」――これが、全国大会を見届けた私たち全員の心からの想いです。
子どもたちは自分たちの限界を超え、新しい一歩を踏み出しました。その姿は、多くの感動と学びを私たちにもたらしてくれました。
そして昨日、凱旋・定期演奏会をもって、3年生が引退しました。
長い練習の日々、仲間との涙と笑顔、そしてステージで奏でた音楽――そのすべてが、彼らの未来への糧になると確信しています。そして、彼らの情熱は、後輩たちにしっかりと引き継がれました。
次の挑戦が始まります。今回の経験は、私たちをさらに強くし、未来への可能性を広げてくれました。
それもすべて、この挑戦に寄り添い、応援してくださった皆さまがいてくれたからこそ。
本当にありがとうございました。皆さまの温かい支えが、子どもたちの成長と夢の実現を後押ししてくれました。私たちはまた挑みます。
まだ見ぬ高みを目指して、音楽とともに歩み続けます。そのときは、どうかまた力を貸してください。
石垣第二中学校吹奏楽・マーチングバンド部一同、心より感謝を込めて。