our house
our house は、インディペンデント・マガジンを届けるコミュニティです
家に帰って、お風呂に入って、ベッドの上でゴロゴロするように、安心して思考をめぐらすことのできる場をつくることを目指しています
主にマガジン制作、ポッドキャスト配信、イベント開催を行っています。
【目次】
00:はじめに
01:our houseができたわけ
02:<2024年3月発行> 創刊号「Our Forms of Romance & Love」
03:ご支援のもと制作する第2号について
04:現状と目標について
05:リターンについて
06:スケジュール
07:おわりに
00:はじめに
こんにちは。our house編集部のハルカです。
our house Magazineの創刊は、2024年3月に創刊しました。この度、2025年3月のマガジン第2号発行に向け、より媒体として、よりコミュニティとしての力を広げていくために、みなさまからのご支援を募らせていただくことにいたしました。
まだまだ小さなコミュニティではありますが、ぜひご支援いただけますと幸いです。
01:our house ができたわけ
our houseは、大阪の大学で文学部に所属するハルカとハナによるコミュニティです。
2023年の秋、ドイツ留学中のハルカから届いた一通のLINE、「一緒にインディペンデント・マガジンを作ってみない?」に、日本にいるハナが二つ返事でOKしたところから始まりました。
文学部といっても幅広く、私たちは主に美学という学問のなかの、特にデザインについて学んでいます。ハルカはバウハウス、ハナはタイポグラフィについて。理論を勉強中ですが実践にも興味があり、2人ともzineやリトルプレスの制作に関心を持ってきました。
our houseの目標は、さまざまなバックグラウンドを持った人々の頭の中をアーカイブし、「みんな」に安心できる思考の場を届けるということ。
わたしたちは、鳥取と滋賀というなかなかの田舎で生まれ育ったという点が共通しています。田舎には、もちろんいいところがたくさんあります。澄んだ空気に人との繋がりの濃さ。けれど確かに閉塞的です。とくに、多様な人々の思考に触れる機会が少ないと感じます。わたしたちは大阪という生まれ育った場所よりもはるかに都会の地で出会い、環境が、人々に与える情報の量を大きく左右しているということを実感してきました。そして、そんな障壁を取り除いて、だれもが気軽に多様な考えに触れることのできるコミュニティを作りたいと考えました。
そうして、our houseの「家に帰って、お風呂に入って、ベッドの上でゴロゴロするように、安心して思考をめぐらすことのできる場をつくります」というコンセプトが誕生しました。このSNS時代に、人に邪魔されない思考の場は本当に少なくなってきています。情報の波にのまれて、それらに翻弄されたり縛り付けられたり。そのせいで自分の気持ちや考えを外に出すことを我慢してしまうことがあると思います。その中で、our house が誰かの安らぎの場所になれれば嬉しいです。
02:<2024年3月発行> 創刊号「Our Forms of Romance & Love」
わたしたちは、昨年2024年3月に、our house Magazine 創刊号である、issue#01 「Our Forms of Romance & Love」を刊行しました。
テーマは、タイトルの通り「恋愛」です。「恋愛」は、他人の思考や価値観がもっともあらわれやすいものでありながら、他人とは共有しづらく、非常にセンシティブなものです。そのため、他人との関係を深めたり、ときにはヒビを入れたりしてしまいます。恋愛における価値観の差に1人で苦しんでいる人もいるのではないでしょうか。
our houseは、あえてその1人では表現しづらい「恋愛」に注目し、既存の恋愛観や規範に縛りつけることなく、多様な人々とお互いを尊重し合いながら、自由に恋バナを楽しむためのマガジンを制作することを決意しました。
そんな issue#1の特集は「Five Stories about Romance」です。5人のゲストを呼んで恋愛をテーマにお話会を開き、それをもとにした5つの文章を寄稿してもらいました。マガジンには、それぞれのお話会の様子を収録し、現代のリアルな恋バナをお楽しみいただけます。
そのほか、恋愛にまつわるアートワークなどを集め、今を生きる一人一人が考えるそれぞれの「恋愛」の形を、できるだけリアルなままアーカイブしています。
このマガジンには「正解」とされるものを載せていません。マガジンを通して多様な価値観に触れることが、自分にとっての恋愛や自分自身についてゆっくりと思考を巡らすきっかけになれば嬉しいです。
03:ご支援のもと制作する第2号について
2025年3月発行予定の our house Magazine 第2号のテーマは、「有用と不用」です。
このテーマに至ったきっかけは、わたしたちハナとハルカが所属する文学部についてよく言われる「文学部の学びはなんか役に立つの?」という言葉でした。たしかにそう言われても、うまく言葉で返すことができません。わたしたちの学びは、必ずしも何かの職業に直接役立つというわけではないと思うからです。
しかし、徐々に実感してきたことは、この学部での学びを通じて、人としての生き方についてより考えるようになり、その学びが(自分で言うのも恐縮ですが)人として生きるための深みにつながっているということです。
「役に立つ」とはどういうことなのでしょうか?何らかの職業、社会のために「役に立つ」ということでしょうか?
わたしたちは、社会からの無意識のプレッシャーによって、無意識のうちに自分の選択肢を狭めています。合理的な社会という存在が、人生の中軸になっているのです。この無意識の状態では、社会の圧力に押しつぶされてしまい、一人一人が自分の生き方について安心して思考をめぐらすことができません。
そこで our house は、マガジンを通して、無意識に苦しんでいるわたしたちの状態に気づき、社会のプレッシャーに応えなくとも、それぞれの生き方を楽しむことができることを伝えたいと思いました。わたしたちの身の回りには、「不用」そうに見えて「有用」なものや、その「不用」さにこそ美しさが宿るもので案外溢れています。そういった物事や、いろいろな人の体験を集めてアーカイブし、「有用と不用」、そして、一人一人の生き方について安心して思考を共有するための媒体をつくります。
【コンテンツ】(※企画段階のため、変更の可能性があります)
○ 食パンの袋を留めるアレ
○ 占い、スピリチュアルの世界
○ 留学に行くのに目的は本当に必要?
○ 用途あるものに、用途以外の意味を与える
○ 自分の苗字の由来を辿る旅
○ テーマにまつわる映画紹介
→ インタビューや寄稿を中心に、上記の内容についての記事をまとめます
04:現状と目標について
創刊号では、予算の都合上、30部ほどの発行でした。
今回の第2号では、より手頃な価格でいろんな人に手に取ってもらい、全国各地の本屋さんに置いてもらうために、100部ほど印刷したいと考えています。しかし、学生2人で活動しているということもあり、わたしたちだけではその実現が難しい状態です。
そのため、みなさまからのご協力を募り、100部印刷を実現させ、our houseらしい、人と一緒につくるマガジンにしたいと考えています。
05: リターンについて
ご支援金額に応じて、4種類のリターンをご用意いたします。
(AコースとBコースのリターンは同じ内容となります。)
- Aコース:500円のご支援
マガジンのスペシャルサンクス欄に記入(Bコースと同じ内容)
- Bコース:1,000円のご支援
マガジンのスペシャルサンクス欄に記入(Aコースと同じ内容)
- Cコース:2,000円のご支援
マガジンのスペシャルサンクス欄に記入・第2号マガジン一冊お届け
- Dコース:3,000円のご支援
マガジンのスペシャルサンクス欄に記入・第2号マガジン一冊お届け・ローンチパーティへ招待
- Eコース:10,000円のご支援
マガジンのスペシャルサンクス欄に記入・第2号マガジン一冊お届け・ローンチパーティへ招待・マガジンへの広告掲載(希望者のみ・見開き半ページ)
06:スケジュール
第2号発行次第、Cコース・Dコース・Eコースでご支援くださったみなさまのもとにマガジンをお届けいたします。
2025年1月 クラウドファンディング募集終了
2025年3月 第2号発行&ローンチパーティ開催
2025年3月 リターン発送
また、ローンチパーティは、マガジン発行の3月に開催予定です。開催の日程や場所(関西を予定)については、詳細決定次第、our house のインスタグラム(@our_house.magazine)にてお知らせいたします。
07:おわりに
our house は、デジタルの世界では失われつつある、「家」のように、1人で考え事をしたり、信頼できる人たちとお話ししたりすることのできるマガジンづくり、空間づくりを目指しています。
クラウドファンディングにて資金を募るのは初めての試みではありますが、わたしたちの活動に共感していただけましたら、少しでもご支援いただけますと心よりありがたく存じます。
our house編集部
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