【原宿はらっぱファーム】都心の1500㎡でオーガニックなみんなの畑を作ろう!

【原宿はらっぱファーム】渋谷区原宿エリア。店舗や住宅がぎっしりと立ち並んだ一角にずっと空き地だった国有地があります。広さはテニスコート約7面分の1500㎡。なんとここが1年間限定の畑になります! 土(堆肥)を作り、野菜を育て、その菜園を維持管理するための人件費や設備・資材調達の資金を集めます

現在の支援総額

1,778,500

53%

目標金額は3,330,000円

支援者数

208

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/03/03に募集を開始し、 208人の支援により 1,778,500円の資金を集め、 2025/04/03に募集を終了しました

【原宿はらっぱファーム】都心の1500㎡でオーガニックなみんなの畑を作ろう!

現在の支援総額

1,778,500

53%達成

終了

目標金額3,330,000

支援者数208

このプロジェクトは、2025/03/03に募集を開始し、 208人の支援により 1,778,500円の資金を集め、 2025/04/03に募集を終了しました

【原宿はらっぱファーム】渋谷区原宿エリア。店舗や住宅がぎっしりと立ち並んだ一角にずっと空き地だった国有地があります。広さはテニスコート約7面分の1500㎡。なんとここが1年間限定の畑になります! 土(堆肥)を作り、野菜を育て、その菜園を維持管理するための人件費や設備・資材調達の資金を集めます

社会課題の解決をみんなで支え合う新しいクラファン

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TWIGGY,松浦美穂さんとプロジェクトリーダー美喜子の特別対談!
「原宿はらっぱファーム」の隣にあるヘアサロン「TWIGGY,」のオーナースタイリストであり、ファッションリーダーたちから高い支持を得ている美容業界のトップランナー松浦美穂さんを、ファームにお迎えしてお話をしました。(以下敬称略)

※ 少し前の対談ですが、とても素敵なお話だったので、投稿いたします。

原宿はらっぱファームの実現はお互いの願い

美喜子:松浦美穂さんのことは、今回のプロジェクトで国有地を借り、私たちに再委託してくださった渋谷区の長谷部区長から、「畑をやるなら松浦さんとぜひ一緒に」というお話で伺っていました。その後、実際に畑になると美穂さんが聞かれた時、うるっと涙を浮かべられたのを見て、そこまで思ってくださっていたことに驚きました。

松浦:自分たちで畑などをやろうかと最初は思ったんですけれど、1500平米の土地ですよね!広すぎて。区長に「こんな土地を放っておくんですか」とお話ししたこともあります(笑)。国有地だから仕方がないねと話していたので、美喜子さんたちが活動してくれると聞いて、本当に朗報でした。

美喜子:あ、このルッコラ、松浦さん食べましたっけ?このお花のここから上の部分、お花っぽい甘さがあるでしょう?

松浦:(食べてみて)うん、ちゃんとルッコラの味!知らなかった、ルッコラのお花を食べていいって!

美喜子:食べられるお花って結構ありますよね。これでサラダとか作るとね、すごく可愛いんですよ。


土と、地球と人間の循環ストーリー、頭皮も土もつながっている

松浦:3.11の時、秋田でお米を作っていたんですが、地震があって、東北地域の土地をどうすれば浄化できるか考えていました。土をデトックスし、綺麗にする方法を火山灰など色々調べたりするうちに、人間の体に入るものも土に入るものも、大きくは変わらないことに気づいたんです。土から食べ物が出てきて、それを食べて腸活で消化吸収し、そこで余分なものや無駄なものが頭皮などから脂などとして出てくる。無駄なものがたくさんあると気づき、土から人間への循環、地球と人間の循環があると考えました。そこから、頭皮の無駄なものはデトックスしなければと、オリジナルプロダクトでクレンジングクレイを作るに至ったんです。その際に、クレイに入れられる火山灰は何ですか?と専門チームに聞いたりもしましたが、その頃から土と人間、頭皮とがリンクしていましたね。

美喜子:なるほど。昨日、金澤晋二郎さんの『「土」の本』という本が届いたのですが、『「土」の消滅は地球の破滅』と書いてありました。この本にも美穂さんは関わられているのですよね?

松浦:この方もとてもおもしろい方ですし、九州大学の病院で医療廃棄物を土に還す研究をされている方がいらっしゃるんですよね。それを聞いて、医療廃棄物が土に還るの!?と驚きました。それで話を聞きに行ったら、研究がかなり進んでいて、色々な可能性があるそうです。それなら、髪の毛もただゴミになって燃やしているだけでなく土に還る可能性があるかとお聞きしたところ、髪の毛も全然問題なく自然に還るという報告を、現段階では聞いています。

美喜子:私もつい先日、髪の毛をかなりの割合で切ったので、それをヘアマットというものにしてもらいました。髪の毛はヘアドネーションで寄付するということは知っていましたが、ヘアマットというのは初めて聞きました。

松浦:そうですね。確かにヘアドネーションはよく知られていますが、ヘアマットというのは、2020年にインド洋のモーリシャス沖合で日本の貨物船が座礁し、約1000トンの重油が流出した事故が発生したことがきっかけで始まったんです。油まみれになったモーリシャス沖で、髪の毛を波打ち際に置くと水が綺麗になったことから、地元の人々が髪を寄付して油の回収に役立てたということです。そのことからすると、髪の毛が重油を吸うということは、色々なものを吸う可能性がある。美容師としては髪の毛のことは今更のことだけれど、多くの気づきがありました。ただ切っているだけではいけない。切ってヘアスタイルを作り、目指すラインを出し、エッジの効いた髪を作るためにも頭皮を耕さねばと思いました。そうして、頭皮を耕すことと髪の毛が重油を吸うことが一致したんです。これが人間の循環が一つのストーリーとして表れていると思いましたし、土も同じですよね。全て、野菜も木も、結局は土の話に戻るじゃないですか。だから地球も人間もイコールで考えられていないと未来はないし、どちらも犠牲にしてはいけないと思うんです

美喜子:美穂さんに「自分をもっと大事にしなきゃ」と言われ、そう思いました。

松浦:そう、頭皮ケアは重要ですからね、美喜子さん。頭皮ケア、入りますよ〜!美喜子さんは、やはりこのプロジェクトのこともあり、色々悩んだり行動したりして、溜まっているものがあるのに放っておいた、と。
美喜子:美穂さんには丸見え(笑)他の人には誤魔化せても、美穂さんには一目瞭然で、そのことを指摘されました。

松浦:どうしても頭皮から見ちゃうんですよ(笑)


ファームへの願いー大人が楽しみ、子どもも体を通して学べる場に

美喜子:ここの「原宿はらっぱファーム」は一年間の期間限定で来年の1月までですが、美穂さんがこのファームに期待することはどんなことですか?

松浦:ずっと考えていたことがあります。TWIGGY.としてではなく、一個人として。それは、大人が楽しむと同時に、子どもたちが学びを得られる緑豊かな場所であり、人間のクリエイティブな力や可能性と地球環境の両方に貢献していく場であることです。

娘を夏休みにバリのグリーンスクールというところに2週間だけ行かせたのですが、そこで素晴らしいと思った学びは、地球と人との循環を綺麗に教えてくれたことでした。人間が排出するものから地球とつながり、そこから肥えた土地ができ、農作物ができ、それを食べてまた排出するという循環。その循環の教えと共に、子ども一人ひとりのクリエイティブな部分を見出していくことに、私はとても強く共鳴しました。学校での“お勉強”とは別に、こういったことを体を通して経験、体験していくことが、この東京、渋谷区であるべき姿なのではないかと感じました。その後、渋谷区長の長谷部さんとお会いした時にそのお話をさせていただいたことがあって、緑を作るなら、同時にその場に子供の教育があればいいのではないか。大人が楽しむ緑があって、そこに子供が楽しむ学びの場としての教育がそこにあればいいのではないか。そうご提案したことがあります。その体験は食べることでも見るもの良いと思っていて。食べることからクリエイティブまで、というのは人間でしかできないことですよね。その人間の計り知れない力と可能性、そして地球の環境を両方守っていけたら。それを渋谷から、渋谷の野菜、渋谷のコンポストで作っていけたら。ジャングルであったり畑であったり、子どもたちがそこで木々をとって制作していくアーティストとして育っていく場があったら。そんな空想、妄想をいつもしています。


人から排出されるものは地球に還していける循環を、そのきっかけになれば

美喜子:ここではコンポストの木枠があるんですけれど、コンポストで生ごみを土に返していくということをしますし、他にも美穂さんが言われていた、自分たちがトイレに捨てているようなものも、何らかの形で土に還していければと、実現するかは分かりませんが考えてはいますね。

松浦:そう、モデルハウスなんかでコンポストトイレ、というものがあったら最高ですよね。それがソーラー発電などで電気分解できるなど、今の時代にフィットした、排泄・排便が不潔ではなく土に還ることを見せることが、もしもできたら、子どもたちも大人たちも嬉しい未来かなと思いますよね。
美喜子:本当に、みんなびっくりすると思いますよね。今は排泄物は切り離されたものとして考えられていますけれど、それが実は土を豊かにするんですよね。私たちは土から採れたものを全部捨てちゃって燃やして、結果土がどんどんやせてきちゃっているから、それを元に戻して循環させていく。そのきっかけをここで何かできないかなと。この場所で出来ないとしても、その未来につながるように活動していきたいなと思います。
松浦:渋谷から発信できる学びの場、トライアルだったり、そういうことに共鳴してくれる方ってまだまだたくさんいると思いますよね。このプロジェクトのクラウドファウンディングでも私、支援していますし、多くの方に知っていただきたいですね。

美喜子:はい、ありがとうございます。自分たちは中心でやっている側なんですが、「みんなで一緒にやっていきましょう!」という気持ちなんです!是非ここにきて、みんなで一緒に作っていきましょう

(文章: SNS担当 Aki.)

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