ピアノの鍵盤部分をキャンバスに!イラストや写真で自分だけのピアノに変身!

イラスト等を印刷したカバーをピアノの白鍵に被せることでイラスト・写真などを楽しめる「ピアノーラ」を製作中です。カバーなので、既存のピアノに被せて、そのまま演奏できます。厚さは約1.5mm、表面はアクリルなので弾き心地はほとんど変わりません。

現在の支援総額

271,000

4%

目標金額は5,625,000円

支援者数

13

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/05/20に募集を開始し、 2025/06/30に募集を終了しました

ピアノの鍵盤部分をキャンバスに!イラストや写真で自分だけのピアノに変身!

現在の支援総額

271,000

4%達成

終了

目標金額5,625,000

支援者数13

このプロジェクトは、2025/05/20に募集を開始し、 2025/06/30に募集を終了しました

イラスト等を印刷したカバーをピアノの白鍵に被せることでイラスト・写真などを楽しめる「ピアノーラ」を製作中です。カバーなので、既存のピアノに被せて、そのまま演奏できます。厚さは約1.5mm、表面はアクリルなので弾き心地はほとんど変わりません。

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2025/05/26 23:10

皆さん、こんにちは!

ピアノーラの開発者の一人、小嶋恒(こじま ひさし)です。

5月20日からクラウドファンディングを開始し、今日で7日目です。

現在、9名の方にご支援いただいています!

リターンの金額、目標金額ともに高額になってしまいました。また、大手メーカーではなく無名の2人が作っているものに対してご支援いただき、誠にありがとうございます。


今回、量産に向けて金型製作費などを集めるためにクラウドファンディングを実施しています。金型製作にどうしてもお金がかかってしまうため、目標金額が高くなりました。今日は小嶋がピアノーラのプロジェクトを始めるまでの経緯をご紹介いたします。


(1)自己紹介

佐賀大学大学院 博士後期課程3年です。大学の学位は、

普通の大学4年間(学士)→2年間(修士)→3年間(博士)

となっており、私はそこの9年目ということになります。ただし、今年4月から休学しており、現在10年目です。

大学院では情報科学を専攻しており、検索エンジンを作っています。つまり、専門はITです。

(2)私の環境

学部のときには同級生が60人以上いました。修士に上がる際に多くの人が就職し、修士の同級生は10人くらいでした。博士に上がると同級生は誰もいませんでした(みんな修士で就職しました)。

学部と修士で研究内容は違いましたが、研究を進めて実用化し、実際に社会の役に立つところまで持っていきたかったので、修士や博士に進みました。

博士課程では同級生がいないので、研究室の後輩と積極的に話すようにしていましたが、その後輩も私よりも先に卒業します。

SNSを開くと同級生の結婚、出産報告や旅行などの投稿が目に留まります。

一方私はというと、給料ももらえず、世界中で誰もやっていないことに取り組んでいて大変です(誰かがしていることをそのまましても研究にはなりません)。

正直、しんどいです!!!

(3)ピアノを始めたきっかけ

そんな1年前のある日、修士卒業後就職した友達と話していたら「生涯続けられる趣味っていいよね」という話になりました。

周りは給料をもらって楽しそうだったり、結婚して幸せそうな中、自分はお金もなく四六時中パソコンの前で作業し続けることに耐えられずパソコンから離れる時間が欲しかったので、パソコンから離れられる趣味を始めたくなりました笑

私は音楽が大好きでよく聴いています。学校で鍵盤ハーモニカとリコーダーは習いましたが、それ以外は何もしたことがない素人です。

ですが、楽器を弾いてみたかったので、学部生の時にクロマチックハーモニカを買ってみました!ハーモニカを選んだ理由は、電源不要で持ち運びが簡単だからです。

購入したハーモニカ

しかし、続きませんでした。理由は、

・綺麗な音を出すことが難しい

・音感に自信がないので正しい音を出せているかわからない

・アパートでは近所迷惑になるから部屋で練習できない

でした。友達と話している時に「電子ピアノならこれらの問題を解決できる!」と思い、1年前の4月に電子ピアノを購入しました。

購入した電子ピアノ

(4)ピアノの難しさ

私は「他の人ができていることなら自分にもできるんじゃないかな!」と気軽に始めてしまいます。自動車の運転免許取得などはその考えで良かったのですが、ピアノではダメでした。

届いたピアノでいざ弾いてみようとすると、鍵盤は白と黒で何も書かれておらず、「ド」の鍵がどこかすらわかりません。ピアノを見たことはもちろんあるので、鍵盤が白黒なのは分かっていましたが、いざ目の前にすると違いますね。

ピアノ演奏では右手と左手が別々に動くことも知っていましたが、気にしていなかったので、実際にやってみるとその難しさに絶望しました。ピアノを弾ける人たちを心の底から尊敬した瞬間です。

(5)ピアノーラのきっかけ

ピアノへの認識が甘かったと絶望しながらも、研究室にピアノを趣味で弾いている後輩がいたので、アドバイスをもらいながら練習しました。

最初に弾いた曲は、ピアノを購入したときに付いていた楽譜にあったグスターヴ・ホルスト作曲の「Jupiter」(簡単に弾けるように編曲されたバージョン)でした。

Jupiterの練習では、まず弾きながら楽譜を覚える、覚えたら鍵盤と手を見て練習する、としていました。楽譜を覚えたら、白黒の鍵盤をずっと見ながら弾くことになりますが、そのときに「ここに星空のイラストがあったらJupiterに合うな」と思いました。

イラストレーターさんに実際に書いていただいた星空のイラスト

アドバイスをくれていた後輩にそのことを話したら、意気投合して一緒にこのプロジェクトをやることになりました。

ちなみに、私たちの専門はITなので、今回のような製造業の知識は全くありません。しかし、ここでも「他の人ができていることなら自分にもできるんじゃないかな!」と気軽に始めました。

今回はやって良かったと思います!

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