人と犬猫の絆のファシリティ!犬好き!猫好き!の皆さんと殺処分ゼロを実現したい!!

東日本大震災で誓った犬猫の殺処分ゼロは、未だに実現されていません。モニュメントは大切な絆のシンボル。犬猫ファシリティはその希望の灯火、私たちの涙と誓いを形にする最初の一歩です。あなたの愛と情熱を、このクラウドファンディングに託してください。命を救う奇跡を動物たちの未来を、私たちの手で変えましょう。

現在の支援総額

1,006,000

100%

目標金額は1,000,000円

支援者数

67

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/12/13に募集を開始し、 67人の支援により 1,006,000円の資金を集め、 2025/01/31に募集を終了しました

人と犬猫の絆のファシリティ!犬好き!猫好き!の皆さんと殺処分ゼロを実現したい!!

現在の支援総額

1,006,000

100%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数67

このプロジェクトは、2024/12/13に募集を開始し、 67人の支援により 1,006,000円の資金を集め、 2025/01/31に募集を終了しました

東日本大震災で誓った犬猫の殺処分ゼロは、未だに実現されていません。モニュメントは大切な絆のシンボル。犬猫ファシリティはその希望の灯火、私たちの涙と誓いを形にする最初の一歩です。あなたの愛と情熱を、このクラウドファンディングに託してください。命を救う奇跡を動物たちの未来を、私たちの手で変えましょう。

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動物愛護物語 の付いた活動報告

愛護センターに電話を入れてみると丁寧に教えてくれました。「先ず、自分で引き取り手を探して下さい。どうしても引き取り手がいない時にこちらにお越し下さい。基本的に飼い主の都合での引取りは行っておりませんが、飼い主が亡くなられたのであればお引き受け致します」心当たりを当たっても駄目だった時の事をもう一度聞くと、保護団体さんを2ヵ所教えてくれました。紹介された保護団体さんのところへ「ここでは、純血の犬しか保護していないので、申し訳ございません」「純血種?」純血種って説明を聞いてもよくわかりませんでしたが、マルはやっぱり該当しないようで駄目でした。純血というならば、最近も色々な犬種が生まれる中で、マルはこの地方の犬で、もっと純血のように思えますが…。保護犬の里親になりたいと言っても、人気の犬種に拘る人も多いとの事でした。気を取り直して、次を当たってみる「一般の方の飼い犬の引取りは致しておりません」「どうすればよろしいのですか?」「愛護センターから、引取りますので一度、預けていただいて」「愛護センターの方から教えていただいたのですが?」「たぶん、愛護センターで引きとった後の事をおっしゃったのではないでしょうか」「そうですか、もう一度確認してみます」この日は結論は出せずに時間が押してしまい、愛護センターには明日連絡を取ることにしました。お葬式の後片付けを任せてしまった妻や妹に「ごめん、ごめん、マルの行く末が決まらなくて…」「私こそ、ごめんね、私が引き取れれば良いのに…」「しょうがないよ、夜勤もあるし、救急の仕事は時間が不規則だからマルも可哀想だよね。」妹は救急の看護士の仕事。「地元の友達にも聞いてみたけど、やっぱり急には難しいって言ってた」「でも、大丈夫。もしもの時は俺が見るから」「お兄ちゃんのマンションもペット禁止じゃないの?」「いいんだよ。ペットじゃない、母さんの大切な家族だから」「無理しないでね」とは言ったものの、マンションの件は、住人の耳を貸してくれない姿の想像がついて、まるで巨大な壁に阻まれているような気がしました。ふと視線を下すと、マルが優しい眼差しで私を見つめていることに気付きました。それは、亡くなった母がいつも見せてくれた、温かい眼差しそのものでした。夕食の後にマルと散歩に出ました。帰省したときはいつも、マルを中心に家族で山間の田園風景を眺めながら散歩しました。特に子供たちは大喜びで、マルと共にはしゃぐ姿は今も鮮明に覚えています。今日は日が暮れ、夕日の赤みが消え去り、見事な星空へと変わりました。輝く星々は、人間のどんな飾り立てたものとも比べられない美しさで、心の深いところに響きます……。マルと歩む道々、都会の空しさを思い出しながらも、言葉を交わすことはなくとも、マルの後ろ姿からかけがえのない大切な時間を感じていました……。次の日の朝、早速、愛護センターに電話を入れる「昨日、電話をした者ですが、心当たりを当たってみたのですが、見つけることができませんでした。どうしても明後日には一度、東京の自宅に戻らなければならないので、一時的に預かっていただけませんか?」「話は聞いています。収容の条件には当てはまりますが、一時的にとは?」「マルは絶対に殺処分にはさせたくないので、私がここに戻ってマルを引き取るつもりです」「そうですか。でも、本当にそれが簡単にできるのですか?」「マルを死なせたくないですから、仕事を辞めて母の家に戻ることでマルの命を繋げるのなら、何でもします」「そうですか。では、私の話も少し聞いてください。私はこの愛護センターに所長として赴任してきたばかりですが、殺処分には反対です。社会がある限り、孤児は必ず発生します。単に蛇口を絞るように発生源にこだわったところで、いつまでも殺処分をなくすことはできません。その大切な命、社会に託された責任はこの愛護センターにあると考えています。これからは、全力を尽くし、収容された犬猫の里親を探す場所として、その責任を担っていきます。お気持ちはお察ししますが、仕事を辞めてこちらに戻るといっても、ご家族がいらっしゃるとのことですから、仕事だけでなく様々な問題をクリアにする必要性を強く感じます。ですから、マル君を私たちに託すことを考えてはいかがでしょうか?もちろん、お母さまの愛犬として、息子さんが引き継ぐという責任があるかもしれませんが、私は社会の一員として人生を全うしたお母さま、そのお母さまの想いを社会が引き継ぐことも大切だと思っています」「……逆に怒られるとばかり思っていたので、本当にありがたいお話でした。ただ、マルを引き取ると決心していたので、まだ……考えがまとまっていません……」「いずれにしても、マル君は連れて来てください。すぐに里親募集をかけるわけではありませんから、じっくりと家族と相談しながら決めてください。」「ありがとうございます。本当に予想外のお話でしたので、なんて言って良いのか…ありがとうございます」「確かに全国のセンターが命を繋ぐことを重視しているかと言うと、何とも言えません。やはり、前任者のように蛇口を絞ることで収容数を極力減らすことを目指すセンターも存在します。そんなセンターは、お母さんのように犬猫たちと助け合い、共に暮らし、亡くなった人々のことを無責任な飼い主の範疇に数え、その大切な人々の営みさえ社会悪のように扱っています。私はその実状を変えることができれば、きっと日本の殺処分をなくすことができ、それだけではなく社会の大切な未来が開けると思っています……。余計なことを言ってしまいましたが、どうぞ安心してください」「私もマルを見るたびに、都会の日常がとても大切なものを忘れさせているのではないかと感じ、今回、戻ろうと決めました。でも、今は安心しました。明日、マルを連れて行きます」「明日は私が不在ですが、わかるようにしておきますので、どうぞお気をつけてお越しください」「ありがとうございます。どうぞ、よろしくお願いいたします」   注射を打たれる時のシーンに戻ります「そうか、まだおばあちゃんのところに行くのは早いか。じゃあ、しっかり頑張って新しい飼い主さんを見つけるんだよ。」「…」「これは感染予防の注射だから、これを打てば譲渡会に出られるから、安心だよ。」マルは目を丸くして獣医師さんを見つめ、大人しく注射を受けました。 その後、東京に帰った息子さんのところに愛護センターから電話が入る「マル君、良い里親さんが見つかりましたよ。」「本当ですか? 本当にありがとうございます。どんな方ですか……。すみません、本来は私が引き取らなければならなかったのに……」「そんなことはありませんよ。みんなが一緒に心配するのは当然です。実は、もう仕事をリタイアされた方で、年齢のこともあり、子犬は難しいけどと、成犬を探していたご夫婦で、マル君を一目で気に入ってくれましたよ。あなたのことを話したら、近くに来たらぜひマル君を見に立ち寄ってほしいと言ってくれていましたよ。」「本当にありがたいです。ぜひ、ご挨拶にお伺いさせていただきます。」「マル君も喜ぶね。」「所長さん、本当にありがとうございました……。感謝の言葉もありません。」「そんなことないよ。私たちの仕事だし、譲渡会を手伝ってくれた愛護団体の皆さんや職員、そして譲渡会を広めてくれた人々、命を繋ごうと集まってくれた方々、みんなが大切な命を繋ぐことを当たり前と思っているから、礼を言う必要なんてないよ」あらためて里親さんのところへ「今回はマルを引き取っていただいて、本当にありがとうございました……」優しそうなご夫婦の傍から、キラキラと目を輝かせてマルが近寄って来ました。時系列が少し前後しているかもしれませんが、補足させていただきます。昨日の投稿でお伝えしたマルへの注射は、譲渡会に参加するための予防接種でした。また、不安を抱いたセンター職員のぼやきは、「ペットの孤児は無責任な飼い主が生む」という前所長の考え方が抜け切っていないからこそ出たものでしょう。今回の話は、主人公が故郷に戻る決意を固めていたにも関わらず、息子さんの転校が心配で、所長さんの提案に身を委ねることとなりました。奇跡のような偶然が重なり、マルを引き取ったご夫婦は、長男がSNSに投稿したマルの情報を見つけ、譲渡会に足を運んでくれたのです。時は流れ、息子さんの家族は今もなお、命をつなぐ譲渡の推進や保護団体の支援を続けています。そして、所長さんと同じ志を持つ人々が全国に広がり、命を繋ぐという愛護が当り前となりました。その結果、日本の犬猫の殺処分はついにゼロとなりました…。 拙い文章をお読みいただいて本当にありがとうございました。 この話はフィクションですが、同じような状況に置かれる犬猫が年間数万匹を数え、殺処分されている事は現実です。もしこの様なエンディング、命を繋ぐことを一番に考える社会が当り前になれば、日本の殺処分は必ず無くなります。


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