⚘𖤣𖥧𖥣𖡡𖥧𖤣 まえがき 𖤣𖥧𖥣𖡡𖥧𖤣⚘初めまして、原宿はらっぱファーム発信担当のあっきーです。クラファン残り1日!これからリーダーの美喜子さんをはじめ、メンバーの皆さんからのメッセージをこちらでお伝えしていきます。❁美喜子さんの動画によるメッセージはInstagramでご覧いただけます。こちらをクリック → 前編 後編〜私たちは循環するひとつながりの「いのち」〜それを表現する活動原宿はらっぱファーム プロジェクトリーダーの美喜子です。コンポストアドバイザーとして、コミュニティコンポストを取り入れたい方々へ、講座や講演、コンポストの準備サポートの活動中です。過去には絵描き、催眠療法や心の教育相談員など心に関わる活動もしていました。これらの活動は全部つながっているなと思っています。それはつまり、私たちは循環するひとつながりの「いのち」ということ。この思いをさまざまな活動を通して表現しています。 10年以上も思い続けてきた願い。都心の「国有地」を畑で活用という奇跡を多くの方からの支援で実現遡ると2012年から2013年頃にかけて、都心の真ん中、表参道などで植物を介して人が集まる、循環を大事にした暮らしをしたい思いが強く湧いてきたんですよね。ですが都市の真ん中で畑をしたり植物を植えることって、ものすごくお金がかかるし、知ってる人もいないし、無理だなと思って。ずっと、いつかね、とそう思っていたんです。そこから本当にいろいろなきっかけがあり、コロナ真っ只中で原宿周辺に移ってきました。本当にやりたいことをやろうと腹をくくってやってきたんです。すると、たまたま近所に「国有地」と書かれた誰も入れないはらっぱがあって。私達は屋上のプランターでしか野菜を育てられない状況なのに、渋谷区ではとっても貴重なこの土地が本当にもったいないと思いました。ですが、国の土地は無理だろうと思いながらも、畑にさせてもらいたいと独り言のようにずっと言っていました。そのはらっぱを通るたびに、「みんなのためになるようなことをするから、私に貸して!」って言って。その後、2023年に都市農地活用支援センターというところでこの国有地のことを相談してみました(私はそこで現在もアドバイザーをしています)。すると、そこから国有地を管轄する財務省や農水省、国交省に連れて行ってくださり、自分の企画を一緒にお話することができたんです。最終的には、昨年の秋、渋谷区が快く間に入ってくれて国有地を渋谷区が管理するという契約を結んでくださいました。私たちは渋谷区から再委託という形で、その土地の活用方法として畑があり、管理しながら畑もやっていいという形で進んでいます。というのも国有地は自治体か町会でないと契約できないことになっているんです。過去にさまざまな方がその土地の活用を試みられたようですが、どこも実現には至らなかったところを、奇跡的にここまで至ることができました。名が知られているわけではない私が、です。ここまで実現できた背景には、本当にいろんな方にお世話になってきたことが大きいです。直接的なことだけでなく、私がコンポストのことに集中するあまり疎かになってしまうことや金銭面でのこと、そういった時にいろんな形で皆さんが助けてくれましたね。本当に感謝です。「原宿」という一等地の広大な畑で実現したいことこのプロジェクトの場所は、1500平方メートルの国有地で、原宿駅から1kmぐらいのところにあリます。都会にしては広いはらっぱなんです。そこを「原宿はらっぱファーム」と名付けてもらって、“はらはらファーム”とみんなで呼んでいます。 渋谷区の地域住民と支援者で作る「都市農地と防災のための菜園協議会」と、地域の方々と菜園の専門家などが集まってできた仲間が契約しています。1年間限定で国から渋谷区に管理委託される形ですね。実現したい内容は・都心でも美味しい野菜を自分で作れること・生ごみや捨てられている有機物を土に還すと、土が元気になること・自然の循環に沿った生き方を大切にしていきたいということ以上のことを主に進めていきます。「防災」という内容も含まれていますので、防災に関する取り組みもこの1年の間にできればと思っています。ファームの実験的な取り組みで地域のつながりを作り、この先、そして全国へはらはらファームでは、地域の生ゴミやその他の有機物を堆肥化するという実験をしていきます。そのほかにも実験的なこととしてさまざまな案を考えています。具体的には、石膏ボードを土に混ぜることや堆肥の有無での比較、また、ファームの近所に「おたふくわた」さんという創業180年以上の会社があり、廃棄されている大量のお布団の綿を土に入れる実験もやりたいと思っています。期限が1年しかないのにファームをやるというのは、大変チャレンジングなことなんですが、それでもやろうと思ったのは、4年半の間ずっと抱えていた思いが実現したということと、原宿や渋谷という土地の知名度を生かして、サスティナブルな暮らし、自然を大事にした暮らしを広めていくチャンスだなって思ったんですよね。コンポスト(生ごみや落ち葉などの有機物を微生物の働きで分解・発酵させて堆肥をつくるもの)は普及させたいと思っても、臭いや虫のことが気になるという意見が多く聞かれたり、コンポストで堆肥を作っても使う場所に困るという人が少なくありません。でも、例えば堆肥の使用は、店舗前の植樹やお花に活用して化学肥料を購入して入れる代わりにしたりするなど、地域の中で個人でも使える場所はたくさんあるでしょう。そうして人との、地域の中でのつながりを作ることである程度解決していけると思っています。これらの実験をしながら、サスティナブルな暮らし、自然を大事にした暮らしを広げていきたい。たとえ1年で終わったとしても、この自然の循環や環境への意識はこの地域では1年前と比べ物にならないほど広まっていると信じていますし、この原宿から土地の知名度を生かして全国にも広めていきたいですね。 原宿という発信力を活かして、自然の循環への意識そのものから変えていきたい原宿でサスティナブルな循環ができているつながり、地域などで人とのつながりを作る。そのことで地域に還元していけると思いますし、渋谷区のイメージがきっと良くなりますよね。そういったことが本当に普通のことになる意識にしていきたいんです。その意識というのは、例えば、自分たちが何かを燃やすときに、びしょびしょに濡れたものを燃やそうとは思いませんよね。ですがゴミの焼却炉では毎日びしょびしょの生ごみを燃やしているわけです。そこに、不自然さに気がつくと意識し出す人もいると思うんですよね。このような今まで意識に上がってこなかったものに気づいて、意識し始めることを、発信力の高い原宿から広げていく。それで日常が変わってくる方が増えていくことを願います。▲ファームのお隣、TWIGGY.の松浦美穂さんも共に楽しみにしてくれています自身のピュアな願いを諦めないこと、それが周りへも幸せの貢献に今回の原宿はらっぱファームだけに限らず、お伝えしたいメッセージがあります。それは、自分で決意したことを諦めないで、ということです。あの国有地、これまでいくつもの団体や自治体が働きかけても活用に至らなかった土地を畑にするということが、私がここ数年で一番わくわくすること、力が出ることだったんですよ。ただそのことを、そんな非現実的なことを考えていないで、もっと現実的なことをやった方がいいと言ってくれる人もいる。ですが、私はそう言われても辞める気にならなかったんです。たった1年のプロジェクトだけれど、4年半思い続けたことが現実になった。それだけで元気が湧いてきますし、話していたことが現実になったことで「パワーをもらえた」と言ってくださる方も周りにいらっしゃるんですよね。 ご自身のピュアな願いを諦めずにいてほしい、それが周りの方の幸せにもつながることなら思いがけないカタチで現実化するということを、皆さんにもぜひ体験してほしいです。クラファンラスト!みんなで作りませんか?クラウドファウンディングが4月3日まで、いよいよあと1日です! このプロジェクトは私たちが中心にやっていますが、皆さんと一緒に進めて大きくしていきたい動きなんです。LAでは街に“JOIN THE GREEN MOVEMENT”と大きい看板が出ているんですよね。同じように、この東京、原宿でも、それ以外の地域の皆さんとも一緒に、この活動を、プロジェクトを盛り上げていって、いのちのつながり、循環を作っていきましょう!





