
やっほー、猪瀬だよ。元気?
卒論そろそろ終わりそうかも!!というか締め切りが近いので頑張って終わらせるために作業してる!!早く人形作りたいよおおおお
今日は公式LINEで聞いてくれる人が多い「好きな本ある?」という質問に回答していきます。
僕の好きな本は、バタイユの「エロティシズム」です。Youtube Liveで言及したことがあったかも?
バタイユはフランスの比較的新しめの哲学者です。20世紀初頭に活躍した人かな。この本では「禁止と侵犯」の話を主にしています。禁止とは人間が理性的に定めた「やってはいけないこと」、侵犯とはその禁止を破り行動に移すことです。この侵犯が、より原初的で深い人間の存在を体験するための手段であると説いています。要するに、禁止を侵す行為は激しく神秘的な行為だよねという訳です。
みんなも経験ないかな?やるな!!って言われることやっちゃうみたいな。見るなって言われると見ちゃう、入っちゃだめなところには入ってみたくなる。
そういう人間の禁止と侵犯の営みに結構共感するところがあったので、この本は好きです。というかバタイユの他の作品も好き。
実は個展に展示する予定の作品も、バタイユの思想から着想を受けて制作したものがいくつかあります。わかる人なら「あ!こいつバタイユからインスピレーション受けてるな」ってのが人形みればわかっちゃうかも。

実はクラファンリターンの本棚人形に入れている本もバタイユの作品でした。個展では僕が影響を受けた本をいっぱい置いておく予定です。付箋つけてメモしながら読んでた本もいくつかあるので、それもそのまま展示するつもり。みんなも猪瀬がどこに注目したのかっていうのを追いながら、個展で本を手に取ってみてね。




