3月8日(土)、これが本日の奥能登の現状です。あくまでも、一部ではありますが、今日は金沢からの弾丸ツアーで珠洲市の一部と輪島市の一部を視察していただきました。口々に出る、悲惨な惨状を目にしての声。1年3か月になろうかと言うタイミングでもまだ、何も手を付けられない所が多々あるんです。範囲は広く、小高い山に囲まれた奥能登では、全てを一気に同時進行できないのは十分理解します。だからこそ、その復旧スケジュールを示してほしいのです。我々は、農業法人を経営する経営者の集まりです。いつ復旧するのかも見えない中で、農業経営を継続できるわけがありません。スケジュールが見えなければ、準備も出来ないんです。計画も立てられないんです。その中で、雇用を守り続けなければならないんです。今日、話の中で出たのは、「皆さん思ったより元氣ですね」と言う言葉がありました。その元氣そうに見える原動力をよくよく考えると、ある種の怒りじゃないかと思いました。一生懸命やってくださっているのかもしれないが、スケジュールを明確に出せない事で、やり場のない怒りを原動力にするしかないのが、今の被災法人の本音じゃないかと思います。我々だけの声は、とてもとても小さく、票数にしても少ない奥能登の声など、無視されているかのように感じています。だからこそ、お願いします。能登の声を拾ってください。能登の声を広げてください。人が住めなくなる地域を放置することは、国防の観点からも危険です。人が住めない理由を出す事は簡単です。それをどうしたら住めるようになるのか?住みたいと思ってもらえるようになるのか?未来に向かって思考し、行動する事こそが大事だと我々は考えています。ですので、なにとぞ、お力を貸してください。能登の声を受け取ってください。クラファン終了まで、なにとぞ応援・ご支援のほど、お願いします。





